晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

春の陽気にジャガイモ植え付け

2022年02月28日 | 市民農園

風は多少あるものの日差し柔らかく、暖かな日となった。春の野菜作りの一番手、ジャガイモ植え付けの頃合いとみて作業を開始。準備していた区画をもう一度耕して土を細かくする。深さ15センチほどの溝を掘り、種イモを置いていく。今年はキタアカリを2キロ、大きなイモは二つ、三つに切り分けたので29個となった。その分、イモの間隔は狭くなり25センチくらいになってしまった。小さな畑だから仕方ない。置いたイモの間にまず堆肥を。その上に化成肥料を半つかみほど置いてから土を戻す。あとは1か月少し先の発芽を待つだけ。満開の桜のころ、元気に顔を出してくれることを願いたい。

     

    

 


富士を大眺望、雪の三頭山・大沢山

2022年02月26日 | 

春の陽気が近づいてきた。雪を被った富士山を久しぶりの三頭山(みとうさん)で、そして眺望がさらに良いという大沢山へも。土曜日で圏央道の業務用車両は少な目、日の出ICからの五日市街道、檜原村も行楽には早い時期なのか渋滞無くスムーズ。広い都民の森駐車場はがら空きの10数台、早速雪除けのスパッツを着用して出発。歩き始めは舗装の坂、森林館を過ぎた分岐から雪の山道に入る。日陰の凍結路、以前に山トモさんから頂いた6本爪アイゼンを装着。ジグザグに登って鞘口(さいぐち)峠に着く。さらに山腹を巻きながら高度を上げていくと一部出ていた枯葉の道も消え、完全な雪道に。ただし20センチ程度でルート上は踏み固められており、気を付けるのは凍結箇所のみ。上がった稜線上の見晴らし小屋から少し下り、登り返しの三頭山の東峰・中央峰はパスしてう回路を山頂(西峰)に到着。まずは南面に歩を進め、お目当ての冬富士を。木の葉も落ちて見えやすい雄姿をたっぷり眺める。まだ熱い“飲む点滴”の甘酒でひと息、次の大沢山へ向かう。アイゼン無ければ苦労しそうな急下り、ムシカリ峠から避難小屋経由で緩やかに登って大沢山の山頂。少々寂しいピークながら富士山の眺めは情報どおり。秀麗の形容詞にふさわしい眺望をおかずに昼食の美味しいこと。冷たくなってきた風に惜しみながら下山に。ムシカリ峠まで戻り、沢筋の道は雪も少し増えたが緩やかに下る道。山麓に近くの三頭大滝は凍結、雪に覆われていつもの姿無し。続くチップが敷かれた道も今日は雪道、延々と下って日差しあふれる駐車場に戻った。ブナの森で雪山ハイク、そして二度見の富士山と大いに満足で言うことなし。2022年2月26日(土)(圏央道日の出ICから1時間、都民の森)駐車場990m  08:45~(森林館)~09:15鞘口峠1142m ~10:00見晴らし小屋10:05~10:35三頭山東峰・中央峰分岐~10:45三頭山(西峰)1531m 11:05~11:20ムシカリ峠1445m~11:30大沢山1482m(昼)11:50~12:00ムシカリ峠~12:40滝見橋・三頭大滝1105m 12:45~13:10駐車場<都民の森P(月曜休)、3月15日までは8:00〜17:00の開場/帰り順路にある近くの「数馬の湯」(月曜休、880円)で快浴>

     

     

      

    

       


春もうすぐの畑で

2022年02月24日 | 市民農園

続いていた厳しい寒さもようやく今週末から暖かくなるらしい。それを見越して市民農園の畑に向かう。保温のため二重に覆っていたサニーレタスのビニールトンネルを一枚に。次に去年11月から黒マルチの区画で育てている玉ねぎ。植穴に雑草が結構生えている。この寒さにもかかわらず元気なものだと感心しながら取り除く。そこに追肥の化成肥料を入れてあげる。枯れた6本のところには脇に植えてあった余りの苗を。そして数日前に耕したジャガイモ用の畑にもう一度鍬を入れ、土の塊を小さくする。すでに購入済みの北アカリを来週に植え付けする予定だ。今日も赤城おろしは冷たかったが、到来する春を前に気分良く畑作業を終えた。

    


「鴻巣びっくりひな祭り」今年も

2022年02月20日 | ひな人形と花のまち

今年も「鴻巣びっくりひな祭り」が始まった。例年どおりメイン会場の鴻巣駅前のショッピングモール1階に31段、高さ7mのひな壇が登場。1600体のひな人形を飾るピラミッド型で高さ日本一という。このイベント、江戸時代から続くひな人形づくりのまちをPRしようと始まって18回目。少子化や購買志向の変化で、ひな人形の売り上げ苦戦は想像できるが頑張ってほしいものだ。そして厳しい寒さ続く今年の冬。ひと足早いひな飾りは子供だけでなく大人も心温まる。もうすぐやって来る春の景色を頭に描いて。

      

 

           

      

 

 


