晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

秩父盆地の雲海、次回こそ

2017年11月27日 | 写真&旅

最近、日本各地で雲海が観光スポットとして人気のようだ。標高2000m以上の稜線にある山小屋に泊まれば容易に見ることができるが下界ではそうはいかない。地元埼玉にも秩父周辺にミューズパークなど何か所かある。そのひとつ、美の山に出かけた。前日の雨は昼頃にやんでしまったので湿度は不十分。期待半分だが目を覚まして早朝3時過ぎの出発。現地に到着すると山頂に近い駐車場は満車、最初の展望台は三脚の置き所がすでに無い。みんな考えることは一緒だと思いながら次の展望台に向かい、運よく場所をキープ。まだ満天の星が輝いているので眼下の秩父市街とともに最初の一枚。夜明けが近づくとともに、その冷気のせいだろうか市街地の上に少し雲がでてきた。広がる雲海と街の灯りを幻想的に撮る、という狙いは外れたが初回としてはまずまず。この日は6:25の日の出、明るくなった近くのベンチでひと息つく。この寒かった夜に50人くらいいたであろうか。ポットの温かいコーヒーとパンにかじりつきながら次回の作戦を練った。

まだ夢の中

武甲山、秩父のやまなみとともに

赤城山方面

朝日に

落ち葉の追憶


晩秋の一日を長瀞アルプス、そして

2017年11月26日 | 

今日は孫2人を連れての長瀞アルプス。高尾山、奥多摩の御岳山に続いて年1度の3回目。長瀞の宝登山から北東にのびる尾根はハイキングコースながら彼らにとっては山登り。ゲーム機にかじりついている日常から離れ、野山で鍛えようという魂胆。最初と最後に登りがいがある急斜面、そして小ピークをいくつか越えて行くので丁度よい。野上駅からの車道歩きは萬福寺の先で登山道に入る。滑りやすい濡れた枯れ葉や荒れた急な沢道に口数が少なくなる。尾根に上がり、山麓を左に見下ろす明るい雑木林。次に陽が隠れた肌寒い植林の山腹、登り降りしながら進む。陽射しを浴びた枯れ葉を座布団に小休止、ほっとした表情も樹林越しに見え始めた宝登山の遠さに溜息のふたり。さえずり代わりに口笛を吹いてみた小鳥峠から林道に下り、少し歩いて北登山口に。今回一番の厳しい登りも最後と言えば、長い木段を数えながらスピードアップ。体育の授業が役に立っているのか早いタイムで山頂に立つ。昼食はオニギリに持参のガスで特製の味噌ラーメン、その後はロープウェイで下山。ご褒美に長瀞ライン下り、温泉入浴と盛りだくさん。夕暮れとなった帰路の車中では1日を振り返る間もなく熟睡。朝の出迎え同様、二人をそれぞれの家に無事に送ってからの帰宅。多少の疲労感も楽しんだ晩秋の山道には代えがたい。久しぶりの日本酒が美味しく喉に沁みていく。2017年11月25日(土)秩父鉄道長瀞駅前に500円で駐車、長瀞駅09:05 一 09:08野上駅)野上駅09:10~萬福寺09:25~天狗山分岐10:00~(コナラの森)~野上峠10:30~(小鳥峠)~林道10:50~宝登山北登山口11:15~(約200段の階段)~11:35 宝登山山頂 497m~(5分)~ロープウェイ山上駅<かんぽの宿寄居の展望風呂800円で山なみ見ながらお疲れさん>

雑木林の中を 

宝登山はまだ先 

今日一番の登り  

  

下山  

長瀞ライン下り

 40分待ちで乗船

 


