晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

秋の終わりに景信山・陣馬山

2021年11月26日 | 

そろそろ秋の終わりを迎える山道を歩こうと久しぶりの奥多摩を計画。まだ登っていない景信山、陣馬山の2山を縦走コースで歩く。ピーク間だけでも5.9㎞の距離、念入りに情報集めて夜明け前の暗い中を出発。高尾駅前に車を停め、超満員のバスで登山口へ。登り始めからジグザグの急登は20分ほどで緩やかになり尾根上の小下沢分岐でひと休み。この間、植林の道から雑木林に代わって、ところどころで紅葉が顔を見せてくれる。再びの急傾斜も陽光が差し込んで気持ちよく、ほどなくススキと眼下の景色とともに景信茶屋に。真っ赤なモミジの大木の下、茶屋のベンチで陽を浴びながら高尾の山稜、富士山を眺める。先が長いので短い休憩後、茶屋裏手の景信山山頂から陣馬山に向かう。多少のアップダウンあるものの緩やかな樹林の尾根道、小ピークも随所にある巻道で進む。堂所山も展望無いと聞いてパス、底沢峠から少し登った明るい明王峠で休憩。正面に望めるという富士山は雲に隠れて残念。続いて、すぐの奈良子峠からいよいよ陣馬山にむけて最後の登り。それほどの急坂を無く、短い登りを何度か繰り返して白馬の像が立つ山頂着。360度の展望、ここでも富士山見えずとも満足。遅い昼食の後、下山の新ハイキングコースはハイキング道とは言えない予想以上の激下り。山腹を巻きながらしばらく進んで植林の急坂に入る。いったん緩やかになるも再び木の根が出る坂道、傾斜を増して延々と下って行く。まだ完治していない膝に負担かけぬよう下るので時間がかかる。標準タイムより20分オーバーで車道に。そのため予定時刻のバス乗車はいったんあきらめるも何とか出発の数分前に滑り込みセーフ。この時季の1時間待ちはきついので助かった。ともかく膝サポーターと2本のトレッキングポールのおかげもあり、歩行距離12㎞の紅葉残る山道を歩けたことに感謝。ヤマザクラやミツバツツジ、新緑の頃も良いと聞く。その時の下山道は車道歩き40分を覚悟の和田峠経由で。2021年11月26日(金)/<高尾駅北口08:12=(260円)=08:33小仏>小仏バス停300m 08:40~(車道)~08:50景信山登山口08:55~09:40小下沢分岐09:45~10:00景信山727m 10:25~(白沢峠)~11:10堂所山巻道~11:25底沢峠~11:40明王峠11:50~12:00奈良子峠~12:35陣馬山855m(昼)13:05~14:05新道登山口~(車道)~14:20陣馬高原下バス停<バス停14:25=(570円)=15:02高尾駅北口>(高尾駅北口コインパークは700円。平日のせいか茶屋は景信山は休業、陣馬山3軒のうち1軒のみ営業。山中での出会いは多数も下山の新ハイキングコースでは1人のみ)

          

    

    

    

    

    

    

    

 


夜の紅葉を森林公園で

2021年11月25日 | 写真&旅

周辺の紅葉も終盤、そろそろ終わりの色づきがライトアップされている国営武蔵丘陵森林公園へ行く。車で30分弱のなので早めに到着、傾いた陽が差し込む園内を少し散策。日没とほぼ同時刻の16:30に照明が灯った。足元の三角形のあんどんに誘われてカエデ園の中へ。ライトに照らし出される赤や黄色の葉、生気が蘇ったように夜空に映える。青色の光の川に沿って進む、とイルミネーションの簾をまとった東屋。紅葉を背景に浮かび上がって幻想的、かつ豪華な光景を見せてくれた。うまいネーミングの「紅葉見(もみじみ)ナイトー(光と森のStory第2章)」は、このほか「森の妖精」など園内の樹々を光で飾る20時までの特別開園。この夜は風が強い中、家族連れの歓声も響いていた。肝心の写真の出来栄えには不満、腕前上げてまた来年に。(コロナ対策で11月15日から平日のみ開催で26日まで。入園料のみでお得<シルバーは210円、中学生以下は無料>

    

    

    

