晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

畑は春を迎える準備

2021年02月26日 | 市民農園

2月も終えようとしているこの時季の市民農園。200区画近くあるものの吹き付ける赤城おろしに人影は少ない。我が畑も今は寂しい限り。寒起こしのゴツゴツした土の塊り、寒さにも頑張っている玉ネギ。ビニールトンネルの中では葉物野菜の春菊、小松菜、チンゲンサイが少々。日差しはあるが低温と少雨のせいか大きく育たたない。最近植えたスナップエンドウと合わせて水やりを行なう。そして今日のメインはジャガイモの畑づくり。スコップを入れた後、堆肥を撒いてミニ耕運機で耕す。帰りにホームセンターで種イモを購入、自宅で芽出しをしよう。間もなくの春にむけて準備が始まる。

    

    

 


黒山三滝から八徳の一本桜、顔振峠

2021年02月23日 | 

4月から5月並みの陽気という前日の予報に誘われて山へ。人出が気になる日曜日だが、歩く人が少ないコースと判断して向かう。3台目に停めた駐車場から細い舗装路を進んで間もなく、黒山三滝の男滝と女滝。かっての修験道の行場は少し戻った天狗滝のほうが、それらしい険しさ。その脇から始まる本格的な登山道。すぐの分岐、情報を得ていたが傘杉峠への道は崩落のため進行禁止。左手の道に入る。短いがロープの岩稜帯を越え、大きなジグザグをとりながら杉林の山腹をしばらく行く。傾斜が緩んで、由緒あるらしい役行者像で一呼吸。その先で少し下り、登り進んで傘杉峠と顔振峠との分岐。奥武蔵グリーンラインと呼ばれる車道を刈場坂峠方面へ進む。わずかで現れた左手、八徳への林道を下って行く。まだかなと思っていたところにお目当ての一本桜が見えてきた。今日の主目的はこの桜を撮るための周辺状況の下見。都合よく、樹の下で手入れをされていた地元の人から話を聞くことができた。狭い車道への駐車や畑、私有地に入り込むなどカメラマンの身勝手な様子に頷くばかりだ。それでも、咲く時期には見に来てくださいと親切に言ってもらえた。再訪する際は地元に迷惑かけないようにしなければと思いつつ、その場を離れた。さらに下って、話の最後に教えてもらった顔振峠への山道に入る。緩やかに登る植林の道、予定した風影集落経由とは違う道を進んだようだが再びの車道。梅や早々と咲く桜を見ながら顔振峠(かあぶりとうげ)に着いた。ここまで数人しか出会わなかったのが数軒の茶屋もあり、ドライブの人も含めそれなりの賑わい。建つ石碑に書いてある義経、弁慶の伝説や渋沢栄一の義弟・渋沢平九郎の逸話など読んでにわか勉強。その義経が振り返って眺めたという南西方面の景色と陽光を浴びながら昼食。茶屋裏手から登った見晴台は期待ほどの眺望無く、戻って黒山バス停2.5kmの標識から下山道に。少しえぐられた区間あるも全体に歩きやすい道を下り、車道を進んで車に戻る。満車の駐車場周辺は路肩駐車や待つ車が並ぶ。近くの越生梅林を兼ねての観光らしい。早々に退散しよう。歩数計は22,000歩を数え、温泉に浸かりたいところだが我慢。一路、自宅へ車を走らせた。あの一本桜の撮影プランを巡らせながら。2021年2月21日(日)/(黒山三滝町営駐車場は無料、15台程度)駐車場 08:05~08:20黒山三滝(男滝・女滝)~08:30天狗滝~09:20役行者像~09:45分岐~(グリーンライン)~09:50車道分岐~(八徳入線林道)~10:10八徳の一本桜10:20~10:25登山道入口~11:10顔振峠538m(見晴台・往復15分)11:55~12:35坂尻~(車道)~12:55駐車場

         

    

    

    

    

    

    


