晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

晩秋の三ツ岩岳、ノンビリと

2012年11月29日 | 

紅葉は過ぎてしまったが、最近の寒さで縮こまった体をほぐすべく西上州のお手軽コースへ友人と。長野県との県境に近い南牧村の奥地にある大仁田ダム下が登山口だ。遅い時刻ながら先着の車は1台のみ、威圧的なダムと寂しい光景。標高差は400m程度だが、距離が短いせいか雑木と杉の林の中の急登が続く。岩峰の間を越え、ロープ箇所もよじ登って着いた頂上は狭いものの、西上州の山なみと白銀の浅間山など眺望抜群。前日の10mを超える北風から変わって南東の風3・4mぐらいか。読みが当たった小春日和にノンビリと過ごし、今度は急下降の道を登山口へ戻った。2012年11月28日(水)(上信道・下仁田IC=(20k・30分)=大仁田ダム下・新里宮橋脇駐車場に駐車)竜王里宮登山口09:50~竜王大権現分岐10:00~南西鞍部10:30~大岩11:00~11:30三ツ岩岳1032m 12:30~竜王大権現13:00~竜王大権現分岐13:20~13:30竜王里宮登山口<他の登山者は2組のみ。下仁田温泉・清流荘(14:30まで/800円)は良かったが日帰り入浴は露天風呂のみで、この時期は寒い>

登山口の大仁田ダム下 

          15mのロープ箇所 

妙義山が前方に

   竜王大権現より見上げる岩峰 

 

入浴した清流荘の庭(中央の白い木が寒桜だった) 


青空にUFOピーマン、飛来?

2012年11月22日 | 市民農園

今日は赤城おろしの北風も無く、自家製の液肥(油かすと水で発酵させたもの)を追肥として施した。そして、白菜とキャベツの初収穫、出遅れの大根はこれからだ。今年の秋野菜は例年に比べると虫に食われたり、生育不良で思うようにはいかない。残暑や無農薬のせいだけでなく、連作障害かもしれないので、野菜づくりテキストでチェックだ。

ベルの形と思ったらUFOピーマンとのことで外側甘く、中は辛いらしい(市民農園で)

この秋の初収穫  

今日の畑第一農場? 

第二農場? 


小春日和、展望の城峯山と冬桜

2012年11月17日 | 

ここ数日の寒気が緩むとの朝の天気予報に急遽、出発。登山口までの狭い一車線の県道(?)と林道に閉口したが、来たかいがあった。僅かの登りで着いた城峯山頂の電波塔には興ざめだが、登れば360度の展望。親切な説明板もあって、ゆっくり過ごしてしまった。将門の隠れ岩で鎖と戯れ、城峰神社、鐘掛城など伝説と歴史にもふれて得をした気分。その後、車で城峯公園の冬桜を撮影に。ネット情報ではかなり遅れているとのことだったが、7・8分咲きで、小春日和の中こちらも楽しんできた。2012年11月16日(金)(関越道・花園IC=(1:00)=)石間峠10:30~10:45城峰山1038m11:10~天狗岩・将門の隠れ岩・城峰神社11:40~石間峠12:10~12:25鐘掛城12:30~12:45石間峠<石間峠の路肩に3・4台の駐車スペース>

わずかの登りで抜群の眺望 

紅葉越しに両神山 

期待以上の冬桜 

春とは違う優しさが 


『死ぬ気まんまん』で旅立った

2012年11月15日 | 読書

山崎努の読書日記を読んで知った絵本作家でありエッセイストでもあった彼女。がん患者として生きる日々を綴っているのだが、タイトルどおりに暗さが微塵も見られない。医者だろうと長年の友人だろうと、もちろん転移・再発するがんに対しても笑い、蹴飛ばすのである。関川夏央が思い出として書いている<豪放でいて繊細>に加えて、天真爛漫なのだ。それは<ジュリーが江戸時代の人でなく…>とか<特別仕立ての秋晴れだった>などにもうかがえる。残念だが遺作で、その豊かな発想と表現力を追うことにしょう。        

                       

 


