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読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『注文の多い料理店』(小3に読んだ本)

2023年03月23日 | 童話・昔話・名作
今年度の入試が一段落し、少しゆっくり過ごしていました。
先日は、夫と共に近所の妙宣寺の枝垂桜を見に行きました。

我が家の近くには枝垂桜の名所がいくつかあるのですが、妙宣寺はその一つ。
桜はちょうど満開!
平日だったので人も少なく、ゆっくりお花見ができました。
ちょっとしたウォーキングにもなり、心も体もスッキリ!

さて、先週の小学生国語クラスでは、こちらの本を読みました。
(ちなみに、オンライン小3国語クラスでは、最近は勉強量が増えたため、なかなか本をご紹介する時間が取れていません…。そのうち、また本をご紹介できる機会もあるでしょう!)
 2月中旬から、生徒さんの大好きな、いもとようこさんの絵本ばかり読んでいるこちらのクラス。今は、「大人になっても忘れたくないいもとようこ名作絵本」シリーズから、生徒さんのリクエストをお聞きして読んでいます。

今回は、宮沢賢治の「注文の多い料理店」。
少し怖いこちらのお話ですが、いもとようこさんのかわいらしい絵のおかげで、怖さが緩和されている気がしました。
まぁ、「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」などの怖い話に慣れている今のお子さんたちにとっては、怖くなかったかもしれませんが…。

宮沢賢治の独特の表現が、生徒さんには興味深かったようです。
いつ読んでも、宮沢賢治の作品には古さを感じませんね。
改めて、このような作品がいつまでも読み継がれていき、名作と言われるようになるのだなぁと実感しました。
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『きつねの窓』(小3に読んだ本)

2023年03月07日 | 童話・昔話・名作
先週の小3国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 ある日、鉄砲を担いで山を歩いているうちに、道に迷ってしまった「ぼく」。歩いていると、初めて見る広々とした青いききょうの花畑にたどり着きました。
空恐ろしいほどの美しさに、ぼくは引き返そうとしますが、このまま引き返すのがもったいなくなり、少し休んでいくことにします。
すると、ぼくの目の前を、子どもの白ぎつねが走りました。
ぼくは、親ぎつねを仕留めるために、きつねの巣を見つけたいと思い、鉄砲を抱えて必死で後を追いましたが、花の中にきつねは忽然と姿を消しました。
そのとき、後ろで「いらっしゃいまし」と変な声がします。
すると、「そめもの、ききょう屋」という青い看板と、紺の前掛けをした子どもの店員が一人、立っていました。
ぼくは、その店に入っていくのですが…

とても不思議で切ないお話です。
小6の国語の教科書に載っているお話ですので、小3の生徒さんには難しいかもしれないと思いながら読んだのですが、そんなことはなく、熱心に聞いてくれました。

読み終わった後、生徒さんが内容について色々考えたことを教えてくれて、嬉しかったです!
授業後、生徒さん自身で読んでいた本もありますので、そちらは次回のブログでご紹介します。
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『青い鳥』(小3が読んだ本)

2023年03月01日 | 童話・昔話・名作
先週の小3国語クラスで、授業後に生徒さんが読んでいた本は、こちらです。
 またまた、いもとようこさんシリーズです。
貧しい木こりの家族の兄妹、チルチルとミチル。
クリスマス・イブの日。
チルチルとミチルは、魔法使いのようなおばあさんに、青い鳥を探しに行くように頼まれます。
誰もが幸せになれる「青い鳥」を探して、チルチルとミチルは旅に出ます。

「目があっても『本当のものは何も見えていない』」
「時間というものは、どんどん行ってしまうもの」
「死んでしまっても、だれかが思い出してくれるたびに生きかえる」
「子どもを愛するお母さんは、みんなきれい」

子どもの頃に読んだお話ですが、大人になってから読むと、当時よりもずっと、心に響く言葉が多いことに気づきます。
生と死や幸不幸について考えさせられるこちらの絵本。
お子様はもちろん、大人の方にもおすすめです。
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『まちのねずみといなかのねずみ』(小3が読んだ本)

2023年02月27日 | 童話・昔話・名作
先週の小3国語クラスでは、絵本を2冊読みました。
…と言っても、私が読んだわけではなく(タイトルの変化に気づかれましたでしょうか?)、お子さんが自分で読みました。
1冊目は自分で音読していましたが(読み聞かせてもらうのは、私!)、2冊目は授業後に黙読していました。
1冊目の絵本は、こちらです。
 いもとようこさんが大好きな生徒さん。
そこで、最近はいもとようこさんの作品を、読み聞かせ用(もはや一人読み用か…)として、何冊か準備しています。

ご存じ、イソップのお話です。
現代社会風にアレンジされていることに賛否両論あるようですが、イソップが伝えたかったと思われるポイントは損なわれていないので、私は悪くないと思います。
いもとようこさんのかわいらしい絵柄の力で、あっという間に読んでしまいました。

2冊目の本は、次回のブログでご紹介します。
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『しあわせの王子』(小3に読んだ本)

2023年02月13日 | 童話・昔話・名作
先週の小3国語クラスで読んだ2冊目の本は、こちらです。
 いもとようこさんの絵本が大好きな生徒さん。
そこで、こちらの本を用意したところ、「道徳の授業で読んだことがある」とのこと。内容もかなり覚えていて、感心しました。
授業では、なんと、生徒さんが私に読み聞かせてくれました!

町を見下ろせる高い台の上に、幸せの王子の像が立っていました。
からだは金箔で覆われ、両目にはサファイア。
腰の剣には、ルビーがはめられています。
ある日、この町に一羽のつばめが飛んできました。
このつばめは遊ぶのが大好きで、夏の間中飛び回っていました。
秋になり、気が付くと仲間たちはとっくに南の国へ飛び立っていました。
慌てて後を追って飛び続け、この町にたどり着いたのです。
幸せの王子の像を見つけたつばめは、王子の足もとに降りると、羽繕いを始めました。
すると、頭にしずくが…。
それは、王子の涙でした。
王子の涙の訳を聞いたつばめは、王子のお手伝いをすることにするのですが…

何度読んでも、感動的なこちらのお話。
生徒さんは、セリフの部分は気持ちを込めて読むなど、工夫して上手に読んでくれました!
お子さんに読み聞かせてもらうのも、いいですね!
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