今年も鴻巣びっくりひな祭り

2021年02月19日 | ひな人形と花のまち

17年目を迎える日本一高いピラミッド形ひな壇の「鴻巣びっくりひな祭り2021」がスタート。昨年はコロナ影響のため期間途中での終了を余儀なくされた。今年はひな人形作りの実演など各種イベント行なわず展示のみでの開催。メイン会場のエルミこうのすショッピングモールには例年どおり高さ約7メートル、31段のひな壇に色鮮やかなひな人形約1500体が並んで壮観。ひな祭りは古来、無病息災を願う厄祓いのお祭りとして行われてきたとのこと。今年は春を呼ぶ行事以上にその願いが込められている。セレモニーもない静かな幕開けとなったが三々五々、来場する家族連れや園児らの歓声が響いていた。一日の日も伸びて、三寒四温の時季に入ってきた。ようやく減少傾向にあるコロナ感染者数、さらに続いてほしいものだ。

    

    

    

鴻巣びっくり ひな祭り2021~2021.2.19~


安らぎとともに戦争と平和を『神さまの貨物』

2021年02月17日 | 読書

ナチスによってユダヤ人が強制収容所へ送られる。それは家畜用の貨物列車だった。人々の中に生まれて間もない双子を抱えた家族。収容された収容所から次の収容所へ、また貨車に押し込まれてどこか遠くへ運ばれて行く。乗せられた仲間たちを眺め、はっと気が付くのは年寄り、身体の不自由な人、子どもたち。もう用無しの人間なのか。飢えと寒さ、絶望の中で夫が取った行動から物語が展開していく。雪原の中を走る列車から投げられた小さな包み。それを神さまからの贈りものとして貧しいきこりのおかみさんが必死になって育てる。<お粥に指をひたして差し出すと吸い付く赤ん坊>。邪魔者扱いしていたきこりの夫もいつしか変わる。<ズボンの裾をつかみ、膝のあたりに両手でしがみついて、はじめて立ち上がったときの(夫の)歓声>など思い浮かべて、読み手も目を細めてしまう。だが、幸せもつかの間、仲間の通報で駆けつけてきた民兵。夫の犠牲で森の奥へ逃れることができた二人。やがて戦争が終わり、本当の平穏なときがやって来る。そして、ラストの劇的な場面。戦争の狂気は人々のすさんでいく心、次から次へと押し寄せる容赦ない悲劇を語る。だが、それらを凌駕して描かれる森や村々の自然、人の優しさや自身の命を捨てても子ども達に注ぐ愛。童話を読み、聞かせてもらったような安らぎに満足した。この二人は、あの父親、家族のその後の運命など、余韻に浸りながら閉じた本。あらためて戦争と平和について深く考えさせられた。

        


冬の北天、凍星は回る

2021年02月11日 | 写真&旅

昨年12月に続いて星の撮影。月の出ない新月の日、出ていた薄い雲も無くなってきたので自宅を出発。車で10分のいつもの荒川河川敷、水管橋が見渡せる場所に車を停める。1年の中でも夜空が澄んで一番見やすい時季、だが満天の星というわけにはいかない。埼玉の地方都市と言えども、それなりの街の灯りが空を明るくしている。静止画はあきらめて、今回も北極星を中心に周回する光跡を撮ることにした。風は無いものの気温は2・3度で足元が冷たい。1時間、150枚撮り終えたところでギブアップ。やはり夜空を覆いつくすような無数の星は山上でないと難しい。緊急事態宣言の解除が待たれる。

    

 


