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読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ぼく、とうふやの営業部長です』(本)

2013年05月13日 | 障がいについて知る本
昨日、上の子(小6)と一緒に図書館に行きました。
すると、たまたまブックリサイクルで残った本が置いてあり…
「これ、いい本だよ」と息子が薦めてくれたのが、こちら。
ぼく、とうふやの営業部長です―かっちゃんは障害をこえて (ポプラ社いきいきノンフィクション)
小川陽子
ポプラ社

読んでみて、びっくりしました
この本、タイトルにあるような「障害児の成長物語」という枠を、いい意味で大幅に超えています

主人公の克明さんは、新生児の頃、保育器に入っていたときの酸素不足が原因で、脳に障害が出てしまいます。

しかし、この本を読むと、「障害」ってなんなんだろうなーと思います。
だって、いわゆる「普通の人」よりも、克明さんの方が人間的にはずーーーーっと立派で心もきれいで広いんですもの

他にも…
・克明さんのおかあさんの行動力の素晴らしさ
・学ぶことの素晴らしさ
・人を許すことの素晴らしさ

など、たくさんの気付きが得られます。

塾の貸し出しコーナーに置いておきますので、お子さんも、保護者の方も、ぜひ読んでみてくださいね

貸し出しコーナーの本、たくさんのお子さんに利用していただいています
嬉しいです
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『わたしの足は車いす』(絵本)

2012年11月20日 | 障がいについて知る本
今日は夫と一緒に久しぶりに津田沼丸善に行ってきました!

早い昼ごはんを食べた後、1時間半ほど本屋さんであっちに行ったりこっちに行ったり…。
目を通してみたかった本、買いたかった本、また偶然出合った本…満喫できました♪
ネット書店もよいのですが、リアル書店の魅力は実際に本を手に取れること、そして本との偶然の出合いです。
いや~、楽しかった!

教室に置くための本も購入しましたので(世界遺産の図鑑です(^^))、塾生のみなさん、ぜひ読んでみてくださいね。

さて、昨日の小3クラスではこちらの本を読みました。
わたしの足は車いす (あかね・新えほんシリーズ)
フランツ=ヨーゼフ・ファイニク 作 フェレーナ・バルハウス・絵 ささきたづこ・訳
あかね書房

小3クラスでは、長文読解問題で盲導犬についてのお話を読んでいます。
それと関連させて、車いすの女の子のお話を読んでみました。

主人公の女の子、アンナは生まれつき両足がマヒしているので、車いすを使っています。

今日、アンナはお母さんに買い物を頼まれました。

ひとりでおつかいに行くのは初めてです。

アンナは「だいじょうぶ。やってみるわ。」と、張り切っておつかいに出発しました。


言いたいことをきちんと言うアンナの性格は、読んでいて気持ちがいいです!

そして、ベンチに座っているお婆さんの言葉や、スーパーの店員さんの対応…
普段私たちがしてしまいがちな行動が、車いすユーザーの方を傷つけているかもしれないということに気付かされました。

それにしても、さわやかな読後感!

アンナとのプチ冒険が楽しめます♪
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『わたしたちのトビアス』(絵本)

2011年11月27日 | 障がいについて知る本
小4国語の教科書に紹介されていた本で、上の子が「これ借りてきて」とリクエストしていたので、
借りてきました。

わたしたちのトビアス
クリエーター情報なし
偕成社

『わたしたちのトビアス』(偕成社)
セシリア=スベドベリ 編
トビアスの兄姉、ヨルゲン、カロリーナ、ウルリーカ、ヨハンナ 文・絵
山内清子 訳

この本は、ダウン症のトビアスの、4人の兄姉が描いた絵本です。
生まれた弟が障害児だと聞かされた時の、母親の反応や子供たちの気持ちが素直に書かれています。

トビアスが生まれたとき、両親はトビアスを特別な施設に預けようかと相談しました。
それを聞いて、子供たちはかんかんに怒ります。
「トビアスに手がかかるなら、みんなで手伝うのが当たり前でしょう」

この本では、障害がある人を理解することや、一緒に暮らすことの大切さが書かれています。

私が小学生の頃、下の学年に車いすの男の子がいました。
知能には問題のないお子さんだったので、みんなと同じ教室で勉強していました。
運動会のダンスも、動かせる手を使って一緒に参加していました。

当時、私は「車いすの子がいるんだ~」と思っていたくらいで、特に偏見はありませんでした。
他の友達もそうだったと思います。

子供の頃から色々な人と一緒に生活して、正しい知識を持っていれば、
偏見もなくなるのではないでしょうか。


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『みえないってどんなこと?』(写真)

2011年11月24日 | 障がいについて知る本
今日の小3クラスでは、授業で学習した「盲導犬」が実際に写真で出てくるこの本を読みました。

みえないってどんなこと? (いのちのえほん)
クリエーター情報なし
岩崎書店

『みえないってどんなこと?』(岩崎書店)
星川ひろ子 写真・文

幼稚園の子供たちのところに、遊びをたくさん知っている「すーさん」(おじさん)と、めぐみさん(目が見えない女性。仕事は児童館の先生。)、めぐみさんの盲導犬のエルバがやってきます。
子供たちは、アイマスクをつけて、目が見えないということはどんなことなのか、体験していきます。

遊びのような活動を通して、目が見えない世界を体験する子供たち。
目が不自由な方は、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を最大限に活用して生活していることや、点字などについて知ることができます。

幼稚園で実際に行われたワークショップを絵本化しているので、生き生きした温かい雰囲気の絵本です。

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『どんなかんじかなあ』(小3に読んだ本)

2011年11月17日 | 障がいについて知る本
小3クラスでは、盲導犬についての長文読解問題を解きました。
そこで、今日はこの本を読んでみました。

どんなかんじかなあ
クリエーター情報なし
自由国民社

『どんなかんじかなあ』(自由国民社)
中山千夏・文
和田誠・絵

主人公の男の子のひろくんのお友達のまりちゃんは、目が見えません。
そこで、ひろくんは目を閉じて、見えないってどんなことか考えてみます。
すると、驚くような発見が!

私は、時々点字を触ってみますが、ただのでこぼこにしか感じません。
これを文字として認識できるのって、すごいなあと思います。

「障害」と書いていますが、誰にだって、できることやできないことがあるのではないでしょうか?
色々な人がいて、みんな一緒に生きているということを考えてもらえたらいいなと思っています。
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