晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

なごり雪は桜色に

2020年03月29日 | 雑記

ほぼ満開の桜にときならぬ春の雪。少し足を延ばそうと思ったが、あいにく車は夏タイヤ。遠出はあきらめ、ダウンを着込んで近くの公園に。小やみになったものの白い世界には誰ひとりいない。震える桃色の花びらに薄っすらと積もる雪。気のせいか、純白がほんのりと色を染めているようにも。近年ないこの時季の雪は今年の春に待ったをかけ、珍しい景色を見せてくれた。この後、風が吹かなければもう少し桜色を楽しめそうだ。

   

   


近くの桜散策、さきたま古墳へ

2020年03月28日 | 写真&旅

家の周りから少し足を延ばし、車で15分のさきたま古墳公園。幾つかの古墳が点在している中で桜は丸墓山古墳の周囲にほぼ集中している。駐車場からの道、丸墓山入口から登る階段までの左右、、古墳の頂き、一周する遊歩道、そして古墳の山腹に。いにしえの歴史の地にふさわしく、多くは老木。皆たくましい幹から桜の枝を大きく広げる。白サギだろうか飽きずに薄桃色の連なりを眺めている光景も。薄曇りながら桜日和の今日あたりがピークのようだ。

                 

    

 

 

    


元荒川の桜も満開に

2020年03月26日 | ひな人形と花のまち

市内一番の桜の名所、元荒川沿いの桜並木も満開を迎えた。市内吹上の高崎線と国道17号線の間に並行して流れるこの川は住宅街の中にあり、地域の憩いの場。例年であれば咲き競う薄紅色を楽しむ姿を多く見かけるが今年はかなり少ない。桜まつりが中止となったので飾りの提灯も無く、艶やかな夜桜を見れないことも残念。その分、彩りを添えてくれる菜の花や咲き始めたツツジを見つけながら静かな川辺を歩くことにしよう。

  

    

 


さきたま緑道の桜見ごろに

2020年03月25日 | ひな人形と花のまち

開花以来、ぶり返した寒さで遅れていた「さきたま緑道」の桜が見ごろを迎えた。今日も北寄りの風が強く、厚着して遊歩道をウォーキング。桜並木に沿って本格的な春を満喫。真っ青な空に映える薄桃色の花びらが吹く風に激しく揺れる。頑張れと声をかけ、こちらも途中で引き返す。足元には花咲く野草も増えてきた。これでコロナが無ければもっと楽しい季節なのにと思わずにはいられない。

        

 

 


愛車プリウスとの別れ

2020年03月21日 | 雑記

次の車との引き換えに明日渡すことになった愛車プリウス。先日洗車したばかりだが、その後に秩父の山へ出かけたのでもう一度念入りに化粧直し。ボディ、ガラス、タイヤそして車内のインテリア周りやシート、フロアーカーペットに見えないところも。こんな丁寧に磨き上げたのは購入以来、初めてのような気がする。7年間乗って来週に3回目の車検を迎える車。燃費はもちろん乗り心地にも満足しているのだが何せ99000kmの走行距離。出来ればあと10年くらいは運転を続けたい。そうなると無理そうだし、これから下取り価格の急激な低下もある。それで思い切っての車の乗り替え。このプリウスには百名山の最終コーナーも一緒に走ってくれた。98・99座目の南アルプスの光岳・聖岳、そして100座目の大朝日岳。長野・岐阜の県境や山形県までの遠くまで。感謝とともに、新しいドライバーさんとこれからも元気に走り続けてほしい。

 

 

 