荒川土手で春の足音

2022年02月16日 | 雑記

朝が早くなり、日没も日ごとに遅くなってきた。陽射しの長さの変化とともに暖かさも感じる。今日は日本海側の大荒れ予想の影響か風が強い。それでも、あまり寒くはない。荒川土手に足を向けると菜の花が咲き始めていた。本格的な春になれば土手いっぱいを黄緑色に染めてくれる。道端のあちらこちらにはイヌノフグリの小さな青い花がこぼれる。近くのコスモアリーナの遊歩道沿いに植えられている河津桜には蕾の脹らみも。近づく春の足音、近年にない冬の寒さもあと少しの辛抱だ。

    

    


陽光あふれる雪とロウバイの宝登山

2022年02月12日 | 

関東地方にこの冬2度目の大雪警報が出た翌朝。当地では途中からみぞれ、雨になって積雪はゼロだったが秩父地方は7㎝との情報。日の出を待って、秩父の宝登山に出かけることにした。当初予定していた美の山は山頂まで車で行けるものの狭い山道。積雪や凍結路の運転は危険が多い。第一、生活路線ではないので除雪されていない可能性が大きいと断念した。それでも宝登山山麓まで行く途中も朝方のせいか、多少の凍結があって車の後部が多少振られることも。スタッドレスといえども慎重に運転、着いた駐車場で驚いた。霧が残り、なんと周辺の樹木に霧氷がついているではないか。これは幸先が良いと、急ぎ準備整えて出発。ロープウェイ山頂駅などの関係車両だけが通る広く、緩やかな雑木林の道。青空を背景に木枝の霧氷や雪が朝日に輝いて最高だ。大きなカーブを繰り返しながら高度を上げ、樹林越しには雲海も見える。登るにつれ雪は深くなり20~30センチくらい、車が付けた轍(わだち)の中を進む。小さな動物園前を左手に折れ、間もなく宝登山神社奥宮への階段。登って奥宮の裏側、斜面を進んで山頂に着いた。広がる眺望はいつもながら、今日は眼下の秩父市街も先の山なみも雪景色。そして周辺のロウバイは今が見ごろ。黄色の花と雪の白、青空と狙いどおりの光景。降り注ぐ陽光もサービスとばかりに暖かく包んでくれた。予定時間を超えて早咲きの梅など周辺も散策、余韻に浸りながら往路を下山。満足して次の破風山は取りやめ、雪も凍結も消えた道路を気持ちよく走って帰途についた2022年2月11日(金・祝)/(山麓駐車場500円に4台目に停める)駐車場08:15~09:15宝登山497m(ロウバイ写真)10:45~11:25 駐車場

    

    

    

    

 


寒い冬に少しだけ春の予感

2022年02月07日 | 雑記

暦の上では春が始まる立春を迎えたというのに寒い日が続く。昨年の末以来、日本列島は数度にわたる寒波の襲来。今年の冬はいつもより寒く感じ、北国では雪の量も例年より多いとのニュース。そのせいか秩父・宝登山のロウバイの見ごろも遅れているようだ。隣町・行田の古代蓮の里公園では、どうだろうかと出かけてみた。夏には古代蓮をはじめ多種類の花が咲く蓮池はひっそりと冬眠中のよう。その先にあるお目当てのロウバイの林。そこだけは華やいだ風景が広がり、遅れ気味ながらも黄色の蕾や咲く花々。冬の青空に負けない色彩を振りまく。そしてマスク越しに漂ってくるのは甘い香り。少しだけ春の予感、やがて来る季節への期待が脹らむ。

    

         

 

 


新月の夜空に流れる星

2022年02月02日 | 写真&旅

前日の新月に続いて今晩も月明りの無い、星が良く見える夜。ただ郊外と言えども自宅近くは街灯りがあり、静止した星を撮るのは難しい。地球の自転による日周運動の光跡をとらえることにした。星が一番よく見えるのは南の方角。8秒×130画面を比較明合成すると横に流れる星の光跡に。北の方角であれば北極星を中心とした円周の動き、東と西の場合は斜めに昇るか、沈む動きになるはず。次の機会には西の空で、南から西へ沈む星の動きを”星降る夜”として撮りたいものだ。今夜は前夜と違い雲が無いものの凍るような寒さに1時間で退散。ホッカイロによる両脇の温かさを足元にも使えないか、次回までに研究したい。

   

 

 


いつか青空に羽ばたくコウノトリを

2022年02月01日 | ひな人形と花のまち

県内のこども動物自然公園からやって来たコウノトリが先週から一般公開されている。荒川近くに来たついでに立ち寄ってみた。「天空の里」と名付けらた野生復帰センターはコウノトリの繁殖と放鳥をめざす全国4番目の施設。ケージの中には寄り添う2羽のつがいはオスが「空(そら)」、メスは「花」と命名された。市の広報誌で募集があった時に、鴻巣という市名や”ひなの里”という観光施設もあるので「こうたろう」「ひなこ」などと考えたことを思い出した。足が1本しか見えないので係員に尋ねると、休息時はもう1本の足を羽の中に入れているとのこと。確かに歩き出すと足は2本になった。施設内に展示されていた剥製は思っていた以上に大きい。コウノトリの里をめざす事業に疑問の声もあるが、コウノトリも住める豊かな環境づくりは必要だし、夢があっていい。例の”アベノマスク”が、2020年度だけでも保管費用6億円とか希望者への配送料10億円などの報道。こうした税金の無駄遣いとは違う気がする。春頃には産卵の期待もあるという。いつか親子で鴻巣の空に羽ばたく景色を見たいものだ。