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マルク・アンドレ・フルーリー

NHLの期待の若手8人のサインを「ネクストワン」ということで紹介したが、「ネクスト・ワン」ということになると、オフェンスの選手に限られてしまう。NHLにはもう1人、是非紹介したい期待の若手選手がいる。それが、ペンギンズのゴールキーパーのマルク・アンドレ・フルーリーである。2003年のドラフトでは、全体1位でペンギンズに指名された。ゴールキーパーの全体1位指名は長いNHLの歴史上初めてのことだと報道されていたように記憶している。昨シーズンの1試合平均失点は2.8点で、毎シーズン2.0点前後のハシェク等には及ばないが、逸材であることを証明し続けている。
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フィーゴ

サッカーについてはあまり知らないので、紹介だけにとどめるが、ポルトガル出身のフィーゴのジャージのコレクティブルである。私としては、ロナウドと一緒のチーム、レアル・マドリッドの選手というイメージが強いが、今はイタリアのインテルに所属しているという。超一流の選手が名門チームを渡り歩くというのは、どんなスポーツでも珍しいことではないが、サッカーは特にそうした移籍が話題になりやすいような気がする。日常茶飯事ならばニュース性も弱いかというとそうでもなく、そのあたりは、やはりサッカーという種目の人気のせいなのだろうと思う。コレクティブル自体は、ジャージの白色の部分だけなので、あまり面白くない。
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ダヴィンチコード・デコーデッド マーティン・ラン

本書は、キリスト教や西洋史に出てくるような歴史上の人名やその時代といった基礎知識のない人間にとっては、当初「この人誰?」「いつ頃の話だっけ?」ということも多く、ややつらい面がある。おそらく欧米の人にとっての常識と日本人の知識の隔たりのせいかもしれない。そのあたりの溝を翻訳で埋めるというのは無理な相談だろう。しかし、本書は、キリスト教や西洋史を頭にしっかりたたき込むために読む本ではないと割り切り、判らない人名も気にせずに読んでいくと、そのうちに気にならなくなり、内容自体の面白さにどんどん惹かれていく。理路整然と体系的にこのあたりの知識を得たいという人に本書は不向きかもしれないし、本書を読んでも、秘密結社の存在やその歴代総長の話などはどこまでが定説でどこからが推測なのかを見極めることは出来ない。但し、ダヴィンチコードを読んで興味を覚えた、これまでと違う歴史観やキリスト教に対する考え方を、ある程度のしっかりした本でふくらませたいという希望にはうってつけの本だと思う。類書を他に2冊読んだ感想で言えば、本書は、あまり興味本位でもなく、かといってあまりがちがちでもないそのバランスが持ち味のような気がする。この本と、もう1冊、図や写真の多い類書を読んでおけば、ダヴィンチ・コード・ブームの先端にいることが可能という気がした。(「ダヴィンチコード・デコーデッド」マーティン・ラン、集英社新書)
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