晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

いつでも山道は慎重に、斑尾山

2013年04月30日 | 

長野へ出かけたついでの登山。当初はGWより小屋明けの北アルプス・燕岳だったが、気象協会の山の天気予報によれば大気不安定、高度2900mでは北西の風14m~17m。安全第一と志賀高原・岩菅山に変更して自宅を出発したが数日前の積雪と最近の寒さで道路凍結のため夏タイヤでは通行無理とのこと。さらに表層雪崩があるかもと脅かされ最終的に斑尾山へ行くことに。予定外のため、観光マップのルート図と勘を頼り歩いたのが失敗のもと。道を間違え、2時間ほどのタイムロス。下山を考えたが正規の登山口に来て、考え直して登り始めた。遅れを取り戻そうと急いで転倒、顔から突っ込んで木の根に鼻と口を強打。幸いに口内を切ったのみで済んで良かった。今回の教訓、詳細な地図が無いときはより慎重に、そして積もった枯葉の下の濡れた急斜面に注意だ。2013年4月28日(日)/まだらおの湯836m 09:15~林道((09:45~1270m付近11:10~林道))11:40~登山口11:45~12:55斑尾山1382m13:30~登山口14:20~14:50まだらおの湯(( ))が間違ったコース<登山者は正規の登山ルートで1組3人。車は「まだらおの湯」駐車場を利用。同温泉で入浴500円>

朝は曇って見えなかったが帰路は優美な姿を

林道までは快調に 

林道を横切り、正面の雪原に入ったのが間違い(本来は林道を左折5分で登山口に)

最初にあった赤テープも全く無くなったが、直登で稜線へ出ようと 

高度1270m、斜面がキツくなり軽アイゼンとストックでは無理

登ってきた沢を退却 

本来の登山口 

急だが雪の無い道 

稜線目前で雪に 

遅くなったが山頂へ 

黒姫山と野尻湖 

風が強く、志賀高原方面も寒々しい

暖かな翌日、中野市街から桜の先に斑尾山(左手奥は残雪の妙高山・火打山)


だいこんの花のような人、いますか

2013年04月26日 | 市民農園

玉ねぎ畑の空いたところに試しに蒔いた”だいこん”の種。春用ではなく、余った秋大根の種のせいか、太くならないうちに葉だけが大きく茂り、花が咲いてしまった。調べてみると、根菜類は子孫を増やすために花を咲かせる。冬の間は根に栄養を蓄えて太くなるが、暖かくなると花芽を付けることに力を注ぐためらしい。なるほど、納得。そして可愛いこの花は「だいこんの花のような”素朴だが美しく控えめな人”」という表現にも使われているらしいが。

                  


夏野菜の植えつけ、準備OK

2013年04月26日 | 市民農園

2週間ほど前から準備していた夏野菜用の畑の準備が整った。冬に枯葉と米ぬかを埋め込み(手抜き堆肥化のつもり)していた畑に苦土石灰・堆肥・鶏糞を混ぜて耕し、黒マルチで覆った。この間、適当に雨も降って鋭気十分(と思うが)、あとはGW中に植え付けだ。

全部で4区画 

隣接の「花のオアシス」のチューリップまつりで行われたフラワーガーデンコンテストの作品の一部(lLOMO風に画像加工)

(一位入賞のガーデン) 

(「犬のオアシス」)


はかりしれない、この重さ『拉致と決断』

2013年04月25日 | 読書

帰国してからもう10年余が過ぎた。当時、過熱気味のマスコミと当惑気味の著者の顔をまだ覚えている。だが、あらためて知るのは、子供たちが残されている北朝鮮に戻るのか、両親兄弟のいる日本にとどまって子供を待つのか。重い、苦しいその決断は我々の想像をはるかに超えるものだったことだ。1年7か月の待ち続けた時期、その後も、両親が拉致されたことは知らずに育った子供たちが日本に残るという決断。それが間違っていなかったと思うまでの心の軌跡、そして北朝鮮での24年間が感情と感傷を抑えて綴られている。だから、民衆と拉致を指令し、それを実行した人と区別してみることが、<今後の拉致問題解決や日朝関係にも必要なこと>との言葉には、より重さを感じる。

                     


