晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

秋を期待しての野菜づくりスタート

2023年08月28日 | 市民農園

8月末近くとなっても猛暑日が続いている。雨が降らず、朝夕の水やりに市民農園へ通う毎日。そろそろ秋野菜の準備をと、重い腰を上げて畑へ。5月末の玉ねぎ収穫依頼、マルチで覆って寝かせていた区画にスコップを入れる。掘り返してたっぷりの日光浴、後日に米ぬかを蒔いて鍬入れ。9月の中旬ころにダイコンの種を蒔くまで、じっくりと土づくり。去年の不作は長雨もあるが、半分は土づくりの失敗と反省してのこと。そして残っている夏野菜は、暑さに強い黄色の花を咲かせるオクラやモロヘイヤ。剪定したばかりのナスにシシトウ、ピーマンなど少し。青シソの隣でキュウリが1本頑張っているが生き残ってくれるか。今日も予報は37度で熱中症警戒アラート発令につき、畑作業は1時間で終了。”秋”が来ることを期待しての野菜づくりは危険な暑さの中、ゆっくりとスタートした。

    

      


涼風献上!雷滝から

2023年08月20日 | 写真&旅

先月の梅雨明けから1ヵ月、ほぼ連日のように続く暑さ。天気予報も「厳しい暑さ」「猛烈な暑さ」「危険な暑さ」と暑さ表現の全てを使い切っている感じ。身体も慣れるひまが無く、グロッキー気味だ。せめて先日の長野・高山村松川渓谷の上流にある雷滝(かみなりたき)を思い出すことにしょう。落差30mの豪快な滝の音と水しぶき。滝の裏側の遊歩道を歩くのでマイナスイオンどころか、岩の間からの水滴も上半身に浴びて寒いほど。水のカーテン越しに眺めた夏の渓谷には、贅沢すぎる涼風が流れていた。

         

   

    


志賀高原から星の北志賀へ

2023年08月17日 | 写真&旅

台風抜けたものの余波だろうか、志賀草津高原ルートの入り口・草津あたりから白根火山、渋峠、のぞきのビュースポットは濃い霧の中。気温も15度前後でTシャツ姿は誰一人いない。木戸池で雨、蓮池まで降りて曇り空となった。ここの山の駅にある大勝軒ラーメン950円は個人的感想として今一つ。食後の口直しではないが、遊歩道に咲く夏から秋の花、池の白やピンクのスイレンを眺め歩く。次の一池のヒツジグサは今年は少な目で寂しい。北志賀の夜は新月であり、当然のごとく星の撮影。狙った八丁原のソバ畑周辺は花がまだ咲いていない。熊出没の可能性もあり断念。灯りがあって、やや難ありだが星空を望めるところで2時間近く。カメラの撤収は夜中の1時過ぎで寝不足、明日というか今日の運転には注意しよう。

    

    

    

      


森村ワールドを今も道案内『森村誠一 読本』

2023年08月15日 | 読書

先月亡くなったベストセラー作家・森村誠一の作品は遠い昔に読んだ記憶がある。ただ、映画化された『人間の証明』や江戸川乱歩賞受賞作の『高層の死角』など数えるほど。推理小説が読書対象から離れるとともに他の領域の著作からも遠ざかっていた。近年、興味を覚えたのは小説そのものより写真俳句や反戦平和の発言、うつ病の克服を書いたものなど。今回、図書館の特設コーナーでたまたま手に取り、氏の多くの作品群や多彩なジャンルをあらためて知ることになった。20年以上前に出版されたものだが、その内容は色あせた印象はない。60歳台に入った氏が半生を語る冒頭のエッセーや書き下ろしの短編推理、時代推理。そして作品紹介では長編・短編のミステリー、歴史・時代小説を網羅、何人もの筆による作家論は今も新鮮に“森村ワールド”を道案内する。住んでいた熊谷市での終戦前日の空襲、学生時代の山登り、ホテルマンとしての体験が作品にどう投影、問いかけしているのか。機会のなかった時代小説の『忠臣蔵』、戦記物『ミッドウェイ』や関東軍731部隊による生物兵器研究、人体実験を告発した『悪魔の飽食』など、ぜひ読んでみたい。