    

    

    

    

    

 

 


嵐山渓谷で紅葉散歩

2021年11月21日 | 写真&旅

京都の嵐山に似ていることから武蔵嵐山とも呼ばれている嵐山渓谷へ。夏はバーベキューや川遊びで賑わう槻川の河原。流れに沿う遊歩道から飛び石を渡り、対岸の高みの道を冠水橋のほうへ進む。橋の手前の坂道にある数本の紅葉は今が最高潮。行き止まりで戻って小広場の展望台、ここから与謝野晶子の歌碑までは樹々に囲まれた気持ちの良い道。「さいたま緑のトラスト保全地」のひとつでもある豊かな自然林は今、赤や黄色、オレンジに染まった葉が彩りを競い合う。林が途切れ、ススキが広がるあたりで戻ろう。2時間少しの紅葉散歩は贅沢なひとときだった。

    

        

    

         

    

    

 


ダイコンの初収穫

2021年11月17日 | 市民農園

9月中旬に種を蒔いてから2か月のダイコン。収穫適期の合図、下葉が横に張り、中心の葉が立ち始めてきた。土から出ている太いのを数本選んで初収穫。抜いてみると短かったり、根が割れているのもあるがまあまあの出来栄え。2列予定のところに間引きの分も間に植え替え、相当窮屈だったと思うがよく育ってくれた。早速、待っている娘宅に宅配だ。ほかに今、食べごろは背丈短いものの春菊と赤かぶ。ブロッコリーはようやく蕾がついてきた。この秋2回目の種蒔きの小松菜、春菊、水菜なども芽が出て、少しづつ大きくなっている。今月初めに植えた玉ねぎは今のところ、枯れたのは1本のみで順調。好天続きで今日も畑にやさしく降り注いでいた陽が傾き始めた。帰ってダイコンの試食をしよう。

    

    

    

 


久しぶりの長瀞の紅葉

2021年11月15日 | 写真&旅

見ごろを迎えたとの情報を得て県内でも指折りの紅葉の名所、長瀞に向かう。日曜日でも時間が早かったせいか車の流れはスムーズ、しかし「月の石もみじ公園」の駐車場は満車。誘導されて少し離れた臨時駐車場に停める。園内は人出も多く、赤や黄色に染まったモミジを思い思いに鑑賞。ただ全体的に色づきにバラつきがあり、枯れた葉や虫食いなど以前の記憶からすると物足りない。それは次に向かった寄居町の風布川沿いの風の道や雀宮公園でも同様に感じた。夏の猛暑や少雨、台風による風など気象要素が紅葉の見栄えに影響するとも聞く。だが今年の夏はお盆時期の1週間近い雨降り以外には思いつかない。先日閉幕したCOP26ではないが地球規模の温暖化の影響も考えたりする。日本が誇る四季の自然、なかでも秋の彩りが消えていかないように願いたいものだ。

    

    

        

 

 


お手軽な周回ルートで秋の堂平山

2021年11月11日 | 

11月上旬に予定していた秩父の南天山、山梨の大マテイ山は右膝の治療中に紅葉が過ぎてしまった。代わりにいつものヤマレコで見つけたのが何度か登っている奥武蔵の堂平山。但し、秋の時季と山麓の白石地区からの反時計周りの周回コースは初めて。駐車スペースも含めてネットで情報収集、近場なので遅めの7時近い出発となった。終点バス停の白石車庫を過ぎ、定峰峠への道と分かれた狭い道を観光農村キャンプ場方面へ。その先、林道の分岐脇に見当を付けていた駐車スペースを発見。この後は「山と高原地図」のルートに従って歩く。しばらくは舗装の林道を緩やかに進み、終点から山道に入る。ところどころに黄葉、わずかだがモミジも見える。沢沿いなので小さな滝も見ながら山腹のジグザグ道に取り付く。陽の入らない斜面に広がる低木の黄色い葉はコアジサイ。初夏の開花の頃にはどんな景色になるのだろうか。そんな道が続き、前方が明るくなると白石峠。ひと休み後、ときがわ町方面からの車道横から山道を電波塔の立つ剣ヶ峰へ。展望なく、下降の道を間違って剣ヶ峰駐車場近くに降りたところで思いがけず紅葉の一群。しばし写真撮り。その後は元のルートに戻って小ピークを繰り返し、堂平山の山頂着。眺望は言うこと無く、眼前の外秩父や両神山はじめとした周囲の山なみ。振り返る東京方面の景色には極小ながらスカイツリーも。山頂周辺の車道脇の紅葉も見事。風が吹いてきたので下山。ラジコングライダーの芝地エリアの横を通り、再びコアジサイが点在する中を笠山峠に。陽だまりを見つけて昼食、後は左手の樹林帯の中を淡々と下った。膝の負担も軽い今回のお手軽な周回コース。知っているつもりの山だったが秋の表情は新しい発見だった。2021年11月11日(木)/(林道分岐脇の駐車スペースは車3台程度、あと草地に若干)白石08:40~(林道)~09:10~(登山道)~09:40白石峠09:55~(剣が峰・紅葉スポット)~10:50堂平山876m 11:05~11:35笠山峠<昼>11:55~12:20林道~(林道)~12:35白石<山中での出会いは白石峠~堂平山~笠山峠では10人強も白石~白石峠、笠山峠~白石間ではゼロ>