初めての桐生川上流、秋色とともに

2017年11月24日 | 写真&旅

水面に映る紅葉の色が鮮やかに変幻するという桐生川上流に初めて行く。出発が遅れ、通勤時間帯の太田、桐生の街中を走ることになり、2時間半近くかかって梅田湖先の川沿いに。事前の情報で、ふるさとセンターに停める予定だったが、先行する数台の車に従ってさらに上流へ。路肩に何台も停まっているので、そこで聞くとポイントのひとつらしい。親切なお二人に教えてもらい、少し先と戻る途中の小さな赤鳥居のところなどで半日近く過ごした。紅葉の時季は少し過ぎていたが、川岸に下りたり道路上からなど桐生川の秋色を楽しませてもらった。知らない場所では馴染みの方に聞くのが一番、皆さん恐縮するばかりに教えてくれる。そう多くはないが、通い慣れた山道であれば同じことをしてあげよう。

絵具

もみじ  

矜持  

想い出  

蒼然 


陽射しがあれば、初冬の畑も楽し

2017年11月22日 | 市民農園

例年より早い寒さ到来で晩秋というよりも初冬の日、陽射しが注いできたので市民農園の畑へ。風の強い日が続いたが10月末に植え付けした玉ネギの様子はどうか。その対策で被せた寒冷紗の半トンネルが功を奏したのか、倒れずに元気そうだ。寒さにもかかわらず、それぞれの植え穴に雑草が生えていたので抜き取る。そして虫食いの白菜は食べれそうな数個の頭を外葉で包み、紐でしばって畑で保存。春菊、小松菜などの葉物野菜はビニールトンネルでの保温対策が遅れたので、摘み取りはまだ先になる。2度もやって来た台風の強風で曲がった大根たち、それでも元気で少しづつ太さを増しているように見える。この秋は野菜の高騰で家計に多少は貢献、今日は赤カブと長ネギを持ち帰る。

虫食いも終わり  

第2陣と3陣

風に吹かれて 

  

冬が近い  

 


駆け行く秋を行田の公園で

2017年11月21日 | 雑記

そろそろ周辺の紅葉も終わりが近づいてきた。遅いかもしれないと思いつつ、隣り町の行田に行ってみた。水城公園は忍城のそば、釣り場もある広い公園を一周。残念ながら広葉樹も銀杏の木も葉を落とし始めていた。ただ暖かい日だったので、釣り人やそれを見ながら日向ぼっこする人、談笑するお年寄り達、子連れのママ友などが思い思いに晩秋を楽しんでいる様子。TVドラマ「陸王」で観光客が増えたのか、平日なのに近くの駐車場は一杯。離れた場所まで戻って、さきたま古墳公園に移動する。こちらも紅葉を残しているものの葉が枯れて見ごろは過ぎていた。それでも、傾き始めた陽の中で存在感を示す大きなもみじ、まだ意地を見せているようだった。

小春日和 

もう晩秋 

遅かったが 


秩父路・もみじ紀行~寄居・風布

2017年11月17日 | 写真&旅

霧がよく発生し、風によって霧が山腹を布のように覆いつくすことから付けられたという寄居町の風布。外秩父ハイキングコースのひとつである粥新田峠から釜伏山経由で下ってきたのは、かなり以前だから久しぶりだ。水車のある風布館付近に車を停め、紅葉を探して散策。川辺で見つけたのは、色違いのもみじが重なり合い、そこに名前の分からないピンクの花が寄り添った彩り。水車を入れて絵にしたかったが、すぐそばにある木の葉の色づきはこれから。そして、来る途中の車から見かけた紅葉ポイントを求め、風布川沿いを歩く。この川は日本水というわき水を源流とし「全国名水百選」にも選ばれたことがある清流だ。おしゃれな名前の「風のみち歩道」を往復1時間、逆光や障害物もあって思うように撮れなかったがまた来てみたい。帰路に立ち寄った同じ寄居町の雀宮公園、ここの紅葉は終わりを迎えていた。

 

  

 

            

  

     

 

雀宮公園で  

 


