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ドロレス・ハート サイン プレスリー映画

「さまよう青春(Loving You)」「闇に響く声」等でのエルビス・プレスリーの相手役として知られるドロレス・ハートのサイン。彼女自身は、エルビス・プレスリー主演の娯楽作品にいくつか出た後、「ボーイハント」「剣と十字架」といった文芸作品にも出演している。彼女については、前者の「プレスリーの相手役」という印象が強いが、後者の文芸作品での彼女の演技を評価するファンも多い。但し彼女自身は、プレスリーとの共演でデビューしてから10年弱で早々に引退、出演作品は20本もなく、その後TVなどにもほとんど出演していないようだ。
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赤めだか 立川談春

落語家の立川談春が修行時代・前座時代を綴ったエッセイ集で、人情話あり、笑いありの好著だ。落語は結構好きで、会社帰りの息抜きにも丁度良かったので、社会人に成り立ての頃、池袋の演芸場によく行った。その時からどちらかというと最後の方にでてくる名前を知っている真打ちよりも、まだあまり慣れていないような若手の落語の方が気楽に聞けて楽しかったのを覚えている。出演者よりも観客の方が少ない夜もよくあったが、そんな時はそうした若手の話の方が気楽に聞けたからだったと思う。この本を読むと「前座は人前で落語をすることを許されていない」ということなので、あのとき見た「こんなに下手で大丈夫か?」と思うような出演者も、この本に書かれている前座よりは上手な落語家だったことになる。落語家の道のりの大変さが良くわかる。落語家の世界がよく判って大変面白く、古典落語を久しぶりに聞きに行きたいなぁという思いが募る。それにしてもTVでみるとアクの強いあまり好きなタイプでない「立川談志」の人間としての真っ当さ、弟子思いのやさしさが全編から立ち上ってくる。(「赤めだか」立川談春、扶桑社)
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マイク・モダノ サイン NHL

ダラス・スターズが1999年に初のスタンレーカップ優勝を果たした時の中心選手マイク・モダノのサイン&コレクティブル。当時のスターズは、ブレット・ハル、ジョー・ニュ-エンダイクなど、500ゴールクラブの殿堂入り確実な選手を何人も抱えたまさにスター軍団(スターズ)で、スタンレーカップ決勝の常連という感じだった。但し、今から記録を振り返ってみると、スターズの実際のスタンレーカップ優勝はこの99年の1回だけだったことが判る。スタンレーカップ優勝の難しさが良く判る。
 個人的には、彼のコレクティブルに対しては特別の思いがある。96年アッパーデッキ社が、世界で初めて選手のジャージ入りのホッケー・カードを6種類ほど製造した。その中の1枚であるモダノのジャージを入手したのが、私が最初に手にしたコレクティブルだったからである。今はもう手放してしまったが、そのデザインの良さは秀逸であった。彼のサインは、名字・名前が横一線につながっており、あまりうまいとは言えないが、結構個性的で面白い。
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ジョーカー・ゲーム 柳広司

戦前の日本の諜報機関「D機関」を巡る5つの短編からなる本書だが、ただのスパイ小説でもミステリーでもない。スパイという職業を突き詰めていくとどうなるか、その究極の世界がいろいろなシチュエーションで描かれていて、1つ1つの話が大変面白い。また、D機関を操る「魔王」と呼ばれる結城中佐の悪魔的な活躍のすごさ、戦前のセピア色の世界の叙情、謎解きの面白さ等、いくつもの魅力を存分に楽しめる大傑作だと思う。結城中佐の超人的な暗躍を活躍をまだまだ読みたい、たったの5話ではまだ読み足りない、是非シリーズ化して欲しい。(「ジョーカー・ゲーム」柳広司、角川書店)
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ブルームーン・オドム サイン MLB

かつてのMLBの名投手「ブルー・ムーン」オドムことジョン・オドムのサインである。オークランド・アスレチックスを中心に60年代70年代前半に主に活躍した名選手である。彼をストッパーに擁したアスレチックスは、72年から75年までの3年連続でワールド・シリーズのチャンピオンに輝いている。その間のオドムの成績は42イニングで防御率1.07というほぼ完璧に火消し役を務めたようである。何故そのようなニックネームが付けられているのかは定かではないが、本人も気に入っていたのであろう、サインも本名のジョンではなく「ブルー・ムーン」と書かれている。
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ボビー・クラーク サイン NHL

NHLフィラデルフィア・フライヤーズの名センターで元キャプテン、ボビー・クラークのサイン。15年間のNHL現役生活を全てフライヤーズでプレイし、引退後も同チームのコーチ、GM、会長を歴任した、まさにフライヤーズ一筋の人だ。1974、75年のフライヤーズの連続スタンレーカップ制覇時もキャプテンとして活躍した。この時のフライヤ-ズは強いと同時に激しいプレーが売り物のチームで、見た目の通りそのキャプテンである彼もラフプレーを得意とする選手だった。キャプテンシーとラフプレーの両方で一時代を築いた選手といってよいだろう。
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カラット探偵事務所の事件簿 乾くるみ

