2日間吹き荒れた強風が収まり、選んだ山は奥秩父両神山から派生する小ピークの四阿屋山(あづまやさん)。自宅から一般道で2時間近くかかるが、登山後のセツブンソウ撮影も楽しみに向かう。最短コースとなる駐車場からの車道沿いに咲くロウバイや梅の花。朝日に輝いて気持ち良いスタート。10分ほどで着いた山居広場のフクジュソウ園地を軽く一周しながら斜面を進み、展望広場でひと息。引き続きの急登、傾斜が緩んで暗い植林の先に両神神社奥社。途中に「岩場、危険注意」の看板もあり、ここで登山安全の祈願。いったん下った前方にクサリが現れ、ここから岩場に。下山の人も後ろ向きに降りてくる。手足を慎重に使い、しばしジグザグに登ってツツジ新道分岐のある稜線に。続いて目前の岩稜をよじ登れば四阿屋山の山頂着。うっすらと雪を被った両神山がいぶし銀のごとく聳える。狭い山頂部、周囲を一望して早々に往路を下山。落ち葉に隠れている凍結箇所にも注意して岩場を通過。奥社から男坂を降りきって再びの山居広場で少し時間を。フクジュソウは少ないものの黄色いロウバイやピンクの梅が咲き誇って一帯は春の装い。微風も遠慮気味の陽だまりは至福の空間ながら先へ移動することに。次の目的地にも春の使者、セツブンソウが待っているのだ。2024年2月28日(水)/(山居広場入口駐車場に8時、2台目で停める)駐車場500m 08:10~08:20山居広場・フクジュソウ園地~(女坂)~08:45展望広場08:50~09:00両神神社奥社09:05~(鎖・ツツジ新道分岐)~09:25四阿屋山772m 09:40~09:55両神神社奥社~(男坂)~10:10山居広場・福寿草園地10:30~10:40駐車場