アート縁日の帰りがけ、招待券が手許に2枚ある、という友人の
ご相伴に預かり歌舞伎座夜の部を観劇。短感想です。
(引窓は途中入場となりました・・・)
『日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)』は
初めて観ましたが、玉三郎さんは硬質さを前面に出して
人形振りらしさを極めている感じ。
船頭の薪車さんは、人形振りというよりは
操り三番叟のように糸に吊られてるっぽい所作だったかなぁ。
以前、妹背山の道行を人形振りで見たとき、
動きがマイムっぽい役者さんとか、ゼンマイ仕掛けの人形のように
見える方とか、なかなか“人形遣いの遣う人形”のように魅せる、
というのは、(口幅ったい言い方で恐縮ですが)
テクニックがいるな~などと、思ったものでした。
もちろん、実際の人形と同じようには出来ない。
猿之助さんがよく仰っている「(歌舞伎は)らしさの追求」、という事で
人形そのものと同様に動くのではなく
「人形振りらしく」動くというか・・・
時間のない方は幕見でも、ご覧になることをお勧めします。
演目・時間割@歌舞伎座ホームページへ
今回東袖から観たので、道具の捌け方とか、浪布の陰での
後見さんの仕事(!)とかいろいろ見えてしまい、それはそれで
興味深かったけれど、これは、やはり正面から観るのが良い舞台かな。
『河圧』
鴈治郎さんが、「鴈治郎の名最後の舞台はこの演目で」との
ご希望であったとか。その想いが昇華されているような舞台でした。
笑わせてホロリとさせて、そして、幕切れでは、その後のさだめを
予感させるような・・・
ご相伴に預かり歌舞伎座夜の部を観劇。短感想です。
(引窓は途中入場となりました・・・)
『日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)』は
初めて観ましたが、玉三郎さんは硬質さを前面に出して
人形振りらしさを極めている感じ。
船頭の薪車さんは、人形振りというよりは
操り三番叟のように糸に吊られてるっぽい所作だったかなぁ。
以前、妹背山の道行を人形振りで見たとき、
動きがマイムっぽい役者さんとか、ゼンマイ仕掛けの人形のように
見える方とか、なかなか“人形遣いの遣う人形”のように魅せる、
というのは、(口幅ったい言い方で恐縮ですが)
テクニックがいるな~などと、思ったものでした。
もちろん、実際の人形と同じようには出来ない。
猿之助さんがよく仰っている「(歌舞伎は)らしさの追求」、という事で
人形そのものと同様に動くのではなく
「人形振りらしく」動くというか・・・
時間のない方は幕見でも、ご覧になることをお勧めします。
演目・時間割@歌舞伎座ホームページへ
今回東袖から観たので、道具の捌け方とか、浪布の陰での
後見さんの仕事(!)とかいろいろ見えてしまい、それはそれで
興味深かったけれど、これは、やはり正面から観るのが良い舞台かな。
『河圧』
鴈治郎さんが、「鴈治郎の名最後の舞台はこの演目で」との
ご希望であったとか。その想いが昇華されているような舞台でした。
笑わせてホロリとさせて、そして、幕切れでは、その後のさだめを
予感させるような・・・
観劇した際に、ほとんどの場面で
台詞がスムーズに出てこない様子で
かなりはっきりとプロンプがついていたので
どうされたのかな・・・とは思っていたのですが。
(ちょっと尋常でないつき方だったので)
本調子ではなかったのですね。
早期のご回復をお祈りしております
日高川は幕見並びますよ。
係の人が毎日こうだと。
玉三郎さんの表情に圧倒。
ふりについていく菊之助さん必死。
薪車さん滑稽…という感。
丸本に近くで人形振り~というのも
感じましたが、やや違和感もあり。
文楽の激しいのを見ているからかも
しれない。すみません。
雀右衛門さん休演…早い回復を祈ります。
いずれにしても、こんばんは
もう一度「真正面」から観たいのですが
今月、土日はもう無理だし、
平日も現在18時まで勤務、
そして、10月に入ってから定時に出たのは皆無…
ということで、ただ一度の観劇となりました。
私の席からは、ほとんど菊之助さんは
見えなかった^^;
薪車さんは、よく見えたのですが。
国立も、もう機会がないかも。
筋交いの宙乗り、観たかったのですが=
夜の部全体観劇日が待てなくて
私も日高川を幕見してきました。
玉三郎さんの丁寧な演技に感服したしました。
人形遣いなのに菊之助さんが引っ張られている
ような印象を受けました。
jeiさんのおっしゃるように、
やはりついていくのは大変なんですね。
幕見席からだと玉三郎さんがお面を付け替えて
いる姿がよく見えました。結構必死でしたね。
やはり蛇になるほど、熱い思いを抱かなければ
ならないのですね・・・玉三郎さんの執念を
感じました。
昼の部も楽しみにしています。
でも、頭のなかは狸御殿なのです(笑)
yayaさんは春猿さんがご出演された
ジャポニカロゴスをごらんになりましたか?
素敵でしたよ
9月にこちらのブログにおじゃまさせて
いただいた新参者なのに、
頻繁におじゃましてすみません。
見ましたよ~ジャポニカロゴス。
短い番組で編集が多くてちょっと残念。
ふだん、あまりテレビ見ないのですが
(BGM?でつけっぱなしにしてる時はあるけど)
ジャポニカロゴスと、本日「大奥」←好きなんです―
は、しっかと見ました!!
ここのところ殆ど定時に退社出来ないので、
日高川の再観劇は無理…
皆さんの感想を楽しみにしてます。
投稿に、新も旧もありませんので
ご遠慮なくご利用くださいませ
それを言ったら、
このブログもこの春立ち上げの新参ブログ。
おもだかファン的には、北前さんが家主の「翔」や
笑華さん主催の「笑華屋」の方が老舗ですからね~
私も、観劇&猿★征復活した当時、
舞台について・役者さんについて、アレコレ語りたい~!!
という時に、もう、これでもか!?ってほど
お邪魔させて頂いておりました(って今もだけど)
なんか、感動って「語りたくなる」んですよね。
当ブログも、一週間で、だいたい
700~800人前後の方にご覧頂いているようですので、
多少なりとも、過去・現在の舞台のことや
未来(公演予定など)の事などお伝えできれば、と願ってます。
(・・・ってそんな大げさなモンでもなく、
とにかく、感動した事や思った事を
アレコレ言いたいだけなのであったりします!(^^)!
…も縁起良く良いかな?(爆)
国立「貞操花鳥羽恋塚」は
場割がオムニバス的で
珍しく、襲名や同じ演目の
繰り返しが多い中で
新鮮さはあるものの、
台詞劇で動きが少ない感じ。
梅玉さんの二役がいいです。
松緑さんと孝太郎さんの共演も
何か珍しいかも。
筋交い宙乗り、一階で見ると、
すぐ上に松緑さんいるので
迫力ありますね。
猿之助さんだとどう料理するかな?
復活通しとか、仕立て直し、とか
宙乗り、とかのキーワードを耳にすると
私も、ついつい
>猿之助さんだとどう料理するかな?
と考えてしまいます(サガ)