希望なき者へ希望の、『徒然草』

2013年04月25日 | 読書

「徒然草をよむ-無常をこえる意思-」(第1期・10回)が始まった。昨年の同じ講師による「『おくのほそ道』を読む」に続いての受講。河上講師の講座の特徴は、時代背景や生活環境など豊富な資料の提供、解説とともに受講生の疑問にも応えながら、一緒に読み解いていくというスタイルで大変分かりやすい。初回の「序段から24段は20代に執筆しており、外からの抑圧と外部へ身構えの<青春記>」「ベヤミンのいう<希望なき者の希望>の書でもある」など勉強になることが多い。全243段の旅、さまざまな発見が得られそうで楽しみだ。

                   


待っていてくれた?チューリップまつり

2013年04月19日 | ひな人形と花のまち

近くの小学校の児童と市民ボランティアが植え込んだ「花のオアシス」のチューリップ。明日からの土・日にまつりが開催される。曇りから雨模様という天気も心配だが、高温で早く満開を迎えた花々がどれだけ待っていてくれるか。でも、フラワーガーデンコンテストなどのイベントも用意されているから、多くの人に足を運んでほしい。

  

 ひとつひとつを見れば 

 まだ元気な花や 

 大勢でガンバっている花たちも 

そして 

一角ではフラワーガーデンの別世界が迎えてくれる(試しに画像加工/上も)

 

 


花のオアシス、チューリップが満開

2013年04月13日 | ひな人形と花のまち

四季を通じて花が咲いている市民農園に隣接の「花のオアシス」。チューリップが見頃を迎えている。色とりどりの35,000本、桜と同じく例年より早い満開となった。予定されている20日・21日のチューリップまつりの頃にどれだけ咲き残っているか。訪れる人たちにこの見事さを楽しんでもらいたいものだが。

        

        

 

 


寒くても元気な春の野菜

2013年04月12日 | 市民農園

桜が散って以降、寒い日が続いていたが今日あたりは例年の気温に戻ったようだ。市民農園の野菜たちは厚着が手放せない人間と違って、温度が多少低くても日差しのせいか、すくすくと育っている。2週間ぶりに油かすで作った液肥をみんなにプレゼントしてあげた。

2割はダメだったが、冬に耐えた玉ねぎ 

ジャガイモも全部の芽が出た 

実がつくまで、もう少しのスナップエンドウ        

長ネギは他の区画にも植えて全部で100本 


ハリアーよ、さらば

2013年04月12日 | 雑記

いよいよハリアーともお別れの日。この前の車と2代にわたってお世話になった。悪路の林道でも問題無く走れて、街中でも乗り回せる車として、十分満足できるものだった。去年の幌尻岳では北海道へ。富山の薬師岳・黒部五郎岳では車中泊、山形、岩手、いろいろ遠くへ付き合ってもらった。いかんせん燃費が悪く、年間のガソリン代がきつくなってきた。最近の林道は整備され、セダンでも走れるところが多い。円安でこの先も高負担が続きそうなので、思い切って乗り換えることにした。山とともに想い出のハリアー、ありがとう。

綺麗にして送り出した 


名残りの桜、さきたま古墳

2013年04月11日 | ひな人形と花のまち

先週の金曜、夕方だったが見納めの桜を撮ろうと行田・さきたま古墳公園へ行ってきた。満開宣言から10日も経っているので、かなり散っていたが丸墓山古墳上の桜は必死に守り抜いているようにも。ここは映画「のぼうの城」で石田三成が陣を張ったとされるところだ。水攻めに耐える忍城のシーンを想い出し、そう見えたのかもしれない

さしづめ桜ロード 

一瞬、踏み入るのをためらう思いに 


春を舞台に、パレオエクスプレス

2013年04月01日 | 雑記

“都心から一番近い蒸気機関車”を宣伝文句に秩父路を走るパレオエクスプレス。去年夏に脱線事故があり、七か月ぶりにお目見えしたばかり。今の桜とともに撮れて、近いところを列車時刻と地図で探したら大麻生駅付近と分かった。車で30分、平日にも関わらず最終的には30人ほどのカメラマン。写真のほうは傑作とは言えないが、目の前を駆け抜けていく蒸気機関車の迫力はさすがだった。

 

鉄路は花の舞台 

 周囲を圧倒する重量感 

 名所の桜堤はどこまでも続いているよう