久々の投稿になってしまいましたが……授業で本はずっと読み聞かせていました。
しばらく気合いを入れて、たまっている本のご紹介をしていきたいと思います!
さて、今回は9月第2週に小学生国語クラスで読んだ、こちらの本です。
こちらは、実在したフランスの女性数学者、ソフィー・ジェルマンの物語です。
ソフィーは、数学が大好きな女の子。
彼女の少女時代は、フランス革命の真っただ中。
女の子が数学をするなんて、もってのほかという時代でした。
昼も夜も、ソフィーの頭の中は数学でいっぱい。家族が寝た後にこっそりベッドから抜け出し、数学の勉強をしました。
お父さんとお母さんは、頭の良すぎる娘が心配でなりませんでした。
そこでふたりは、ろうそく立てを取り上げ、部屋の暖炉の火を消し、あたたかい服を全部持っていってしまいました。そうすれば、ベッドにもぐりこむほかないと思ったのです。
けれども、それであきらめるソフィーではありません。
ある朝、お父さんとお母さんが目にしたのは、ソフィーが毛布にくるまったまま、机に突っ伏して寝ている姿でした。寒さのあまり、瓶のインクはすっかり凍っています。
もうこの娘には、好きなだけ数学をさせてやるしかないと、二人は思ったのです。
この後も、ソフィーには様々な困難が訪れます。
けれども、あきらめずに毎回それを乗り越えていくソフィー。
好きなことに対してまっすぐに突き進んでいくソフィーの姿は、子供たちに勇気を与えると思います。
塾生さんたちや自分の子供たちを見ていると、どんな子供にも何か天才的な才能が隠れているのではないかと思います。それは、学校の教科の成績に現れるような分かりやすいものではないかもしれません。子供たちをよーーーく観察して、本人が持っている才能の芽を伸ばすお手伝いをするのが、大人の役割なのかもしれないと最近思います。
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