ほぼ1年ぶりの奥武蔵・棒ノ折山。沢の音を遠く聴きながら時折、岩場を乗り越える緩急の登山道をしばらく。眼下に見えていた滝が近づき、足元に水流が。まもなく、新緑への門のように立ちはだかる岩壁の第一ゴルジュ。最近の雨の影響も無く水量は少な目。岩を伝い、滑らぬよう気をつけながら通過、次の第二ゴルジュも同様に。続く鎖場、ロープの岩場を慎重に越え、静かな沢沿いを進んで林道に。ひと休みして傾斜の道を岩茸石に出ると木の根の道が待っている。崩れた木段状の脇の急登二つ目のピークが権治入峠。もう少しの辛抱、ひと登りで棒ノ折山の開放感ある広場に着く。苦労が報われる北側の展望、オニギリを味わった後は下山。少し先へ進んで、4回目となる北東尾根の踏み跡に入る。始まる激下りは途中、終盤も続く。そして右手の金網に沿う道は棒八の頭から無くなり、地形図が頼り。太い幹の赤・青布は植林作業用のもの。標識も無く、登山道として整備されていないものの急傾斜2カ所に付けられているロープに感謝。樹林越しにエナメルブルー色のダム湖が見えてくればもう安心。酷使した膝をいたわり、新緑と渓谷の一日に浸してくれる温泉が待っている。2025年5月8日(木)晴れ曇り/(平日ながら到着9時前で登山口そばの7台程度の駐車スペースは満車、狭い道をUターンして手前10台程度の路肩に停める)P 09:05~白谷沢登山口330m 09:10~09:50第一ゴルジュ10:00~(第二ゴルジュ)~10:50林道10:55~11:15岩茸石720m~10:45権治入峠895m ~12:00棒ノ折山969m (昼)12:20~12:25北東尾根入口~12:50林道~13:00棒八の頭706m~14:10北東尾根下山口~14:20 P(山中での出会いは若者中心に2~30人も北東尾根では誰一人に会わず。さわらびの湯800円は平日・JAF会員割引で△100円)
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