学術会議任命拒否の著者『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』

2021年02月10日 | 読書

新聞の書評欄で以前見かけたこの本。思い出したのは著者の加藤陽子氏の名前。例の菅首相によって日本学術会議会員の任命を拒否された6人の一人だったからである。新会員候補の推薦理由で多少知った人物評を自分なりに肉付けしょうと本を手にした。内容は高校生への日本近現代史についての出張講義を再現、まとめたもの。日清、日露戦争から第一次世界大戦、満州事変、日中戦争、そして太平洋戦争と繰り返された戦争。当時の世界情勢、東アジアをめぐる列強諸国の動向や日本社会の状況、各指導者、学者が考えたことや国民意識などを学び、考える。その時代に生きていたならば、どうしたのか。日本の選択について著者は押しつけがましく語らない。研究者として得た<時々の戦争の根源的な特徴、時々の戦争が地域秩序や国家や社会に与えた影響や変化>を、ともに考えるのである。著者が言う<(歴史家は)過去の一つの出来事を見るとき、常に無意識に一般化を試みている。個別と一般、特殊と普遍をつなげてものを見ている>の意味を考える。特別な事情・状況、特別な一握りの人だけで戦争が引き起こされるのではない。自分もあらためて戦争の歴史を学んだ気がする。そして冒頭の話に戻る。任命拒否の背景には、軍事研究に否定的な立場の学術会議とともに、安保関連法を批判してきたのが人文・社会学系の研究者との見方があるようだ。著者はその一人だが、小林秀雄賞受賞のこの本を読んでもバランスある優れた歴史研究者と思える。森友・加計問題や桜を見る会同様に拒否問題をうやむやにしてはいけない。

                     


春一番の日、ロウバイの宝登山

2021年02月04日 | 

ロウバイ目当ての宝登山。緊急事態宣言の最中なので、予定していた秩父鉄道長瀞駅~野上駅利用の長瀞アルプスコースは取りやめ。アクセスはマイカーだけで山麓駐車場からの往復、短時間コースで行くことにした。まだ人の少ない8時台、歩き初めは関係車両のみ走れる広い道を緩やかに登る。間もなく左手の踏み跡から山中に入り、ショートカットでジグザグの道路を渡って高度を上げる。山頂直下、宝登山神社奥宮への石段を登り詰めて参拝。わずかに進んで宝登山の山頂。周囲一帯、西ロウバイ園ではロウバイが見ごろ。真っ青な冬空に黄色い花をまき散らす。漂う甘い香りとともに1カ月ぶりに眺める両神山はじめ城峯山、武甲山など周囲の山なみ。山麓まで続く秩父盆地の景色など楽しみながら散策。続く五分咲きの東ロウバイ園、早咲きの梅が咲く梅百花園を回っているうちにロープウエイの観光客も増えてきた。そして予報通りに風が強くなってきたので下山。登りと同様に短縮路で下りると30分、随分早く宝登山神社に着いた。<お金にご縁のあるように>という「御福銭」を財布に収め、帰路に。この日、記録上最も早いという春一番の風に乗って真っ直ぐ自宅に戻った。2021年2月4日(木)/宝登山駐車場 08:40~09:20宝登山 497m<ロウバイ写真撮影>10:30~11:00宝登山神社11:15~11:20宝登山P<3月7日まで延長となった県からの「外出自粛の要請」の文中に「(但し、通勤・通学や必要な日常生活とともに)健康維持のための屋外での運動や散歩などは除外」があり、それに甘えさせてもらった>

    

    

    

 

    

 


もう一度、多々良沼の白鳥

2021年02月01日 | 写真&旅

先日に続いて2度目となる多々良沼の白鳥。前回は夕暮れどきだったので今度は午前中。情報によれば日中は、北側にあるガバ沼がおすすめとのこと。この前に停めた駐車場からウォーキング気分で歩き始めたが、なかなかたどり着けない。地元の人の話で引き返し、車で移動することに。略図だと近そうに見える多々良沼公園の広さをあらためて実感。聞いていたボランティア団体の餌やりの時間に間に合った。家族連れも買った餌を撒いているが求めているのはマガモだけ。その湿地帯の先にいる白鳥は悠然と泳いでいる。カラスか大きな鳥の襲来なのか、マガモが一斉に逃げ惑う光景を何度か見て浮島弁財天へ。遠目に見えたここの白鳥は羽を休めて動きは無い。羽ばたく姿など見たかったが予定もあって車に戻る。あと1か月もすると遠い北の地へ旅立つ身。それまで、ゆっくりと休養してもらえれば。