秩父路・もみじ紀行~長瀞

2017年11月16日 | 写真&旅

先週から見ごろと伝えられている長瀞の紅葉。平日で早い時間のせいか、月の石もみじ公園隣の有料駐車場に余裕で入る。この周辺の長瀞ライン下りや宝登山ロープウェイ利用の駐車も含め、無料の駐車場は皆無という珍しい観光地。とは言え、公園内は一部これから色づきのもみじもあるがちょうど良い感じだ。しばらくして河原に下りたが見るべきものはないので岩畳を往復、荒川沿いの紅葉や歓声を上げる舟下りを眺める。公園に戻ると人が増えて写真も撮りにくくなった。駐車待ちの車が並び始めているので場所を譲ってあげよう。帰りを急いだので「月の石」の名前の由来となった高浜虚子の石碑を見忘れたことが残念。

  

     

  

       

   


標示見落とし、晩秋の武甲山と子持山へ

2017年11月11日 | 

武甲山から南に延びる尾根途中にある窪地のウノタワが、ブナ・ミズナラなど広葉樹の紅葉見ごろと聞いた。1週間前の情報なので遅いかもしれなが、コースは武甲山に向かう登山道の途中からシラジクボに取り付き、子持山、大持山そしてウノタワを往復、妻坂峠から戻るプラン。武甲山を切り崩したセメント工場街を抜けて2時間弱で駐車場に。予定時刻に出発したのは良かったが、登山道の左折標示を見落とし、おかしいと思いながら不動滝まで来て間違いに気が付く。かなり戻ることになるので武甲山経由で行くことに変更。陽が入らない杉林の中をジグザグに急登、とりあえず武甲山の山頂着。何度目かになる眼下の秩父市街はじめ奥秩父や上州の山並みを一望して南下する。ここの急降下は落ち葉で滑りやすく、トレッキングポールを使用しても難儀、膝にくる。最下部のシラジクボでほっとし、ここが予定のルートと確認、今度は子持山への急登。着いて昼時なのでオニギリを食べながら、この先を検討。途中すでに落葉しておりウノタワの紅葉も期待できそうにない、前日の強風の残りか寒気の影響なのか風が冷たい、見落とした左折ポイントも確認したいなど。都合よく理由を付け、ここで引き返すラクチンなコースに変える。シラジクボまで下降して戻り、左側が急斜面のトラーバス気味の道を下る。落下防止のトラロープが張られた植林帯の道も、やがて緩やかに。途中、もみじが盛りのエリアを見つけて写真タイムなど晩秋の小道を楽しんだ。最後、見落としの左折ポイントを確認、標示板は低い位置にあり、それを隠すように石碑が。ハイキングコースとしているのだから目の高さで分かりやすくすべき、と思ったが見つけられなかった自分がやはり悪い。初めて取るルートは5万分の1の「山と高原地図」だけでなく、詳細な地形図持参やルートの事前チェックが必要とあらためて刻み込んだ。2017年11月10日(金)/(武甲山登山道入口・一の鳥居そばの駐車場はこの時間で10台駐車)一の鳥居 535m 08:10~(途中、左折標示を見落とす)~08:50不動滝~10:10武甲山1295m 10:30~11:00シラジクボ~11:50 子持山1273m 12:20~12:50シラジクボ13:00~(写真20分)~14:30武甲山登山道合流地~15:00 一の鳥居

 不動滝 

標識にあった温度計は8度

急下降地点から子持山・大持山方面

 

カラマツもかなり落葉

前方には大持山

今、下ってきた武甲山

シラジクボからの下山道

 

左折地点の分かりにくい標示が左手足元に

 


さきたま緑道で深まる秋を

2017年11月08日 | ひな人形と花のまち

山間部の紅葉の便りが平地でも伝えられるようになった。好天に誘われて久しぶりの「さきたま緑道」、いつの間にか紅葉が進んでいた。例年より早いような気がするが、これも夏以降の今年の天候異変のせいだろうか。数えるほどしかない、もみじの木は色づきもまばらで木々の戸惑いさえも感じる。だが雑木中心のこの道、真っ青な空と常緑樹に赤や黄色の葉が鮮やかに映える。往復約8キロ、家の近所で楽しんだ紅葉散歩、近いうちに緑道先の「さきたま古墳」の秋色を探りに行ってみよう。

