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王林の老木の剪定(2月1日)

2015-02-02 06:24:10 | Weblog

2月に入りました。雪が降っていますがこれくらいは剪定出来る。時折止んでくれるので問題ない。

我が家で一番古い樹で100年位になる「王林」です。もともとは「国光」で40年位前に高接ぎしたものです。私が中学時代に「王林」を初めて食べた時は香りが良く甘くとても美味しいと思いました。当時は初成りから何年もたたないので多分枝がまだ若かったのもあるんでしょう・・・ホシ(ビターピット)が多くこんな品種なんだろうと思っていました。でも、枝がこなれてくると少なくなりました。この樹から採取した穂木は高接ぎ病(ウイルス)に感染しないのでこの穂木で他の樹に次いで増やしました。ということで大事にしなければならない樹の一つです。
  
樹は古いのですがまだ枝の伸びが良く今でも現役で大玉を多くとれます。台木はミツバカイドウか実生台か、不明ですが樹がこんなに大きくなっているのでそのどちらかだと思います。昔は喬木性の台木が主で樹を植えて10年経たないと実がならないのが当たり前だったそうです。だから根の力が強くいまでもこのような状態なんだろうな・・・。
  
剪定ですが樹勢を維持しながらなので花芽を結構落としてやらなくてはならないので結構鋏をこま目にいれるので時間がかかります。

2時間半位かかりようやく終了です。
  
樹が古いものですからこんな状態で中が空洞の箇所が多く支柱で支えなければならないです。1年でも長く現役でいられる様管理したいです。我が家のレジェンドですから・・・。
コメント
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