読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『その手に1本の苗木を マータイさんものがたり』(絵本)

2014年11月13日 | 伝記
先日、小学生国語道場では、柳田邦男さんの訳した「ヤクーバとライオン」を読みました。

そこで、今日は同じく柳田邦男さんが訳したこちらの本を読みました。
その手に1本の苗木を―マータイさんのものがたり (児童図書館・絵本の部屋)
クレア・A・ニヴォラ・作 柳田邦男・訳
評論社

この絵本は、アフリカの女性として初めてノーベル賞平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんの伝記です。
マータイさんは、「モッタイナイ」という日本語を、世界に広めていることでも有名です。

自然の美しいケニアの村で育ったマータイさん。
成長したマータイさんは、5年間、アメリカの大学に留学し、生物学を学びました。
そして、再び故郷に戻ったとき、ケニアの風景は大きく変わってしまっていたのです。

その原因は、大地をおおっていた木々が、農場を広げるためにどんどん切り倒されてしまったことでした。
どんどん少なくなる木を、人々はさらに切り倒していくので、大地は砂漠のようになってしまいました。

マータイさんは、この問題を解決するために立ち上がります。


とにかく、マータイさんの強い信念と行動力に感銘を受けます。

不平を言うのではなく、自分から行動して変えていく。

人生に対する姿勢を学ぶことができます。
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