今回はピークハントではなく朝焼けの白馬三山と残雪の春山を撮ることが目的。白馬山麓の標高は770m、春スキーを楽しむ若者、家族連れに混じってゴンドラと二つのリフトを乗り継いで1100m近くを稼ぎ、1830mの八方池山荘に。この日の宿泊者は少なく、5人部屋を一人で独占。月が明るい夜なので星の撮影に向かないと夕食同席の人から聞き、8時に就寝。翌朝は3時50分に小屋を出て、ヘッドランプをたよりに日の出10分前に第3ケルンまで登る。今は雪の八方池の先に見える白馬三山だが、朝陽を浴びても肝心の朝焼けにはならず残念。アイゼンを付けて何度かの急登を経て丸山へ。さらに唐松岳頂上山荘まであと20分くらいの高度計2585m地点に。この先の山荘から頂上までの往復時間のことや以前登っていることもあり、ここで引き返す。往きも復路もたっぷり写真が撮れた。ライチョウにも逢え、好天の雪山を楽しめたので今回は満足。狙った朝焼け、今度は唐松岳山頂からの剱岳を挑戦してみたい。<ゴンドラ山麓駅前の駐車場は2日間で1,200円、ゴンドラ・リフト券は往復2,900円。八方温泉「みみずくの湯」(600円)は快適で露天風呂からの八方尾根も良>
八方池山荘
夕食が美味しい
八方池は雪の下
急登
特別天然記念物のライチョウ
山頂部が見えた