読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ごんぎつね』(小3に読んだ本)

2023年03月30日 | 童話・昔話・名作
昨日(3/29(水))から明日3/31(金)は、塾の通常授業はお休みです。
私も、今日はのんびりモード。
というわけで、ブログでも書こうかな…と。(←結局、仕事が好き)

先週の小3国語クラスで読んだ本は、こちらです。
 
ひとりぼっちのこぎつね「ごん」は、村へ出てきては、いたずらばかりしていました。
ある日、ごんはいつもの調子で、兵十がつかまえたうなぎを、いたずらでとってしまいます。

しかし、その後、兵十のお母さんは亡くなってしまいました。

「兵十のおっかあは、とこについていて、うなぎがたべたいといったにちがいない。
 ところが、わしがいたずらをして、うなぎをとってきてしまった。
 だから兵十は、おっかあにうなぎをたべさせることができなかった。
 そのままおっかあは、死んじゃったにちがいない。
 ああ、うなぎがたべたい、うなぎがたべたいとおもいながら、死んだんだろう。
 ちょッ、あんないたずらをしなけりゃよかった。」
そう思ったごんは、兵十に償いをしようと思うのですが…。

いもとようこさんの描くごんぎつねは、表情が豊かでとてもかわいらしい!
そんなごんぎつねが迎える最期はあまりにも切なくて、何度読んだか分からないくらい読んでいる私ですが、今回もウルウルしてしまいました(でも、ウルウルでとどめました!)。
生徒さんも、静かに聞き入ってくれました。
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