晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

山麓は春装いの四阿屋山

2024年02月28日 | 

2日間吹き荒れた強風が収まり、選んだ山は奥秩父両神山から派生する小ピークの四阿屋山(あづまやさん)。自宅から一般道で2時間近くかかるが、登山後のセツブンソウ撮影も楽しみに向かう。最短コースとなる駐車場からの車道沿いに咲くロウバイや梅の花。朝日に輝いて気持ち良いスタート。10分ほどで着いた山居広場のフクジュソウ園地を軽く一周しながら斜面を進み、展望広場でひと息。引き続きの急登、傾斜が緩んで暗い植林の先に両神神社奥社。途中に「岩場、危険注意」の看板もあり、ここで登山安全の祈願。いったん下った前方にクサリが現れ、ここから岩場に。下山の人も後ろ向きに降りてくる。手足を慎重に使い、しばしジグザグに登ってツツジ新道分岐のある稜線に。続いて目前の岩稜をよじ登れば四阿屋山の山頂着。うっすらと雪を被った両神山がいぶし銀のごとく聳える。狭い山頂部、周囲を一望して早々に往路を下山。落ち葉に隠れている凍結箇所にも注意して岩場を通過。奥社から男坂を降りきって再びの山居広場で少し時間を。フクジュソウは少ないものの黄色いロウバイやピンクの梅が咲き誇って一帯は春の装い。微風も遠慮気味の陽だまりは至福の空間ながら先へ移動することに。次の目的地にも春の使者、セツブンソウが待っているのだ。2024年2月28日(水)/(山居広場入口駐車場に8時、2台目で停める)駐車場500m 08:10~08:20山居広場・フクジュソウ園地~(女坂)~08:45展望広場08:50~09:00両神神社奥社09:05~(鎖・ツツジ新道分岐)~09:25四阿屋山772m 09:40~09:55両神神社奥社~(男坂)~10:10山居広場・福寿草園地10:30~10:40駐車場

            

    

    

    

    

    


早くも河津桜が一輪

2024年02月21日 | ひな人形と花のまち

季節外れの最高気温が22度の日。温かいと言うより暑く、長袖のシャツをまくって地元の荒川土手周辺を歩く。菜の花が元気よく咲いて、土手斜面を覆いつくすのも今年は早まりそう。水管橋近くの河川敷にも広がり、枯れた倒木の末路を際立たせるのも止む得ないか。戻ってコスモアリーナ沿いの桜並木をチェック。ピンク色に膨らみ始めた河津桜の中に一輪、咲く花を見つけた。早咲きで例年3月初旬だが、来週には見ごろとなるかもしれない。楽しい桜の時季はもう間もなく。

    

     


思い出も大きい「鴻巣びっくりひな祭り」

2024年02月19日 | ひな人形と花のまち

地元の春のイベント「びっくりひな祭り」が始まった。20回目となる今年も高さ7メートル、見上げるピラミッド状のひな壇は31段。飾られているひな人形は全国から寄せられた1550体。会場脇のボードには添えられた思い出のメッセージが掲示されている。そこには子や孫が楽しんだ様子や成長を願った家族の光景、見守ってくれたひな人形への感謝などがびっしりと。そうした思いを胸にもう一度ひな飾りを。まだ寒い日もある春が待ち遠しい時期、心温まるひとときだった。

    

     

鴻巣びっくりひな祭り2024

 


余韻はチェロの音色と『ラブカは静かに弓を持つ』

2024年02月15日 | 読書

著作権使用料の支払いを巡り、音楽著作権協会と音楽教室が争っていた裁判を思い出す小説。ある音楽著作権団体に勤める主人公の青年が音楽教室に生徒として潜入、裁判に有利な情報を得るよう命じられる。身分を偽り、少年時代の出来事で遠ざかっていたチェロを習うことに。再び弓を弾くことの楽しみを取り戻す2年間。使命をしばし忘れ、診療内科に通う不眠も徐々に改善。曲のイメージを共有する講師とのレッスン、同じ受講生との和やかな交流、発表会など濃密に描かれてゆく。深まる”信頼と絆”のなかを流れるチェロの響き『雨の日の迷路』やバッハの『無伴奏チェロ組曲』、『カノン』『難破』。そして発表会の曲として講師が選んだ『戦慄(わななき)のラブカ』がスパイ映画の音楽と聞き、思わず動揺する主人公。海深く潜行する深海魚ラブカと重ね合わせる心の軌跡。その後の予想外の展開、最後まで目を離せない。終演に安堵して本を閉じ早速、図書館から借りてきたチェロのCD。人の声に一番近い音域で耳に心地よく響くというがそのとおり、余韻に浸り続けている。

