読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ぜつぼうの濁点』(絵本)

2014年07月11日 | 想像の翼を広げる本
先日、絵本がたくさん紹介されている本を読んでいて、たまたま面白そうな本を見つけました
それが、こちらの本。
ぜつぼうの濁点
作・原田宗典 絵・柚木沙弥郎
教育画劇

小学生国語クラスで読んでみました

舞台は、昔むかしの言葉の世界。
その真ん中にあったのが、おだやかなひらがなの国。

「あ」から「ん」までの五十音がくっつき合って、意味をなしつつ読んで字のごとく暮らす国です。

ところがある日、道端にどういうわけか「゛」と濁点のみがぽつねんと置き去りにされていたのです。

この濁点は、深い森にすむ「ぜつぼう」に長年仕えた濁点でした…。

年がら年じゅう、もうだめだ、もうだめなのだ、と頭を抱える主を気の毒に思っていたのですが、主がこうも不幸なのは、他でもない濁点のせいではないかと思うようになったのです。

そこで、「ぜつぼう」の「ぜ」の字から離れたのです…。


さて、この濁点に幸せは訪れるのでしょうか?

クラスでは、お子さんたちが笑いながら聞いてくれました。

「ぜつぼう(絶望)」「せつぼう(切望)」、大きな「おせわ」など、言葉の知識があると楽しさ倍増のこちらの絵本。
ぜひ、親子で読んでみてください
最後は、きっと幸せな気持ちになりますよ~
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