ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
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おとみさんの松竹座観劇記3

2006-01-24 20:26:26 | 歌舞伎
byおとみさん

おまたせしました!!段治郎さんのお役の感想です。  
今月は仁左衛門さん、玉三郎さん、愛之助さん、孝太郎さんほか
多くのおもだか一門以外の役者さん方との共演。
段治郎ファンにとって嬉しい限りです。
三役、それぞれ違ったお役。
みなさんはどのお役がお好きでしょうか!?

段治郎ファンのキュートな友人に聞いたら
連れて行ってほしいのは蔵人行綱!
言葉を聞いていたいのは弥五朗!
いつまでも見ていたいのは曽我十郎!
なかなか言い得ています。

多田蔵人行綱、凛々しい待宵姫が惚れる気持ちがわかります!
あんな、りっばな奴のお衣裳、、、歌舞伎は解りやすい。
ただの奴で無いことがわかります。
鮮やかなブルーの着物を脱ぐと 赤に白の大きなオモダカの葉のような柄、
私も手をあのようにグーっと、、、、引かれたい~。
待宵とのツーシヨット写真、売れていました。
義賢とのお互いの心の内を明かす場面、
愛之助さん、段治郎さんともに素敵でした。

千崎弥五朗、ベテランに囲まれて遜色無く、
特に仁左衛門さんとの二人のシーン。声よし、姿よし、眼福!
仁左さまの隣で、しっかり芸を盗んで下さいね。

春調娘七草の曽我十郎、、、
先程の(勘平腹切り)悲劇の後を引かないような演目、
幸せな気持ちで帰れました。
段治郎さん、このような中性的な美しさも魅力です。
このまま、そっくり同じメンバーで同じ演目を
歌舞伎座でぜひ上演してほしいです~。

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