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木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




22分寝過ぎました。
でも、3日ぶりの愛犬クレハとの散歩と
ランニングも何とか間に合いました。
空は梅雨入りも近いと感じさせるような曇り空。
そう言えば、ランニングコース上の
アジサイもつぼみをつけ始めました。

さて、学習机順調に進んでいます。
今日紹介する技法は「大入れ(おいれ)ほぞ組み」です」
ほぞの角材を飲み込むように接合してしまいます。
これで接合強度が高まり、元気なこどもが少々
手荒い使い方をしても大丈夫です。
また、何十年も使い込み、木が痩せた時でも
その接合面が切れる(離れる)ことはありません。
この技法は私がいつも参考にさせていただいている
山形県の「工房オーツー」の大江さんの真似です。

まずは普通の2枚ほぞを作り合わせます。


接合部を鉛筆でマークします。

ここの部分を5mmほど飲み込んでしまうのです。

最初は

ルーターで大まかに彫ります。

ルーターは角の部分は彫れないので

ノミで角を彫ります。

もう一度合わせてみます。

2枚目の写真と同じように見えますが、
中に5mmくい込んでいるので
接合強度は全然違います。
この技法を机の脚とタタミズリ、脚と天板の
接合場所に使いました。
きっと丈夫な机になるでしょう。

それでは事故に気をつけて行ってきます。


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