以前、小2国語クラスで『王さまライオンのケーキ』という本を読んだところ、とても喜んでもらえたので、先週の授業でも算数に関する絵本を読みました。
昔、インドのある地方に一人の王様がいました。
その地方には、お米を作る人たちが暮らしていました。
けれども、とれたお米のほとんどは王様にめしあげられていました。
「米は、わしがちゃんとしまっておく。やがて、飢饉の年がやってくるかもしれん。そのときは、しまっておいた米をみんなに分け与えよう。そうすれば、誰も飢え死にしなくてすむからな。」
王様は、そう約束していました。
ある年、飢饉がやってきました。
王様に差し出すお米がないどころか、人々が自分で食べるお米もありません。
大臣は、王様に米蔵の米を人々に分け与えるよう言いますが、王様はききません。
ある日、王様は宴会を催しました。
1頭の象が引き出され、お米をどっさり入れた籠を2つ米蔵から宮殿まで運んでいきました。
ところが、片方の籠からはお米がこぼれおちているではありませんか。
それに気づいた村娘のラーニは、さっと立ち上がって象に駆け寄ると、隣を歩きながら落ちてくるお米をスカートで受けました。
そうしながら、賢いラーニは計画を立てていました…。
褒美を取らせるという王様に、ラーニは言いました。
「今日はお米を1粒だけくださいませ。そして、30日の間、それぞれ前の日の倍の数だけお米をいただけませんか?」
さて、1日目は一粒ですが、30日後にはどのくらいの量になっているのでしょうか?
30日目のお米の量を描いたページはすごい迫力です!
お子さんも楽しそうに聞いてくれました。
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