木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

夜中に降った雨上がりで、散歩もむしむしです、気温はどよーんとした25℃。

さて、今週も今日の訓練校に備えて、

毎夕30~60分ほど、カンナ1丁、ノミ1本を目安に研ぎました。

作業の最初と最後は必ず、ダイヤモンド砥石で平面に均します。

月曜日は、今一番多用している1寸2分のみです。

砥石は今まで日の当たる南面から、隣の家の日陰になる西に移しました。

そして、昨晩、4丁を残して、伊豆に持ち帰ることにしました。

元の山荘の下駄箱にしまい、交代で使います。

次に私の持っているカンナでは一番高価な

「梅翁(ばいおう)を研ぎます。

そう研ぎ方を、今週は横研ぎで通しました。

カンナ、ノミ、包丁を問わず、刃物の切れる面を「しのぎ」といいます。

日常使う、「鎬を削る」のしのぎです。

通常は砥石の長手方向としのぎが直行する縦研ぎか、斜め研ぎです。

しかし、これだと均一なしのぎ面ができにくいのです。

訓練校の先生にも初心者は横研ぎが面を作りやすいとアドバイスされました。

そこで、しのぎと砥石が平行になる横研ぎを試しています。

翌日も砥石均しから始めます。

この日は細い繰り小刀を

研ぎます。

この研ぎはそれほど難しくありません。

ちょこっと合わせ砥石でペティナイフも研ぎました。

また、水曜日は何かと重宝する8分の追入のみを研ぎました。

まだ、均一とは言えない研ぎ具合です。

こちらはちょっと縦長の「鉋塾」です。

写真を撮る時は縦になっていますが、

研ぐ時は横研ぎです。

これはそこそこ遂げたと思うのですが、…。

もちろんタオルで大切に養生します、

こちらは気軽に使う「庄右衛門」です。

これはけっこう簡単に刃がおりていきます。

人造の合わせ砥石の後、

天然砥石で仕上げます。

昨晩はもう研ぐ大きなカンナはなくなったので、

際カンナを研ぎました。

刃が小さいので、ちゃちゃっと砥げるかと思っていたら、

意外と手強く30分もかかってしまいました。

妻から「唐揚げの準備したいから、早く台所をあけて」のプレッシャー、

でも、手をかけただけきれいに研げました。

最後は合わせ砥石だけ簡単に15分ほどで3本の牛刀を研いで、今週は終了。

包丁は毎日の調理でその成果が確認できますが、

ノミカンナは週末しかできません。

さあ、そのできはどうでしょうか?

それでは訓練校に行ってきます。

皆様も良い週末をお過ごしください

 

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 9年ぶりにDesk... 屋っとできた... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。