羽生結弦さんの言葉

羽生結弦さんのアイスショー「notte stellata」が、CSチャンネル「日テレプラス」で放送されるそうです。

３月３１日　２１時３０分から　日テレプラスにて放送

４月２３日　１８時から　日テレプラスにて、ショーの舞台裏映像を加えた『羽生結弦 notte stellata 完全版』が放送


昨日は、日テレの「every」で少し様子が映りましたね。

内村航平さんとの共演はどのようにするのかと思っていましたが、なるほどと思いました。

アイスショーの様子はこちらで見られます。内村航平さんとの共演、「春よ来い」をたっぷり見せてくれています。

→ズームイン！！サタデー

ショーの最後の羽生さんの言葉が、スポーチ報知に出ていました。

あの場所はそういう場所だったのですね。読んでいて胸が熱くなりました。

こちらがその言葉です。

　「こうやって希望をたくさん届けたつもりですけど、祈りもたくさん届けたつもりですけど、その後にちょっとだけここで、なぜここの氷にたくさん手をついていたか、そして手をついて上に気持ちを上げていたか、少しだけ宮城県民として説明させてください」と切り出した。

　「ここは、宮城県民、そして仙台市民、すべての人々にとって、本当に特別な場所です」。震える声で言った。「ここは…ここは、遺体安置所だったんです」

　「だから本当に、こうやって、たくさんの今ある命が、ここの場所に集まって、その中で僕がこんな演技をしてしまって、３月１１日という日に、この演技をして、ここに氷を張っていいのだろうかという戸惑いは、すごくすごくありました。ただ、今日この『ｎｏｔｔｅ　ｓｔｅｌｌａｔａ』をやって、きっと、震災に関わらなかった人も、震災で苦しんだ方々も、そして震災のニュースを見て苦しんだ方々も、ちょっとでも、希望だったり、優しさだったり、そんな時間ができたのではないかなと思っています。僕が生きて今日という日をみなさんの前で、この会場で迎えることができたのは、少しでも意味があるものになったのかな、と自分を肯定できます」

最後に両手を氷に触れ、リンクを上がった。もう一度マイクを握った。

　「どうか最後まで、最後の最後まで、気をつけて帰って下さい。今日ある命は明日もあるとは限りません。今日の今の幸せは明日もあるとは限りません。そうやって地震は起きました。だから、みんな真剣に、今ある命を、今の時間を、幸せに生きてください」
（スポーツ報知より）

→スポーツ報知