その昔、「でもしか先生」って言葉があった。
「大学出たがほかにすることもねえから、教師にでもなるかっ」とか
「教師にしかなれねえから」っていうんで学校の先生になったやつを「でもしか先生」って言ってた。
当然揶揄した言葉だ。
もっとも語源的には60年代の闘争で授業そっちのけで「デモしかしない先生」ということらしいのだが、「情けねえ野郎だぜ、でもしか先生だってよ。あんな野郎に教えられちゃ子供がかわいそうだ」という風な使い方に変わっていった。
時が移って21世紀の今、我ら団塊の世代はどうだ?
再就職たってガードマンやってなぼのもんや?
そうやボランティアっていううのはどないや?
NPO法人理事なんて肩書きも悪うないでってことで始める「でもしかボランティア」
暇つぶしに家庭菜園でもやるか適当にやってれば家で食べるぐらいの野菜はでけるやろうって始めた「でもしか家庭菜園」
あげくの果てが「でもしかデイサービス」っていうんじゃ寂しいじゃねえかい?
一昨日BSで見た立川談志が乗り移って江戸弁になってしもうたワ。
まだこんな状況