晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

見ごろの「こうのすコスモス畑」は摘み取りも自由に

2024年10月28日 | ひな人形と花のまち

ようやくこの季節らしい気候となり、地元の荒川河川敷に広がるコスモス畑が見ごろを迎えた。台風影響で新たに種をまいた一部エリアを除き、色とりどりの花が約1,000万本。日本一の長さを誇る水管橋を背に濃淡のピンクや赤、白、黄色などが咲き揃う。昨日は第26回コスモスフェスティバルの2日目、遠来の車も含め大駐車場は満車状態で大賑わい。久しぶりの陽射しあふれる秋の一日、コスモスの間を縫うように眺め歩く人たちはみな笑顔で楽しんでいた。今日からの1週間は畑全エリアで花の摘み取りも自由とか。その後は刈り取るとのことなので、雨の合間をねらって早めに。

    

  

    

2024 10 こうのすコスモス祭り


この時季の気候に野菜も人も

2024年10月23日 | 市民農園

市民農園のダイコンや葉物野菜がすくすく成長している。ダイコンは一本立の際以来の化成肥料の追肥、土寄せを行なう。すでに収穫を始めている水菜、小松菜、遅れている春菊も大きくなってきた。レタスはこれから。数日前に種をまいた第2陣、ホウレンソウなど葉物野菜や赤かぶも全部の芽が出てきた。いよいよ玉ねぎ畑の準備。鍬入れ、苦土石灰まいてのミニ耕運機かけも済んだ。ようやく、この時季の気候になって秋野菜づくりも楽になった。2週間後には玉ねぎの植え付けだ。

  

       

      

 


13年ぶり再会の山道、赤城山へ

2024年10月21日 | 

13年ぶりに奈良のKさんと再会の山は紅葉を目当てに赤城山(黒檜山)へ。初対面に近い間柄も2時間近くの車中の雑談ですっかり打ち解けて大沼湖畔の駐車場に。冷たい風が吹くものの青空の広がりに好天を期待して出発。左手に大沼、赤城神社を横目に車道を少し歩いて黒檜山登山口。ゴロゴロした石の歩きにくい急登の道、眼下右手に大沼が見え隠れするころ、形が判然としない猫岩(後で調べると下から見上げるとそう見えるとか)。続く傾斜の道は山腹をしばらく、富士山展望台に着くも雲に隠れて地蔵岳左手の富士山は見えず。遠来のKさんに見てもらいたかったが残念。向かう眼前に黒檜山が大きく立ちはだかる。雑木林登りの救いは、ところどころに色づく木の葉。黄葉や紅葉を目にしつつ登り続けて行くと樹林越し右遠くに小沼が。ようやく登り切って主稜線の分岐、左手の平坦な道少しで黒檜山の山頂の小広場に到着。先の展望広場まで進んだが山なみの稜線に沿うように伸びる雲の帯。眺望をあきらめて再びの黒檜山頂から分岐まで戻り、黒檜大神の先から木段状の道を急下降する。最低鞍部の大タルミから緩やかに登り返し、駒ケ岳に着いたところで昼食。振り返る黒檜山、覚満淵まで続く尾根の彩りを探しながら空腹を満たす。風も止んで、眼下に大沼と地蔵岳、遠く小沼、長七郎山の景色が広がる。時折りの陽射しも長続きせず、下山することに。緩やかな広い尾根道から下降点で右折、急斜面の鉄階段を慎重に。そしてジグザグの山道を下って駒ケ岳登山口、すぐの駐車場に戻った。せっかくなので覚満淵、小沼湖畔を案内、帰路についた。同行のKさんは60代半ばながら、この夏に槍ヶ岳から大キレット経由で北穂高岳、40代後半にはスイスのマッターホルンを登った大ベテラン。この日は、前日の両神山登山後でキツイと言いながら登りペースを合わせてくれた。そのKさんとの出会いは2011年4月末、八ヶ岳連峰の硫黄岳登山で泊まった高所野天風呂の本沢温泉。当日のコース表の余白に走り書きメモを残していた。「本沢温泉は11人、連休としては少な目、水使えず、風呂は外風呂のみ、この日 赤岳から硫黄岳縦走の遠来の方(奈良から)と相部屋、楽しく歓談」と。長い空白も二度目とも思えない会話を重ねながらの赤城山。天気も紅葉も今ひとつだったが、思い出に残る山行となった。2024年10月21日(月)曇り時々晴れ/(WCある大沼湖畔おのこ駐車場は平日と天候のせいか混雑無し)おのこP 08:05~黒檜山登山口1360m 08:25~08:40猫岩08:45~富士山展望台09:10~09:55黒檜山1828m(展望広場・往復)10:15~(大ダルミ)~11:05駒ケ岳1685m (昼)11:25~下降点11:40~12:20駒ケ岳登山口~12:25おのこP<登山後の入浴はいつもどおりの「富士見温泉ふれあい館(道の駅ふじみ)」でシルバー割引利用の310円、安くて快浴)

