読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『小学生から「新聞」を読む子は大きく伸びる!』

2016年10月05日 | 保護者の方におすすめの本
当塾の国語クラス(小学生&中学生)では、授業の最初に新聞の記事を音読しています。

1つの記事をクラスのみんなで一文ずつ読んでいき、一文をつっかえずに読めたら1ポイントゲット!というように、ゲーム感覚で取り組んでいます。
最終的なポイント数によって、翌週の読む順番が決まるという…。(ちなみに、最高得点だった子が、次回、読む順番が最後になります。)
特にご褒美があるわけでもないのですが、お子さんたちはかなり順位を気にして(特に小学生男子)、気合を入れて読んでいます!

中学生には、新聞を読んだ後、簡単に意見を発表する時間を設けています。(3分程度)
その記事を踏まえた私からの質問に対して、どう考えるかを一言述べてもらっているのですが、考える習慣をつけてもらうのには効果的なのではないでしょうか!?
ただ、適切な質問をしないと3分という短い時間では意見がうまく出せないことがあるので、易しすぎず難しすぎない質問を与えるこちらの質問力も試されます。

授業での「新聞記事の音読コーナー」は、記事選びの段階から質問を考えるまで、意外に時間をかけているんだなぁ~ということを、今回のブログを書いて再認識。

さて、私がこんなに新聞記事の音読にこだわる理由が、こちらの本に書いてあります。
小学生から「新聞」を読む子は大きく伸びる!
池上彰
すばる舎

「成績上位の子は、日常的に新聞を読んでいます。」

という帯の言葉が示す通り、新聞を読む習慣のあるお子さんは、成績がよい傾向にあるようです。
というのも、新聞を読むことで、文章を論理的に読解する力が養われ、幅広い教養が身につくから。

読解力がないと、国語はもちろんのこと、実はあらゆる教科でつまずきます。
なぜなら、読解力がないと、教科書やテストの問題文の内容を理解できないからです。

また、新聞を読むことで、語彙力や幅広い教養も身につきます。新聞から分野を問わず様々な知識を得ているお子さんの知識量は、圧倒的だそうです。
知識偏重はいけませんが、知識がないと考えることすらできなくなってしまいます。

こちらの本の最後の章、「新聞を読む子と読まない子、人生にここまで差がつく」を読むと、積み重ねの大切さ(恐ろしさ?)を実感します。

塾に置いてありますので、興味のある保護者の方は、ぜひ読んでみてください。
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