8月も早いもので今日で終わりです。明日から9月に入ると言うのに今日も真夏日で13日連続になるそうでこれもまた記録に残りそうです。朝から雲一つない良い天気?で最高気温は32℃も上がる。山を見るとなんか何処となく秋の空・・・なんだけれどもな~・・・。
今日は「つがる」の葉取りを止めてもう一度「ふじ」と「王林」の見直し摘果や支柱入れをやる。着色系の葉取りが終わってスタンダード系を残すのみとなったがまだ色が着かず青い状態に葉を取っても色が着く訳ないし、こんなに真夏日が続いて夜の気温が下がらないと色が着くどころか日焼けが多発する。それを時期が来たと言って無理に葉取りをしても良い訳ない。そもそも「つがる」の収穫時期は9月の20日頃からなのに成長ホルモン剤、着色増進剤を8月の上旬から散布して熟期を早まらせて1ヶ月も早く収穫しているもんだから本来の味が出せるわけがない。くそ暑い中着色管理して日焼けがあり勿論ロスがあるのだからご苦労さん・・・と言いたい。まあ、消費者が・・・というよりも末端の販売者のニーズなので仕方がないのだが・・・。でも、消費者も「つがる」の旬の時期を知って欲しい。まあ、これは販売上店頭の棚持ちの事もあると言うものだから仕方がないが。旬の時期の産地直送の味を知ってもらいたい。
こちらは8月13日にまとまった雨が降ってから今日まで降っていない。その間にちょこっと雨が降った事はあるが畑に染みる程度じゃない。津軽地区の一部ではその間に激しい雨が降って床上、床下浸水などの被害が出ている所もあった。これはこっちにも「ゲリラ豪雨」が降るようになったということか・・・?まさに北国なのに亜熱帯気候になってしまったのか・・・?近年の気候はなんかおかしい・・・。さて、乾燥しているにもかかわらずりんごは頑張ってくれていて順調に肥大してくれている。今日、横径を測ったら80~85mmくらいになっていた。見直し摘果というよりも樹上選果だ。今の時期になって小さいものやかたちがわるいもの、収穫期になっても未熟果になりそうもの(津軽弁で「男りんご」と言う)虫食い、日焼け果を落として下級品を極力少なくしたい。まあ、丁度良い機会だと思う。
今になると仕上げ摘果の時のように下に敷いたようには落ちないが樹によっては結構落としている所もある。加工りんごを採ったって手間が掛かるだけで収入にはならないし大きくて良いものを沢山採った方が省力になるし収穫して気分が良い・・・。それを目指してやっているのだが毎年、「来年こそは・・・。」となってしまう。りんご作りは難しい・・・だからこそやり甲斐があるのかな・・・。
徒長枝を切り落とし、枝が下がった所に支柱を入れる。といってもあまり切り過ぎると樹の皮が日焼けするし、あまり支柱で枝を上げ過ぎるとりんごが日焼けするのでそこは慎重に作業する。しかし、今日も水がぶがぶ飲んだし3回着替えしたよな・・・。旧暦だと7月14日だそうでこれが正しいのかな・・・。