早春の展望と岩場の稜線、大持山・子持山

2020年03月18日 | 

秩父市街を経由してセメント工場群を抜けると「通行禁止」の看板、但しロープや柵等無くヤマレコでは先の駐車場まで行けるとあり、他の車とともに進む。確かに途中、悪路あるがそれほどの問題無く一の鳥居そばの駐車場に。すでに8台ほどが駐車。武甲山方面とは逆の車道へ進み、すぐに沢沿いの登山道に入る。昨秋の台風被害で倒木や地割れの道は不鮮明となり沢の中へ。後で気づくのだがこの近くに渡渉点があって沢左岸に道が続いていたらしい。コースは沢を直登ではないと判断、右岸の山腹に上がる。地図で確認すると妻坂峠までの登山道は沢に沿っている。沢に離れず進めば良いと急斜面をよじ登る。しばらくして沢の源流部に、そして本来の道に合流。すぐに峠に着いてやれやれと安堵。一呼吸入れてから大持山へ向かう。2日前に降った雪が残る尾根道は急登だが、予想された強い風は無く、樹間から射し込む春の陽射しがまぶしい。途中の小ピークで正面に望むのは大持山から連なる子持山。道は多少緩やかになり、高度を上げながら最後の登りで大持山の肩とも言われる分岐に着。広がる今日一番の展望。週1・2回山通いの山チャンは予定では蕨山のはず。その奥武蔵をはじめ奥多摩方面の山々を眺める。ウノタウ・鳥首峠方面への道を背に右折、ほどなく大持山。それほどの見晴しではないので先へ進む。露岩がところどころに出てくる痩せた稜線。3つほどのピークを越えるたび北面の下りに雪と凍結箇所。携行した簡易アイゼンを迷わず着用。慎重に岩場を越えた最後のピークが子持山だ。狭いが日向で昼食、そして武甲山へつながる急下降の道。2・3度騙され、やっと最低鞍部のシラジクボに。ここからは右に折れ、杉林の緩やかな道を駐車場まで戻った。妻坂峠への登り以外にもカメラ・サングラスを自宅に忘れるなど失敗多数だが天気は最高。初めての山道は稜線の展望良く、岩場のスリルも楽しめた。何よりいつの日か予定しているウノタワへのコースの一部、妻坂峠から大持山分岐を下見できたのが良かった。2020年3月18日(水)(一の鳥居駐車場は20台ほど駐車可能)一の鳥居 518m 08:45~09:45妻坂峠839m 09:50~10:25小ピーク~11:00大持山分岐~11:10大持山1294m 11:20~(雨乞岩・岩場)~12:05子持山1273m (昼)12:25~13:00シラジクボ1088m ~13:45鉄板の橋~14:00一の鳥居<入浴は武甲温泉(700円/火・木65歳以上500円*4・8月除く)、稜線上で出会ったのは2人、シラジクボからの下山道で1組2人と予想以上に少なかった>

       

 

    

 

    

 

    

 

         

     

 

 


磯野剛太さんの死を悼む

2020年03月16日 | 雑記

全国紙の訃報記事で知り合いを見かけることは全くと言っていいほどない。その欄で先日亡くなったことを知った磯野剛太さん、知人というほどの関係ではないが以前お世話になった方だ。八ヶ岳山麓で行われた山岳ガイド資格習得の講習会でのこと。磯野さんが講師で受講生は我々3人という少人数。マンツーマンに近い中身の濃い数日間を寝食含めて過ごした。基礎的知識の座学も少しあったが中心は実技で安全管理、専門的知識と技術、ガイド業務など多岐にわたった。2万5千分1地形図とコンパスを使用して野外での読図、ロープ技術と登山道で滑落者を救助するセルフレスキュー、杣添尾根から横岳の往復登山では受講生一人づつが先頭を歩いてのガイド実務も行なわれた。初日の夕食は磯野さんの手による鍋料理、翌夕は山荘庭でビバーク訓練を兼ねた野外料理の実習。社会人山岳会に在籍中の他の二人に比べて何かと失敗を重ねる受講生。だから磯野さんの豊富な体験を交えた山談義で過ごす夜が一番楽しかった。人柄がうかがえる柔和な笑顔と活躍ぶりはその後もテレビ・雑誌などで何度か拝見しており、まだお若いのに残念というほかない。厳しくも優しく指導いただいたあのときの感謝をあらためてお伝えしたい。

 (朝日新聞3月14日掲載記事より)

 

 


さきたま緑道でも2020桜の開花

2020年03月15日 | ひな人形と花のまち

昨日の14日、東京で全国のトップとなる桜の開花が発表された。例年より12日、去年より1週間早い。統計開始以来、最も早い記録とのこと。当地、熊谷エリアの開花発表はまだ無いが念のため近くの「さきたま緑道」を歩いてみた。この武蔵水路沿いの遊歩道・自転車道には1,000本の桜が植えられている。約半分の距離、2km歩いても咲いた桜は見つけられず引き返すことに。開花まであと2・3日と思われるつぼみをカメラに収めていると声をかけられた。少し先に咲いている樹があるという。教えていただいた女性が指を差す先に数輪の花が認められた。見上げる位置にあり、うっかり通り過ぎてしまったのだ。ご親切に感謝して眺める今年最初のソメイヨシノは初々しく映る。周りにはあとに続く多くのつぼみたち。道ばたに咲く春の草花やコブシの花も開花を祝う。ピンク色が連なる桜並木が見れるのはもうすぐだ。

    

 

    

 

    

 


春の畑で長ネギ植えと葉物収穫

2020年03月13日 | 市民農園

今日は天気も良く絶好の畑びより。まだ販売が先だと思っていた長ネギをホームセンターで発見、早速購入して植えることに。本来は苦土石灰・堆肥・化成肥料で事前に植え付け準備をするのだが、今回は一緒にやってしまう。溝を掘り、2本づつ置いて薄く土を。あとは乾燥と倒れるのを防ぐための敷きわら。枯草を集めて代用しょうと周辺を歩いていると、農園の野菜ゴミ場に捨ててある。これはラッキー、と頂戴することに。敷いて足で軽く踏み、終了。続いての収穫作業は葉物野菜。小松菜は食べごろ、水菜・春菊はまだ小さいが食べられる。ブロッコリーの側花蕾も結構付いている。小ぶりのサニーレタスも窮屈そうなので間引きで収穫。それぞれの成長は最近の温かさと周期的な雨降りのおかげ。週末にはまた雨の予報。玉ネギもさらに大きくなりそうだ。

