晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

台風前のさきたま緑道

2024年08月29日 | ひな人形と花のまち

今朝、九州南部に上陸した台風。その影響で遠くに位置する当地も午後からの雨予想。さきたま緑道のウォーキングはその前にということで、いつもより早い時間に。お隣の町、行田市の木というイチョウがある境界地点までの約2キロはインターバル速歩で30分。その復路は遊歩道沿いの草花を見ながら、ゆっくりと。ところどころにある万葉集の歌碑は緑道に植えられている樹木にちなんだもの。その中で咲いている花はネムノキ。幹の上部のほうに小さく数輪、刷毛を広げたようなピンク色。まだまだ秋を予感する花は無さそうだ。迷走、ノロノロの台風には各地の被害ではなく、次の季節をぜひ運んでほしいものだ。

    

    

       


ダイコン畑の準備を始めたものの

2024年08月23日 | 市民農園

いつもは9月初めのダイコンの種蒔きを中旬に変更しての畑づくり。他の場所にも植えてあるオクラやモロヘイヤを思い切って抜き取り、雑草を処理。強い西日を受けながらスコップで掘り返すと噴き出す汗。今日はここまで、このあと段階的に石灰、堆肥、化成肥料を蒔いて土を混ぜ返す。その頃には”危険な暑さ”が過ぎていることを願いたい。夏野菜はナスが引き続き好調だが、そろそろ秋ナスに向けて少し休眠を希望。第3陣で植えたキュウリ苗3本のうち、生き残った1本が時折り実をつけてくれる。ゴウヤも小さいが元気だ。異常な暑さが続く今年の秋野菜づくりは半月から1ヵ月ぐらいは遅らせたほうが良いかもしれない。

    

   


加齢シーナの思い出日記『続 失踪願望。』

2024年08月17日 | 読書

「失踪願望」というタイトルに惹かれて久しぶりにシーナこと筆者の本を手にする。『岳物語』などの小説よりも釣りキャンプや焚き火宴会のエッセイが面白おかしく何冊も読んだ以前。気の合う仲間と「怪しい探検隊」と称し、好奇心や探求心のままに日本各地の無人島や世界の秘境に出かける。抱腹絶倒の場面や嗅覚鋭く美食・美酒にありつく姿に羨望するばかりだった。あの強靭な体力、行動力を兼ね備えた筆者も気が付けば80歳、その最近を日記風に綴る。読み進めるごとに思わず納得する日常。人並みに病院や孫の話、体力の低下がそうさせるのか時には弱気な一面も。しかし変わらないのは数日おきの食べて飲み語らう会。酒量は減ったが、その雰囲気の心地よさは昔とそう変わらない。半世紀以上も前から続く交遊録の延長ともいえる内容は登場人物みんなが好人物。それゆえ加齢とともに必然的に増えてくる別れがつらい。筆者の“失踪願望”とは、そうした仲間を偲んで回顧のひとり旅を思い描いているような気がする。

        


あらためて日航機事故を『書いてはいけない』

2024年08月14日 | 読書

520人が犠牲となった日航機墜落事故から39年を迎えた。その当日に知人から借りた本、勧められたとおり「日航123便はなぜ墜落したのか」の章から読み始める。冒頭に昨年6月、東京高裁での控訴審の判決シーン。墜落事故の遺族が日本航空にボイスレコーダー(音声記録装置)やフライトレコーダー(飛行記録装置)の開示を求めた控訴審が棄却されたのだ。すでに事故原因は国の調査委員会報告で「(過去の尻もち事故の際の修理不備による)機体後部の圧力隔壁の破損から尾翼一部、油圧装置が吹き飛んで機体コントロールを失い墜落事故が起きた」と確定。事故直後は目撃者の話など含め色々な憶測も飛び交っていたが世間と同じく、自分もこの説明を納得して受けとめた。しかし、過去の航空機事故では行われたことのあるデータ開示を何故に拒むのか、著者は不都合な真実が隠されているのではと事故当時の経緯を振り返る。墜落現場の特定が遅れたこと始め、関係者の証言や著作から「いち早く到着した米軍救援ヘリに中止の要請」「墜落直前の日航機に自衛隊2機が追尾、墜落情報により発進した自衛隊機とは時間差あること」「圧力隔壁説とは異なる異常外力の存在」「米軍横田基地への着陸断念」など多数の疑念。尾翼への何らかの飛翔体が自衛隊機のミサイル飛行実験中の何かであるとしたら、知り得るアメリカの協力を含む驚愕の大隠蔽説が浮上する。それが次章「日本経済墜落の真相」につながるという著者の推論。真相解明につながるとしたブラックボックス内の生データの開示請求は、ネット検索で今年3月に最高裁が上告を退けたと知った。あらためて、墜落原因に異を唱える書物(『日航123便 墜落の新事実』『永遠に許されざる者』『524人の命乞い』)を読むことにしたい。そして、生データ開示請求の裁判を取り上げない大手メディアに対して、以前のジャニーズ事務所や財務省と同じく“書いてはいけない”タブーとしているのか闘病中の著者同様大きく声を上げたいところである

        


追肥にナスが元気回復

2024年08月07日 | 市民農園

天気予報は連日のように大気不安定、急激な雨を予告するが時折りに雷の鳴る音だけ。人間は熱中症対策でエアコン、こまめな水分補給で過ごしているが市民農園の野菜には容赦なく照りつける真夏の太陽。せいぜい水やりだけは、とほぼ毎日のように通う。先日は油かすを10倍の水で発酵させた特製の液肥を散布。そしてナスは秋ナスを期待しての剪定とスコップを入れて根切り、そこに化成肥料の追肥。その効果だろうか、ナスが元気な実を。1ヵ月後にはダイコンなどの秋野菜作りも始まる。他の野菜も選手交代までもうひと頑張りを。


東京ドームも熱い、暑い

2024年08月05日 | 雑記

いつの間にか巨人フアンとなった孫たち3人を連れて東京ドームへ。チケット代、交通費、昼・夕食代、飲み物代、応援グッズ代さらにお菓子付きという大盤振る舞い。これらの出費は予定したものだったがドーム観戦とは言え、この日も暑さには閉口した。「KIDS FES」ということで特製サングラスの配布や試合後の「グラウンド開放」参加券をもらうため試合開始の4時間前にドームに。灼熱の陽射しの下で長い行列、涼しい屋内へと早めの入場も同様の列、そして巨人対ヤクルトの1勝1敗で迎えた3連戦最終日。その熱気なのか、今年の暑さなのせいか東京ドーム内も空調の効きがあまり良くない。孫たちへの夏休みプレゼントに疲れた一日。来年は埼玉ピースミュージアムとしたいが、果たして。

     


40度でも緑道でインターバル速歩

2024年08月01日 | ひな人形と花のまち

先日はついに気温40度の大台に。連日の38度や39度に冗談できりの良い40度でもと言っていたら、そのとおりになってしまった。始めて3か月目となるインターバル速歩のウォーキングは少し暑さがやわらぐ朝もしくは夕方。今日は朝、家を出てすぐの遊歩道でタイマーをスタートさせる。国道をまたぐ陸橋を下れば「さきたま緑道」の緑陰の道に。新幹線を望む元荒川を渡り、お隣のまち行田市との境界線付近で終了。涼しい道も速歩で汗びっしょりだが、わずかながら達成感を味わいながら往路を戻る。”危険な暑さ”はまだまだ続くらしいが、明日も負けずに。