あの心底驚かされた「イニシエーション・ラブ」の作者による最新作ということで、アッと驚く仕掛けを期待して読んだのだが、それなりに楽しかった。「あのイニシエーションラブの乾くるみだから何かやってくるだろう」という期待に答えようとするあまり、やや無理筋のような仕掛けも見受けられるが、期待に答えようとする真摯な態度は実に立派である。また4つ目の短編「別荘写真事件」には正直びっくりした。短編が6つ収められている本書、最初の3つまで読んで「軽い本だなぁ」「こんなもんかなぁ」と思っていたら、この4つ目の話にきて本当に「なんだこれは?」という感じだ。作者の頭には「こんな話を書いたら読者から怒られるのではないか」という心配はなかったのだろうか。これだけ読者をおちょくった「小説」も珍しい。私としては「怒る」というよりも、とにかくこういう小説を書くユーモア感覚に脱帽だ。(「カラット探偵事務所の事件簿」乾くるみ、PHP研究所)
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アンナ・クルニコア サイン テニス

女子プロテニスの人気スター、アンナ・クルニコアのサイン。当ブログでの彼女のサインの紹介は2007年12月18日についで2回目となる。あえて同じ人物の違うサインを2度紹介するのには訳がある。それは、ある人物のサインの経年変化という話をしたいからである。前に紹介したサインが書かれた時と今回のサインが書かれた時期にはおそらく5年以上の隔たりがあると思われるが、両者を比較すると非常に良く似ていることに驚かされる。即ち、彼女のサインは、殴り書きのようにみえてかなり安定した形状を維持しているということである。人気スター故にサインをする機会は非常に多いと思われ、こうしたやや投げやりな感じを受けるサインも、形状を安定させるためにやむを得ない工夫なのだ、ということがはっきり判って大変面白い。
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ジセラ・ダルコ サイン テニス

アルゼンチン出身のプロテニスプレーヤー、ジセラ・ダルコのサイン。ワールド・ツアーの成績をみると、シングル優勝3回、ダブルス優勝6回を数えるが、4大大会の成績は4回戦進出が最高ということで、まだトップ・プレーヤーという域には達していないようだ。ダブルスでの優勝の中には、日本の浅越しのぶ選手とのペアでの優勝もある。
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世紀末画廊 澁澤龍彦

澁澤龍彦の河出文庫の芸術評論の本は学生時代から彼が亡くなるまでに30冊以上は読んだだろうか、あらかた全部読んだと思っていたが、本書の裏表紙の文庫ででている本の一覧をみたら49冊もあり、記憶にない題名のものも多かった。いつのまにこんなに刊行されていたのだろう。おそらく澁澤の熱狂的なファンの要望に応えて、死後も少しずついろいろな形で刊行され続けていたのだろう。そうした時間の隙間を埋めたいという気持ちで読んだ本書だが、独特のぺダンチックな文体に久しぶりに接し、本当に懐かしい思いがした。絵画や文学が奔放に語られ、全く知らない画家や作家の名前がたくさん出てくるのだが、それでも澁澤の思考を追いかけるのは本当に楽しくて懐かしい体験だ。
 但し、読んでいて思ったのだが、今の読み方は学生時代とはかなり違うように感じる。昔より、彼の思考回路が良く判るような気がするのだ。彼がこうした文章を書いた年齢と同じ年代になったからかもしれない。読んでいて特に面白かったのは、「シュルレアリズム、熱狂の探求」の章だ。その中でも「幻想美術とはなにか」は、今だからわかる感覚もあって本当に面白い。
 それからもう1つ読み方の大きな違いは、全く知らない画家のことが書かれていて、どういう作品を残した画家か知りたくなった時、インターネットで簡単にその画家の作品を簡単に調べられるようになったことだ。学生の時は、それを想像で補いながら読んでいたのだろう。インターネットで調べていて1つ驚いたのは、渋沢が語る、私の知らないいろいろ画家や作家が意外なほど最近の人だということだ。中世の芸術や象徴派が彼の興味の中心だとの思い込みもあったのだが、彼は80年代の芸術家を80年代に語っていたのだ。道理で知らない名前が多いはずだが、その現代性には舌を巻かざるを得ない。(「世紀末画廊」澁澤龍彦、河出文庫)
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キース・カチャック サイン NHL