    

    

    

    

再会の山道・赤城山 2024秋

 


コスモス祭りはもう間もなく

2024年10月20日 | ひな人形と花のまち

地元の秋のイベント「コスモスフェスティバル」は今週の土・日。それに合わせるかのように市内吹上の荒川河川敷に咲くコスモスは7割ほど咲く。ピンクや白、黄色などの花びらが真っ青な秋空と北風に元気に揺れる。祭りを前に、秋の訪れを待ち望んでいた多くの人たちがコスモス畑を散策。自宅近くの遊歩道に咲いていたコスモスは先週に咲き散ってしまった。また会えるのを楽しみに、また祭りの日に。

    

 

     

    


少年に後押しされて小さな一歩でも『へいわってすてきだね』

2024年10月15日 | 読書

新聞の読者投稿欄で知ったこの絵本。小学1年生だった安里有生くんが「平和のメッセージ」に応募した詩を2013年の沖縄戦没者追悼式で朗読した。会場内の涙、TV中継で全国の感動と共感を呼んだその詩。さらに多くの人たちに伝えたいと絵本作家の長谷川義史氏が絵本に仕立てた。氏は「あとがき」で語る<(小学1年生の)純粋で、素直で、力強い、まっすぐな願い>が、開いた1ページ目からストレートに。そして、<みんなのこころから、へいわがうまれるんだね。>など、その短い言葉そのままの心うち、情景がやさしい絵となって伝わってくる。<「ドドーン、ドカーン。」ばくだんがおちてくる こわいおと。>は、今のウクライナ、ガザをはじめ同じ境遇にいる子どもたちを思い出さざるをえない。最後のページに<ぼくのできることから・・・>と、幼い少年からの平和への誓い。90代近い投稿氏は絵本には「読み時」があり、今この本は再び読み時を迎えていると書く。読んで思う、我々大人は何をしているのだろうか。できることは小さく、限られている。それでもあきらめず、集まれば大きな声、いつかは力になると信じて行動しなければ。

            ちか


ある町中華の閉店にふれて

2024年10月12日 | 雑記

住んでいるまちの一角で見かけた貼り紙。噂も無く、いつのまにかひっそりと閉店していた。JRの駅が開業、同時にできた大きな団地の住民に中華の味を提供してきた。特に評判ということではなかったが、ラーメンが食べられる唯一の店。家族や時には郷里から遊びにきた両親らとも何回か食べにきた。最近はグルメ情報を頼りに車で他店へ行くことが多く、ご無沙汰していた。貼り紙への寄せ書きや付箋のメッセージには常連さんの惜しむ声。そうか、餃子も美味しかったのか。久しぶりに”普通のラーメン”を食べにと思っていた機会を失ってしまった。短い閉店あいさつ文の「お世和に・・・」の「和」からは<なごやか、おだやか、やわらぐ>など、店の雰囲気と高齢ご主人の心意気そのままのこれにも”味”があると受け止めた。

   

   (画像の名前部分を修正しています)


