ジョナゴールドの中袋の除袋

今日２度目（ダブルヘッダー）の投稿です(^_^;)。昼頃に雷が鳴るとともに岩木山方向から黒い雲が南西方向から北東方向に伸びていて不気味な雰囲気に・・・。そうです、平成２０年９月２６日の悪夢を思い出した。その日の夜７時頃から深夜にかけて降った雹でりんごに大打撃を受けた。今の時期こんな雲を見ると本当に恐ろしくなる。あれから３年も苦しんだからな～・・・。あれから雹害の共済にも加入したのだがやっぱり起きないに越した事は無い。一時急に雷が鳴って雨が強くなったので小屋へ避難・・・。今回はそれだけで済んで空が明るくなったのは午後２時半頃でひとまずホッとした・・・（溜息）。でも、最近の気候ではこれから何が起こるか分らない。雨雲が去って青空が見えてきたのでジョナゴールドの中袋の除袋をする。

２２日に外袋を剥いでから中３日で反射シートを敷いていたので尻に薄っすらと色が入っていて肩の方にも色が入っていたので作業を始める。日焼けしないで鮮明に色付いてくれる事を祈り作業を進めた。
　　　　　
先程の雨で袋が濡れてたまに袋に雨水がたまっているところを剥いで水をまともにかぶる所多々あり。
　　　　　
除袋した後はこの様に白くきれいな肌で、２日位経つと薄っすらとピンクに染まってくると思う。

最近めっきり日が短くなって夕方５時半頃になると辺りが暗くなる。この夕日が何処となく寂しげに沈んでいって秋が深まっている事を感じるよな～・・・。家に帰って晩酌しながらテレビのニュースを見てビックリだ！！青森市を中心に雹が降ったと報じれれた。青森市のりんご園では凄い事になっていて、私の知っている人のりんご園がかなり被害が出ていた。その映像を見て４年前の２６日の事を見ているようで気持ちは痛いほど分る。春から一生懸命作ったりんごが売り物にならなくなって収入が半減・・・いや、見込めなくなるからだ。被害に遭われた方には本当に言葉をかけれられないが私もあの時は辛い思いをした。でも、多くの人に励まされ、今このようにりんごを作っている。自然相手で何が起こるか分らないけれども今すべきことを一生懸命やるしかない。そのうち良い事が必ずある・・・そう自分にも言い聞かせて頑張るしかない！

早生ふじのつる回し（玉回し）

今朝は雨で合羽を着て畑へ出勤でした。ここの所気温が下がってりんごの着色が進んできたので昨日から「早生ふじ」のつる回しをする。８時半頃には雨が止む。しかし肌寒くなったな～・・・。

秋らしくなってきてなんか急に仕事がド～ッときたって感じです。
　　　　　
このように色着いてきて食べてみると結構味がのってきた。でも、本来の味ではないが・・・。
　
つる回しですがこのようにりんごの赤いところの反対側をお日様に当てて全体に色を付けるという着色管理の一つです。

つるを回しても戻るものはこの様に輪ゴムを引っかけて固定してお日様を満遍なく当てる。1個でも多く上実を採る為に頑張っています。

回し終わった樹はこのように白い所が目立ちますがあと４～５日したら全体に色が着いて収穫できそうです。つる回しは午前中で終了です。