ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

扉座 つか版忠臣蔵

2012-06-17 12:57:55 | 扉座




つかオマージュ分からないし、小劇場的なものに郷愁ないし
もっと、自分は置いてきぼり感味わっちゃうかな?と
思っていたけれど、どうして、どうして、めっちゃくちゃ楽しめました。

ふだん、大歌舞伎で大真面目に忠臣蔵観ている側としては
こら!←褒めてます!~とツッコミたくなるパロディっぷり
歌舞伎興行の設定とかも、この可笑しみが分かるのは
逆に、歌舞伎にあまり馴染みのない観客より、お得感満載かも?!

「Gパンでシェークスピア」や「背広で歌舞伎」を
更に突き抜けていて、衣装も面白かったです。
予習してなかったので、どういうお芝居になっているのか
まったく知らなかったけれど楽しめました。

※扉座さんの座員さんたちのブログや劇団ホームーページ
youtube等で、希望であれば(笑)?予習可能です。

つかさんのこと知らない・・・と書きましたが
亡くなられたとき、いくつかの追悼番組を観たのと
ザ・高円寺のイベント的な催しで
熱海殺人事件のさわり的なこと?演ったのを観たかな?
(記憶があいまい)
なので、大クラッシック大会とか
(クラッシックが好きなのか揚げ足とってるのかよく分からん・笑)
70年代~80年代「歌謡曲」とかのぶっこみ方は
つかさん的なものなんだろうな~とは感じました。

機関銃のような台詞なので止まっちゃったら大変そうですね。
「間」なのか「ぶっ飛んでる」のか不明な箇所で観ている方もドッキリ。
今回のように小さな劇場だと、演者と客席の一体感がとても強いから
役者さんの、台詞、ブレス、間とか
自分も同じような呼吸になっている感覚で、
すごい劇空間の共有を感じられる。

横内さんの
「三代目猿之助」との邂逅もスパイス。
お時間ある方は是非お運び下さい。スカイツリーも眺められます~。

◆扉座ホームページ


にほんブログ村 演劇ブログ 歌舞伎へ
にほんブログ村








.



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。