晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

アジサイ映える雨のさきたま緑道

2017年06月29日 | ひな人形と花のまち

やっと梅雨らしい雨の日、さきたま緑道の紫陽花を見に行く。4.5kmの散歩道には僅かに点在するだけだが、入口近くの陸橋わきには例年まとまって咲いている。今年の少雨のせいか庭の紫陽花同様に全体的に小ぶりで花の咲き方も今ひとつ。それでも久しぶりに水滴を身にまとい、生気を取り戻した青紫色の彩りが周囲の緑に映える。引き立て役として優しく降る今日の雨。車や街の音を包み込み、鳥のさえずりにも湿り気を与えてくれているようだ。せっかくだから人影の少ない緑道をもう少し先まで歩いてみよう、残り少ない六月を惜しみながら。

       

 

       

   

 


花の稜線、平標山は風も爽やかに

2017年06月24日 | 

梅雨どきの晴れ間、今週末まで花が見ごろという平標山へ。関越自動車道が開通する前までは群馬から新潟へ抜けるルートだった国道17号線。カーブ連続の山道は三国トンネルを抜け、苗場のスキー場を過ぎて登山口近くの駐車場に7時半過ぎに到着。すでに車は50台近く、皆のお目当ては同じようだ。往路は松手山コース、登山口から早速の急登は樹林帯をジグザグに送電塔まで続く。このコース最大の関門を過ぎると松手山はあっけなく、その先の尾根道の登りが続くもハクサンイチゲの花畑と吹く風が気持ち良い。小さなピークを越えて山頂に。予報どおり雲行きが怪しくなってきたので仙ノ倉山は鞍部までとし、ピークを過ぎつつあるチングルマ・ハクサンコザクラなどの花畑の中で昼食と写真撮り。下山路は平標山ノ家を経由する延々と階段状の道が続く平元新道コース。膝に来るので取りたくないルートだが山ノ家で冷たい水を飲ませてもらい、今回は珍しく蛇にも出会わずに下りる。この標高で花畑が見られる人気の山、少し疲れたが雪解けが遅れたせいで何とか間に合って良かった。2017年6月23日(金)(関越道月夜野ICから40分、600円の駐車場)駐車場955m 07:55~登山口08:00~09:00送電塔09:10~09:45松手山1614m 09:55~(花畑/一ノ肩)~11:20平標山1984m~(花畑)~11:50平仙鞍部(昼)12:30~平標山13:00~13:40平標山ノ家1660m 13:50~14:40平元新道入口~15:40駐車場<苗場温泉「雪ささの湯」は茶褐色の湯、登山口駐車場でもらった割引券で900円が700円)

出だしの急登 

花咲く登山道 

一ノ肩付近 

仙ノ倉山への稜線 

平標山ノ家で振り返る 

 


今度こそ、梅雨空を期待

2017年06月22日 | 市民農園

本格的な梅雨予報だったが1日降っただけで一休み、雨降りは来週になるようだ。ジャガイモを掘り出した畑に種を蒔いたが誤算だった。つるなしインゲンのモロッコ、中国野菜のエンツァイ、そして第3陣のキュウリの3種類。不織布をかけているが乾燥が気になる。昼間の水やりに加え、出かける予定がある明日の分として夕方にも。そのほかの野菜たちは何とか育っている。第2陣のキュウリも少しづつ大きくなっているし、トマトは大玉・ミニともに色づいてきた。沖縄地方の梅雨が明け、本州に居座る可能性があるとのこと。今度こそ、畑はもちろんだが精彩を欠いているアジサイにも慈雨を期待したい。

     

玉ネギ用のマルチを代用、キュウリを 

第2陣のキュウリ 

大玉トマト 

ミニトマト 

   

 


梅の実を取りながら・・・

2017年06月20日 | 雑記

少雨も今日まで、明日から本格的な梅雨になりそう。庭木の葉の間から差し込む眩い朝陽、こんな光景もしばらくはお預けになるかもしれない。梅の実が黄色くなって熟してきたので取ることにする。例年より少な目と思ったがそうでもない。脚立を使い、梅の木の間に首を入れると連なって実っている。手が届かないところは枝切り棒で落として小一時間、段ボール箱一杯に。重さ約9㎏でほぼ例年並みの量。小粒はジュースに、もちろん手製の梅干しがメインだ。春に花を咲かせて、この時季には実を届けてくれる梅の木。これからもう一仕事が残っている。葉を茂らせ、灼熱の陽を多少は遮ってくれる。こういう時にしか思い出せないが、10年以上も前に母が植えてくれたものだ。

         

  