                             


夏最後のキュウリ栽培

2023年08月14日 | 雑記

待望の雨が降って市民農園の畑もひと息。ただ雨無しで弱っていた野菜たちが果たして元気を取り戻してくれるだろうか。それに引き換え、自宅庭のプランターのキュウリは元気だ。畑と庭で合わせると第4弾、種子をまいて3週間目となる。いつまでの暑さとなるか分からないこの夏最後のキュウリ栽培。大事に育てねば。

 


雨がほしい、夏野菜は青息吐息

2023年08月07日 | 市民農園

沖縄・九州方面の大雨をよそに7月22日の梅雨明け以来、雨が降らない。そのため水やりに毎日通うが、例年に無く野菜の出来が悪い。中玉トマトは色付きが遅い。キュウリ、インゲンは花が咲いても実が付かない。ピーマン、シシトウは実がたくさん付くも大きくならない。ズッキーニは花が咲くのは雄花ばかりで実が小さい。モロヘイヤは葉が小さくて大きくならない。比較的良さそうなのはナス。それでも実が大きくなるのを待っているとブヨブヨになってしまう。典型的な水不足のせいらしい。そういう中で黄色い花を咲かせるオクラだけが元気。今週半ばの雨は予報どおりに降ってほしい。

    

       

    

    

     

 


汗ぐっしょり水沢山でレンゲショウマ

2023年08月02日 | 

8月に咲くレンゲショウマを探しに山へ。ケーブルカー、山とも混み合う御岳山は敬遠、以前に見た浅間隠山の情報をチェックしていて水沢山を発見。今まで登る機会の無かったこの山へ関越自動車道経由で向かう。渋川伊香保ICから20分で伊香保温泉の近く、山の東麓にある水沢観音(水澤観世音)に。7時過ぎ、すでに大きな駐車場に点在する車は登山客らしい。駐車場北端より林道に入り、歩き始めると下山の人たち。軽装の様子から朝の涼しいうちにと登り終えた地元の方々のよう。ほどなく境内からの道と合流して登山口に。整備された木段の道はやや傾斜あり、樹林帯なのに汗が噴き出す。途中、道を直していたボランティアの人に、事前情報を得ていたレンゲショウマの場所を再確認。先ほど休憩入れた近くらしいが分かりにくかったので聞いて安心、帰りに立ち寄ろう。さらに登り進んだお休み石から目の前に立ちはだかる山肌に取り付く。熱中症に注意、小刻みに休んでスポーツドリンクの水分補給。岩混じりの直登気味の急傾斜は今日一番のがんばりどころ。それでもロープ、パイプ、石止めなどあって安心して登れる。我慢して着いた見晴台石仏(東の肩)で見る初めての眺望、山頂まで400mの標示にほっとする。あとは軽い登下降、少しの岩場の急登で山頂に到着。関東平野を一望の眺めも陽射し強く、狭い山頂部から少し戻った木陰で大休憩。往路を慎重に下山、そして三合目ベンチ脇の小道に入って見つけたお目当てのレンゲショウマ。群生ではないが小さくまとまって、ひっそり咲くのも“森の妖精”らしくて良い。また来年もぜひ。その前に、毎週登っているという地元の健脚に負けぬよう涼しい秋に来てみたい。2023年8月2日(水)/(水沢観音の大駐車場に停めさせていただく)駐車場613m 07:30~(林道)~07:40登山口~08:00三合目ベンチ08:05~08:25お休み石08:30~09:10見晴台石仏(東の肩)~09:30水沢山(浅間山)1194m 09:50~10:05見晴台石仏~10:40お休み石10:45~11:00三合目ベンチ(レンゲショウマ撮影)11:25~11:35登山口~(水沢観音境内)~11:50駐車場(伊香保グランドホテル併設の黄金の湯館743円で入浴、さっぱりしてからの昼食は大澤屋第二店舗でうどん・舞茸天ぷら)