        

 

    

 

 

 


春の雪山は楽し黒斑山(浅間山)

2020年03月09日 | 

高峰高原・車坂峠へ続く車道は乾いてスタッドレスタイヤも用無し。関東に前日降った雨が降雪とはならなかったようだ。駐車場周辺まで来てやっと雪景色。今日は暖かそうなので雪山支度も軽装備。ただし靴には6本爪アイゼンを装着、サングラス必須で出発。先ずは小手調べの車坂山。カラマツ林の中、固く締まった雪道を緩やかに登る。そして鞍部へ下り、急坂に取り付く。何度か樹林帯が切れたところに現れるビューポイント。春の陽光と景色を楽しみながらひと息入れる。高度を上げるにつれ八ヶ岳から南・中央・北アルプスの白い山なみラインに目を奪われる。アイゼンで足元を安定させつつ急登を続けて火山シェルター、その先に槍ヶ鞘。目の前に登場した堂々たる浅間山と2年ぶりの再会。これからの道は外輪山の縁をたどる。少し下って中コース分岐を過ぎ、雪が溶け凍土やぬかるみになった急斜面を登るとトーミの頭。再びカメラを手にして浅間山を撮りまくる。そして黒斑山へ、樹林帯の平坦な道から我慢の登りで到着。眼前に本日、三度めとなる威厳に満ちた浅間山。雪の山襞、前掛山山頂へ延びる登山道、遠慮気味の噴煙など飽きずに撮る。風が出てきたので先の蛇骨岳、仙人岳は止めてここまでとし、往路を下って帰る。稜線から離れれば風も無く、穏やかな春の雪山。照り返しを気にせず途中、勝手に命名の“展望カフェテラス”でゆっくりお茶を楽しんだ。新雪があれば被った樹々や浅間山が空のブルーに一層映えたのでは、との贅沢心はすっかり忘れて。2020年3月9日(月)(上信越道・佐久北ICより40分の高峰高原ビジターセンターに停める)駐車場1973m 08:45~(表コース)~09:05車坂山~10:05槍ヶ鞘10:15~10:25トーミの頭2300m 10:35~10:50黒斑山(くろふやま)2404m 11:10~トーミの頭11:30~11:45槍ヶ鞘(昼食)12:05~(表コース)~車坂山13:00~13:15駐車場<温泉入浴はすぐそばの高峰高原ホテルの展望風呂(500円/12~3月)、駐車場には10台少し、登山道では10数人+ワンちゃん一匹>

 

    

 

  

    

 

    

 

    

 

 


あふれる春の光に

2020年03月06日 | ひな人形と花のまち

毎回のニュースで<新たに**人 感染確認>と伝えられるコロナウィルスの拡大。まだ周囲に発生の事例はないものの落ち着かない日々が続く。毎週の真向法は休止、あと2回で終了の文学講座「平家物語を読む」も中止となった。少し前には高熱と咳が続く娘家族からSOSが入り、何度か病院への送迎。結局は諦めたが、マスクを確保するため開店前のドラッグストア回りなどなど。こうした中で救いは心華やぐ季節の訪れ。市内吹上のコスモスアリーナの遊歩道では早咲きの桜が見ごろに。近くの荒川堤防の菜の花も最盛期。来週末にはソメイヨシノが開花するとの予報も。あふれる春の光に少しでも気分を紛らわしたい。

    

        

 


春3月、梅満開も心は冬

2020年03月01日 | 雑記

気象庁の季節区分では2月までが冬、3月からは春。早速、それにふさわしい4月並みの陽気の日で始まった。我が家の梅も相当早く満開を迎え、そよぐ春風にもう散り始めている。喜ぶべき季節の到来だが浮き浮きしていられない。新型コロナウィルス感染の不安が広がっている。学校の全国一斉休校の要請など政府の方針が示されたが、肝心の検査体制や関連施策の中身がお粗末。疑われる症状が出ても検査してもらえない。その前に予防のためのマスクが買えない。なぜかトイレットペーパーやティッシュペーパーに続き米も売り切れ。近くにある花と農産物販売のパンジーハウスで精米してもらい、やっと確保。ここでお目にかかったのは中止となった「びっくりひな祭り」のひな人形。サテライト会場なのでこれから片付けされるらしい。バタバタで迎えた3月、心は冬のままだ。身体の免疫力低下でウィルスに侵入されないよう自己防衛するしかない。