 

黄色の飾り   

秋色舞う 

もみじのトンネル

実りの秋  

眩しき彩り  

 

 

 


好天の下で秋野菜と遊ぶ

2017年11月07日 | 市民農園

ほとんど雨降りだったような10月の借りを返すかのように好天気が続く。今日はまずハクサイの初収穫、頭を押さえてチエック、球が固いのがひとつだけあったので採ってみる。虫食いだらけの外葉だったが、中身は意外とそうでもないので食べれそうだ。次に、まだ細い大根と余った種をまいたので僅かばかりの赤カブにブロッコリー。そして長雨でさんざんだった春菊、ホウレンソウを始末した後の区画に、小松菜などの種をまき、不織布をかけて散水。最後に混み入っているリーフレタスを移植。丁度に陽が落ちてきた、秋の一日は早い。

  

大きい最後の頂花蕾

  

レタス大きくなるか


この秋一番の晴れも紅葉タイムは僅か

2017年11月06日 | 写真&旅

群馬県水上温泉郷への旅行は孫連れなので、秋の彩りよりも子どもが楽しめるところ。TVでも話題になった前橋の”日本一なつかしいゆうえんち”「るなぱあく」で遊んで、水上の「道の駅・水紀行館」では「水産学習館」に。その間を利用して、カメラを手に目の前の諏訪峡を歩く。水量の多い利根川の向こうに谷川岳と連なる山並みが快晴の空にくっきり。渓谷沿いの遊歩道めぐりは笹笛橋付近まででタイムオーバー。僅かの時間だったが山の景色と逆光に輝く紅葉を見れただけでも良かった。

  

 


紅葉見ごろの雁坂大橋、中津峡へ

2017年11月03日 | 写真&旅

雁坂トンネル付近の紅葉が見ごろになったとのネット情報で出発。甲府に抜ける彩甲斐街道、朝もや湧く秩父市内を通り、三峯神社の鳥居、滝沢ダムを横目にひたすら車を走らせる。出会いの丘に7:30に到着、もしやの期待の朝霧は無く薄い雲の朝。歩いてすぐの豆焼橋から雁坂大橋方面にレンズを向ける。国道山岳トンネルでは日本一の長さという有料の雁坂トンネル手前の橋は黄色。できれば、この豆焼橋のように赤い色が良かったが、写真撮影のために配色は出来ないのは当然だ。足元、眼下の色模様を発見し予定外の収穫。次の中津峡へ、相原バス停先の持桶トンネル手前で一本もみじを見つけ、その先にうわさの女郎紅葉。なるほどの豪華さに、しばし見とれる。帰路、中津川沿いの路肩スペースに車を停めつつ、紅葉と水の青さを楽しんだ。

橋の下に

女郎もみじ

中津川と

予定外のスポット

 

 


吉見町の文化祭で写真の勉強

2017年11月01日 | 写真&旅

写真サークルの先生が顧問をしているというクラブの写真展へ。会場の隣町、吉見町の町民会館「フレサよしみ」は車で通りかかるが入るのは初めて。入口に至る通路、芝生広場の飾りつけから町民文化祭らしい雰囲気が醸し出されている。殺風景な市立体育館で終わったばかりの鴻巣市文化祭・作品展とは随分違う。通路ギャラリー入口の挨拶文には「会員は各種コンテストへの挑戦、より芸術的・美術的な作品の創造を目指し意欲的な作品創りを・・・」とあり、そう思わせる作品が多数。岸辺の枯れ木、潮の引いた砂浜の文様、モノクロ作品、秩父や近在の祭り、そして自分の被写体にも多い桜、紅葉、春の山里など。先生からの案内のメール「力のある人が多いので見に来て下さい」のとおり、大変勉強になった。

町民文化祭・作品展示は11/3まで    

 

ギャラリーの窓面を見ると