読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『そばせい』(小4~小6に読んだ本)

2014年09月25日 | 童話・昔話・名作
すっかり秋らしくなりましたね!
秋と言えば「食欲の秋」!

ということで、今日の小学生国語道場クラスでは、こちらの本を読みました。
そばせい (落語絵本)
川端誠
クレヨンハウス

そばの大食い自慢の清さん。

そのすごい食べっぷりを見ていた客が、清さんに賭けをもちかけます。

「あなたがそばを十五食べられたら、私の一分を差し上げます。食べられなかったら、あなたが私に一分をくれる、というのはどうですか?」
「腹具合もいいし、試してみますか」

清さんはあっという間に十五枚食べ終わってしまいました。
「食べられましたんで、この一分はいただいてまいります」

それを見ていたそば屋の親方。
「いやあ、たいしたもんだ。あれが、そば清かあ。あの人は、その気になればもりを四十食うって話だ」
「ええーっ。もりを四十も食べちゃうの。損をしちゃったよ…。よしっ、あしたとりかえしましょ」

その次の日。

「もりを四十も食う人が、十五や二十で賭けをしてお金をとってはいけませんよ!
今日はそのバツだ。五十を五両でおやんなさい。いやとは、いわさないよっ」
清さんは、うまくその場から立ち去りましたが、困ったことになりました。

「四十五までは無理をすれば食えるかもしれないが、あと五つが入るもんじゃあない」

さて、清さんはどうするのでしょうか?


落語絵本なのですが、オチは「笑える」というより、ちょっと怖いです…。
お子さんたちは、ハラハラドキドキしながら聞いてくれたようです。
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