『柔らかな犀の角』はプライド

2012年11月15日 | 読書

映画・テレビで存在感のある演技と本のタイトルに興味をそそられて読んでみた。広範囲な読書内容とともに映画や演劇・テレビの話、日々の考えまで投影されていて面白い。そして、インド犀の角の中が実はぶよぶよの肉で武器として使い物にならない、でも無いと犀ではなくブタになってしまう、<角はきっと犀のプライドなのだ>というタイトルの由来も。約180冊の本の中で読んでみたいと思ったのは『きみのためのバラ』『光の指で触れよ』『カデナ』(池澤夏樹)、『新廃線紀行』『芭蕉紀行』(嵐山光三郎)、『役に立たない日々』『問題があります』(佐野洋子)。氏の言う<インドの犀に倣った暮らしをして残った時間を過ごしたい>は同感だ。

           


冬急ぐ、戸隠の杜を歩く

2012年11月13日 | 

戸隠の杜は木の葉も落ちて冬の一歩手前にあった。長野へ行ったついでに戸隠山か斑尾山の登山と思ったが天気が悪く中止、次回の下見を兼ねて戸隠の散策へ。まだ秋の行楽の名残があるのか意外と人出が多い。今にも雨か雪でも振りそうな気配の中、奥社まで50分、少々早いが来年の安全登山を祈願。その後に鏡池へ向かい、合わせて2時間半ほどの結構な運動となった。見上げる戸隠山連峰はもう寄せ付けないばかりの冬のたたずまいだった。

奥社参道の樹齢400年の杉並木(登山の時もこの道を行く) 

 参拝の順番待ちの奥社

奥社手前の左手に登山口 

一不動経由、周回のルート図 

 

名残の黄葉を映す鏡池と既に初冬の戸隠連峰(右下は夏の頃か)

あの辺が蟻の塔渡り、八方睨か


玉ねぎ、7か月の旅路に

2012年11月09日 | 市民農園

時機到来とばかりに玉ねぎを植えた。二つの区画に合わせて180本、サラダ用の赤玉ねぎも20本ほど混ぜた。昨年同様に穴あき黒マルチを使用したが、加えて寒風・霜対策用に寒冷紗で覆ってみた。少し過保護かもしれないので、苗が根付いてしっかりと自立した頃に外したほうが良いかもしれない。ともかく収穫の来年6月まで元気に育ってほしい。

もみ殻も捲いて完璧のはずだが

防虫用の寒冷紗を外した白菜と

キャベツもまあまあのようだ

赤カブがもう少し大きなってほしい

 

 


滝と清流・廃線跡、秋の西沢渓谷

2012年11月04日 | 

日本海側の低気圧と寒気の影響を受けそう、との天気予報で山を止めて、友人と西沢渓谷へ。以前から気になっていたが機会が無く、今回初めての笛吹川の源流部6キロの渓谷コース。うたい文句どおりの「滝と清流、廃線跡」そして、ほぼ見頃の紅葉、軽い登りもあり、結構楽しいトレッキングとなった。「日本の滝百選」の滝のほか、渓谷全体が「森林浴の森」「水源の森」の各百選になっているらしい。濡れて滑りやすい岩には注意が必要だが、若葉の頃にマイナスイオンを浴びに、もう一度訪れてみたいところだ。2012年11月1日(水)/(秩父経由、有料の雁坂トンネルを抜けて西沢大橋・真下の入口駐車場)西沢渓谷入口1102m09:30~(二俣吊り橋・大久保の滝・魚止滝)~三重の滝1200m10:20~(人面洞)~竜神の滝1252m10:40~(恋糸の滝・貞泉の滝・母胎淵)~11:50七ツ釜・五段の滝1289m11:30~11:50滝の上展望台1323m12:10~(旧森林軌道)~ネトリ橋1135m13:15~13:40西沢渓谷入口<無料駐車場は平日でも満杯に。帰路の温泉は、道の駅大滝温泉・遊湯館( ‎600円)で岩風呂からの紅葉の山をもう一度>

渓谷の中ほどの休憩ポイント

「日本の滝百選」の七ツ釜五段の滝

ゴール、滝の上展望台からの奥秩父のやまなみ

山では珍しい廃線跡

 『そろり、秋の西沢渓谷』