    

    

    

    

    

    

 

 


秋のビタミンC、ミカン実る

2021年11月03日 | 雑記

小さな庭の片隅で育てている4本の果樹。梅、ユズ、そして2本のミカン。そのミカンの1本が橙色を増して、食べごろとなってきた。適度に肥料をあげたせいか数えると100個近く。多少酸っぱさが残るものの去年より甘みも増したような気がする。自家消費する分には十分。そのそばにあるユズは例年どおり、12月には黄色に色づいて収穫できそう。もう1本の形が大きい青島ミカンのほうはまだ緑色が多く、あと少し。こうした柑橘系に多く含まれているというビタミンC。美容効果や老化防止はともかく、免疫力アップも期待しながら味を楽しみたい。

     

    


秋の暮れ、水管橋あたりで

2021年11月02日 | ひな人形と花のまち

6月の平標山以来、未だ完治しない右膝。久しぶりの診察で右膝の腫れを指摘されて水を抜き、ヒアルロン酸とやらを注入。初めての経験で少し痛みや違和感あるが、軽いウォーキングと思い近くの荒川土手を歩く。水管橋付近で見上げる空には、この秋一番と思える秋の雲。偶然に出会った近くにお住いのAさん、カメラを片手に野鳥探しとか。毎朝、仲間とのラジオ体操の後にここを歩いている先輩だが相変わらずの元気。雲の話で盛り上がった後に別れて河川敷に降りる。先月あれほど咲き誇っていたコスモス畑も枯れた姿に。その整地作業のためかポツンと残されたトラクターが余計寂しい。水管橋の向こうには厚い雲が幾重にも重なり、今日の日を閉じようとしていた。さあ帰ろう。秋の夕暮れはスマホでも、こんなに良く撮れる。でも、今度はカメラで。

    

 


11月最初は玉ねぎの植え付け

2021年11月01日 | 市民農園

11月に入って最初にやることは野菜栽培のカレンダーに従い、玉ねぎの植え付け。2週間前から苦土石灰や堆肥を施した土づくり、さらに数日前に化成肥料を蒔いて鍬入れ。そして穴あき黒マルチで準備終えた畑。支柱の棒で穴をあけて黄色玉ねぎを150個、サラダ用の赤玉ねぎ50個を植える。葉が分かれている部分まで深く埋めると苗の生育が止まると教科書にあり、細心の注意。苗の不安定は仕方ない。赤玉ねぎの苗の細さも寒さに枯れないかと気になる。後は放置で良い玉ねぎだが、しばらくは様子見が必要。水やりは、先日蒔いて不織布で覆っている葉物野菜の第二陣、小松菜、春菊にも。寒暖の繰り返しで安定しない空模様だが、少し芽が出てきたのでひと安心。漬物用の赤カブも大きくなってきた。まだ見え始めないブロッコリーの花芽、蕾が少し心配。低温が必要とこれも教科書にあるので、もう少し待ってみようか。何せ野菜本人に聞くことは出来ない。この秋も『畑の達人』にはお世話になる。