     

 


凍星、北天の円舞

2024年02月11日 | 写真&旅

日中は風が無ければ春を感じる最近。夜はどうだろうか、と厚着・防寒靴で久しぶりに夜の水管橋へ。新月で星空指数100の予報どおり、北の空に出ていた雲も少しづつとれてきた。微風で気温は3度、冬としては暖かな夜。その分、冴えわたる冬夜の凍星(いてぼし)というわけにはいかない。静止画で捕えれる星はわずか。カメラ内の比較明合成機能で北極星を中心に円を描く星の光跡を撮る。絞りは開放のF2.8と決めているが、構図、ISO・シャッター値に時間がかかり10時近くからの撮影開始。場所を少し変え、それぞれ約30分、100枚の合成写真。やって来る車も今夜は1台のみでラッキー。11時を過ぎたので次回の参考に西方角も5分ほどカメラを向けて終了。気が付けば冬の夜、やはり凍星の円舞。次回はホッカイロ必携で。

    

 


春の雪となるか

2024年02月07日 | 雑記

月曜午後から降り始めた本格的な雪。夜半ごろからみぞれ、そして雨になったようで7~8㎝あった積雪も少なくなって朝を迎えた。車で水管橋を眺める荒川土手に向かったが白銀の世界は雨に沈んでる。咲き始めた菜の花も冷たそう。その翌日、水曜日は晴天となって日差しが雪原に模様を描く。今日は菜の花も光を浴びて元気。今回の雪は降り始めから湿り気のある春の雪のようだった。来週には地元のイベント「びっくりひな祭り」も始まる。次の季節はもう近い。

     

     

 


立春の快走を応援、埼玉県駅伝

2024年02月04日 | 雑記

雪や雨予報は外れたものの肌寒い曇り空に厚着した9時半過ぎ。赤い制服の白バイに先導された第一走者が現れた。にわかにガンバレの声援が飛び交う北鴻巣駅入口交差点周辺。ここは隣駅の鴻巣駅東口からスタートした埼玉県駅伝女子の第1中継所であり、さいたま新都心からの同男子の第4中継所。たすきを受け取ったトップの埼玉栄高に続いて坂戸西、本庄第一の高校チームが走り抜けてゆく。その後の女子集団に男子が混じり始めた。後続の男子が追いついたのだ。しばらくの後、男子の繰り上げスタート組が一団となって駆け抜けて行った。足を多少引きずったような最後尾の男子ランナーがゴールラインを踏んで終了。皆さん、お疲れ様でした。元気に走る姿、そして差し込んできた暖かな日差しに心も温かく。そういえば今日は立春、春の気配を確かに受け取った。

     

     

    

    

    

 


驚きと頷きの光景が『裁判所の正体―法服を着た役人たち』

2024年02月02日 | 読書

知人が医療過誤を訴えて数年になる。この間の地裁・高裁の審理経緯と判決結果に多くの疑問ある中でこの本を手にした。東京地裁、最高裁に勤務経歴のある元裁判官とジャーナリストによる3日間の対談をまとめたものだが、随所に驚きと頷きが。<(傍聴に際して)なぜ裁判官に一礼するのか、裁判官に庶民の心が分かるのか>などから始まる興味深い内容は、読むほどにタイトルの「正体」「役人たち」が刻み込まれていく。<(事実関係で争いがない刑事事件や民事も貸金、賃貸借関係などでは)事実に法律を当てはめるだけ>。これはまだ何となく分かる。続く、冤罪の再審や医療過誤訴訟を含む民事では<裁判官の価値観や外から与えられる情報や刺激が決定的な意味を持つ>も想定の範囲内だが、その「価値観」や「情報」が問題なのだ。権威者が書いたと言われれば、その鑑定書を鵜呑みしていないか。<(現在の裁判官の多数派にとっては)個別的な当事者のことは記録の表面に書かれている記号としかみていない>や<自分が勝たせたいと思う側の最終準備書面を電磁文書で求めて引用、簡単に判決文を作成>という「コピペ判決」については、さもありなんと思う。一部良心的な裁判官もいるとしつつ、多くは人事と出世を念頭に置く「法服を着た役人」であり「裁判をやっている官僚」。その仕組みと実態が次々と明かされる。そして安保訴訟や原発訴訟など国の考えを追認する多くの判例をあげて「権力のチェック機構」でなく「権力の補完機構」と表現。特に最高裁は「権力の一部」となり、「憲法の番人」ではなく「権力の番人」と断言する。「あとがき」にもあるが、聞き手の鋭い記者魂と元裁判官の綿密な分析司法批判にもとづく共著と言えるこの書。読み終えて、ますます知人の裁判の行方が気になりだした。