ダイコンの1本立ち

2024年10月10日 | 市民農園

しばらくの雨でグチャグチャの畑でダイコンが育っている。本葉が4・5枚になったので間引きして1本立ちにする。それぞれに化成肥料をあげて、初回の土寄せを行なう。葉に虫食いも見られるので念のため酢の殺虫スプレーを吹き付ける。次に先日、種をまいた葉物野菜の状況をチェック。春菊、レタスは今ひとつだが小松菜、水菜は順調。込み合っている小松菜は間引きする。夏野菜残留組のオクラは花盛りも実は大きくなっていない。片付け頃かもしれないが、最後に花をもう少し眺めてみようか。

  

        


ようやく季節の変わり目近づく

2024年10月07日 | 雑記

この2週間ほど雨模様の日が続く。近年、梅雨の時季でもこのような天気は記憶が無い。そんな中で、たまたま夕刻に陽がのぞいたので車を走らせて撮った写真。1枚は市民農園に隣接する花のオアシスのひまわり畑。遅咲きの秋のひまわりが5万本近く、そろそろ終わりだが元気に咲く。次は市内吹上の荒川河川敷のコスモス畑。いつのまにか黄色いキバナコスモスが一帯に咲き広がっている。主役のピンクも僅かに顔を見せ、今月26・27日のコスモスフェスティバルにむけて準備中。季節の変わり目が近づいてきたようだ。この雨が過ぎれば秋の好天予報、もう間もなくだ。

        

     


こうのす花火大会”雨雲を吹き飛ばせ”

2024年10月06日 | ひな人形と花のまち

最近の梅雨のような空もよう。この日も朝から小雨が降ったりやんだりして夕刻に。ようやく上がったので急ぎ準備、自転車で武蔵水路沿いに向かう。車の多さは例年並みも近隣の徒歩組は少な目のよう。土手の遊歩道も余裕、道端に場所を確保して間もなくスタートした。1,500機のドローンによるディズニーのショー“マジック・イン・ジ・エア”が暮れ始めた空を描く。いつもの花火大会とは異なる始まり、特に周囲の家族連れから湧く歓声。その後は降り出しそうな雨雲を吹き飛ばせとばかりに響きわたる打ち上げの音、空を駆け抜ける光のショー。立ち見なので疲れて途中退散も結構楽しめた。打ち上げた花火の煙が滞留して条件は今ひとつだったが、来年は好天を期待。イスも持参してラストの「鳳凰乱舞」を是非とも見てみたい。

    

    

    

 


裏金問題の本質とは

2024年10月02日 | 雑記

以前、テレビのコメンテーターとして歯切れよく物申していた金子勝氏。今の政治と言われている日本経済の衰退がどう直結するのか、講演のテーマに興味を持ち、聴きに出かけた。過日の自民党総裁選では争点にならなかった裏金問題について、時効分を含めると総額約18億円で戦後最悪の「裏金疑獄」と断言。これと「小選挙区(1人区)」「(東京生まれ東京育ちの)世襲議員」による地域の利益誘導型政治が自民党政権の本質と説明。石破新総裁もそうだが、ジバン(後援会組織)・カンバン(知名度)・カバン(選挙資金)に支えられ、苦労した経験のない世襲議員が4割を超えるという話には今さらながら驚く。そうした裏金体質は国も同様で防衛費財源との関係、多額の政治献金と国家事業とのつながりを解説する。そして①裏金・政治献金は古い産業を温存②先端産業の遅れが貿易赤字の恒常化③円安インフレと実質賃金の低落④人口減少と地域衰退⑤世襲と縁故と腐敗が民主主義と公正なルールの喪失している、など「このまままでは日本経済の衰退は止まらない」と結論。だから「政治を変えなければ」となる。細かな部分の理解度はともかく、各種データも含めて主旨は概ね納得。選挙も近い、氏の近著『裏金国家』をよく読んで内容を再確認したい。講演後に心地よくほぐしてくれた2部のコンサート、アンコールで演奏の唱歌「紅葉(もみじ)」が忘れていた季節を教えてくれた。