日課というか朝のルーチンというかなるべく毎日繰り返していこうと思っていることがいくつかある
ラジオ体操、スクワット50回、お掃除などに加えて今年の春ごろ(3月ごろ)から西村和子先生(知音代表)の俳句日記を写している。
今日の俳句が
冷まじや己が修羅を彫り出だし
先生の俳句時折読めないことがある
読めても意味が取れないことがある
そんな時は後になって分かるのが自分の愚かさだ
無知さ加減だ
広辞苑、古語辞典、歳時記、ネットも多用する
前も書いたが広辞苑は重くて大変だ
今日の俳句まず上五の「冷まじや」がわからなかった
「冷」は「冷(ひや)やか」という季語があるが
歳時記を見回しても、ましてや広辞苑にも「冷(ひや)まじや」という言葉は見当たらない
「冷(ひや)」+「まじ」+「や」であろうか
まじには否定の意味や推量などあるがどうにも意味が取れぬ
お手上げでネットで打ち込んだ「冷まじ」
まさかと思ったがあった
ネット歳時記に
『「冷(すさ)まじ」晩秋の急に身に迫る冷ややかさをいう』とあった
手持ちの歳時記でも確認
すさまじと読むのだ
古稀まじかまで知らなんだ。
恥ずかしいというより
知ることができた喜びの方が大きい
元へ戻って先生の句をみると
「すさまじや己が修羅を彫りい出し」円空仏をご覧になってとある
さあ痴ほうの気が出始めた身、何時まで覚えていられようか
冷まじや亡き父の眼の無表情