NHL稀代のポイントゲッター、キース・カチャックのサイン。すでに通算500ゴールを越える記録を持っており、引退後の殿堂入り確実の名選手である。フェニックス・コヨーテ時代の彼は、得点に対する嗅覚の鋭さを感じさせるプレーが光っていたし、アメリカ・ナショナル・チームでの活躍もすごかった。彼は昨年度まではセントルイス・ブルースにいたが、昨期はブルースとアトランタ・スラッシャーズとの間で、彼とスラッシャーズが持っている次のドラフトでの第1位指名権とのトレードという変則的な形でのトレードが行われた。そのため彼の履歴をみると一時期アトランタ・スラッシャーズの選手になったとされている。しかし、この辺の事情は良く判らないが、現在の在籍チームをみるとまたブルースに戻っているようなので、おそらく彼自身がそのトレードを拒否したのかもしれない。殿堂入り確実の名選手にも関わらず、誰とも判らない新人選手獲得のための駒とされるあたり、NHLなどアメリカのプロ・スポーツの厳しさを感じさせる出来事である。
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ショーン・フィギンス サイン MLB

大リーグのロサンジェルス・エンジェルスのリードオフマン、ショーン・フィギンスのサイン。2004年にピンランナー要員として大リーグに本格デビューした後、足の速さを評価されて2005年にはリードオフマンに抜擢された選手である。これまでの通算打率.291とスィッチヒッターとしてははなかなか立派な成績である。盗塁数もコンバートされた直後の2005年にエンジェルスの球団記録62(同年の盗塁王)を記録しており、期待通りの活躍をしていると言ってよいだろう。2006年9月にはサイクルヒット、ランニング・ホームランといった足がなければ達成できない記録も残しているし、2007年7月には月間53ヒット、打率.461といった記録もある。コンスタントに良い成績を残せればイチローに次ぐ名選手になれるかもしれない。
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カラスの親指 道尾秀介

作者の本の特徴である後半のどんでん返しは本書でも健在だったが、あまり驚きはなかった。作者のそうした手法に慣れてしまったせいか、明示的に予想できていたわけではないにもかかわらず、あまり大きな驚きではなかった。もう1つのあまり驚かなかった理由は、どんでん返しの性格である。どんでん返しには2通りあって、1つは読者をその書きぶり・言葉遣いで間違った理解に誘導しておいて、最後に種明かしするという類のトリックである。例えば、「彼」という指示代名詞を使って記述し、読者には「彼=登場人物A」と思わせておいて、実は「彼=登場人物Bでした」と種明かしするようなトリックである。この場合、騙されているのは読者のみで、語り手は同じ事象を別の内容のものと理解していることになる。もう1つのどんでん返しは、謎が語り手にとっても未知のものであるようなトリックである。両方とも、あまりやりすぎると「アンフェア」とのそしりを受けるが、読者にとっての「騙された」という思いは、前者の方がかなり大きい。前者の方が、書く方としても難しく、読者もあまりそうしたトリックに慣れていないので、驚きも大きいのだと思われる。私としては、本書の作者は「乾くるみ」と並んで前者のトリックの第一人者というイメージがあったので、本書のような後者のトリックでは物足りないと感じてしまったのではないかと思う。内容的には、完全なハッピーエンドなのだが、こうした話が読んでいて不自然に感じられない社会には恐ろしさを感じざるを得ない。(「カラスの親指」道尾秀介、講談社)
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フランク・マホブリッチ サイン NHL

NHLの往年の名プレーヤー、フランク・マホブリッチのサイン。1950年代から70年代初頭までNHLのトロント・メープルリーフ、デトロイト・レッドウィングス、モントリオール・カナディアンズと名門3チームで活躍、「ビッグM」の愛称で親しまれた伝説のプレーヤーである。クロアチア出身のカナダ人である。NHLでの通算ゴールは533と500クラブ入りを果たしているが、年間100ポイントを達成したシーズンはなく、一見地味な成績のように思える。但し、彼の場合はWHAなど他のリーグでのプレーの多く、その得点も入れると700ゴールを越え史上10傑に入る偉大な選手だったことが判る。スタンレーカップ獲得回数は実に6回を数える。写真はパックを3つ手にしての記念撮影なので、何か大事な試合でハットトリック(3ゴール)を達成したときのものと思われるが、どのような試合だったのかは、良く判らない。
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アンジェリーク・ケ-バー サイン テニス

ドイツ出身のプロテニス・プレーヤー、アンジェリーク・ケーバーのサイン。現在20歳の新鋭選手だが、世界ランキング60位前後でTOP50までもう一歩という選手である。テニス界もかつてのような若年化には歯止めがかかっているものの、やはり若いうちから力を伸ばしている選手が多い状況を考えると、この暗いの時に力をつけてくるかどうかが大成する可動化の分かれ目のように思われる。ちょうど今年の全豪で初めて4大大会の初戦突破を果たしたというのが明るい話題になっており、しばらく期待を持って見ていたい選手の1である。サインは、普通の字体で甘えのイニシャルと名字を書いた後にそれをまるで囲うというやや幼稚な感じのするサインである。丁寧に書かれている点は評価できるが、もう少しオりジナリティと風格のあるサインでないと、もらった方もとまどってしまう。
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