この句は2019年の句会で、和子先生に読んでいただいた。
ぺらぺらの着物がいいですね、花吹雪もうまく合ってる。
と、一応お褒めの言葉をいただいた。と思っております。
京都の街に、全国からいや東南アジア諸国から来た人達がいかにも安物の着物を着せられて、外股に歩く姿がそこここに見えた時代でした。花吹雪の中を、本当にこんな人達が京都の街を闊歩していました。
先月の下旬くらいから、恐らく春の休みやなんかもあって人が多くなって、それこそ貸衣装の女性も見られようになった。
たまにカップルで、和装の貸衣装を着ている御仁を見るが、女の子はまだマシだが、男の方がまあ、見てられない。帯は貝の口でちゃんと締めているところを見ると着付けはお店の人がやってはくれるようだが、歩き方がなってないから歩いているうちに前がはだけてだらしないことこの上もない。
まあふたりとも早々に着替えたらと言ってやりたくなる。
でも、男の着物姿がもっと市民権を得て当たり前になってくれたら、私も着物姿で闊歩をと密やかに思っているこちとらにとっては有り難い話なんだが。
念の為、花吹雪は健さんではないのであくまでも女性に降りかかって欲しいものですが。