けんかつ『伊勢物語』失敗の巻

2017年06月18日 | 雑記

昨日はうっかりミスで休講日なのに県民活動センターへ行ってしまった。駐車場が随分空いているので多少おかしいと思ったが、講座が少ない日ではと向かった3階のセミナー室は真っ暗。当然誰もいない。1階の受付で確認すると休みのはずの先週だったという。念のため、見せてもらった講座のチラシには先週開催の日付。ここで初めて、自分のカレンダーへの転記ミスだったと分かる。朝忙しい思いで準備し、それなりの時間をかけて来たのにと思ったが悪いのは自分。それに途中、娘家族へ野菜を届ける用事も済ませられたと納得して自宅に戻る。受講生130名が全員車ではないと思うが駐車場の状況もこれで呑み込めた。今期の『伊勢物語を読む』は次回が最終回。これで2回欠席。<雅の世界だけではなく、時代に抗して意思的に生きる姿を読み解く>は配布資料を熟読して、少しでも追いつかねば。そして、川上講師の次の講座『竹取物語を読む』に早速、申し込む。小さいころ読み聞かされた昔話程度の理解で原文など読んだことはない。<川端康成が「ここには文学のすべてがある」と讃えた>という意味はもちろん、この時代に宇宙へとつながる構想はどこから出たのかなど興味は尽きない。その前に全7回のくスケジュールを間違いなく転記しよう。

        


写鴻会の写真展まで3週間

2017年06月16日 | 雑記

3年前に入会した地元の写真サークル、その作品展が3週間後に迫ってきた。今月の例会を終えた先日、事前準備で市民活動センターに集合。昨年の会場受付で住所・名前を書いていただいた方々への案内ハガキの切手貼り。これは味気のない料金別納より季節の切手でご案内しようという会員の声で例年どおり。そして作品に添付するタイトルカードの裏面テープ貼り、当日お渡しする目録の印刷。さらに市内の3駅と公民館などに掲示する案内ポスターの印刷も。このポスターの写真は会員のNさんが長野の地獄谷野猿公苑で撮ったもの。興味津々の子ザルの眼差しが写真展を注視しているようにも、などと勝手な解釈をしているうちに作業は終了。皆で手分けしての作業は早い、1時間もかからなかった。あとは当日を待つのみだが気持は、もっと良い写真でその日を迎えたいと来年に。

           


ジャガイモの収穫、並木県議さんとも久しぶりに

2017年06月15日 | 市民農園

昨日に続いての市民農園は気になっていたジャガイモ掘り。葉が枯れてきているし周囲も採りはじめている、それに娘家族からのリクエストもある。わずか2列ながら数はまあまあ、ただし大きさは全体的に中から小サイズ。一株の芽かきは2・3本程度にしたつもりだが来年は2本以内、そして土寄せもしっかりしなければ。追肥など含めて次回への宿題に。ジャガイモには午後の取り込みまで、畑で最後のひとときを過ごしてもらう。相変わらず元気のないキュウリだがナスやズッキーニ、シシトウなどはこれからに期待できそう。タネを蒔いた区画のほうは覆っていた不織布を外し、チンゲンサイの間引き。そして発芽が良くないレタス、ニンジン含めてたっぷりの水やり。そういえば昨日、農園の一画でトマトに水やり、手入れに来ていたのは並木さん。この市民農園で知り合い、会うたびに野菜作りや雑談をさせてもらうが地元選出の県会議員さんだ。気さくなお人柄で、久しぶりのこの日もシャツを脱いで作業の合間に、地元駅の乗降客数減など身近な話も。野菜作り同様、議員活動でも汗をかいていただいていると感じた。

           

 

           

     

並木まさとし県議さん

 

 


旧六合村は遠い山峡の地(2)~シラネアオイ

2017年06月14日 | 写真&旅

チャツボミゴケ公園から再びカーブの多い山道を40分近く、着いた野反湖は曇り空になり風も出て肌寒い。駐車場そばには雪も残っている。今年は雪が多かったので春も遅かったのだ。ともかく、シラネアオイの群生地に寄り道をして八間山に向かおうと歩き始める。階段状の登山道を少し行くと案内板があり左折、コマクサが咲くと言う砂礫地を経由して山腹を緩やかに進む。すると薄紫色の花々が視界に入ってきた。前方、湖畔に向かう眼下、見上げる斜面と一帯に群生している。尾瀬など他の山地で数輪見かけることはあるが、これは大群落。よく見ると枯れているのもあり最盛期は過ぎているようだが、まだまだ見応えは十分にある。しばらく鑑賞した後、帰りに再度立ち寄ろうと登山道に戻ったが、最初のピーク手前で雨が降り始めてきた。予報どおりの強い風も吹いてきたので引き返す。群生地に戻り、見つけたムラサキヤシオや新緑の木々とともに写真に収めた。手にした野反湖のパンフレット、ノゾリキスゲをはじめ季節ごとの周辺の花ガイドが興味をそそる。帰路、冷えた身体を温めようと応徳温泉・くつろぎの湯に。ここに泊るのも悪くはないと思いながら白濁の湯にゆっくりと浸かった。

      

野反湖に向かって 

ムラサキヤシオも 

くつろぎの湯に隣接 


梅雨入りしたものの雨が降らない畑

2017年06月12日 | 市民農園

梅雨入り宣言後も雨があまり降らないので、ほぼ毎日のように水やりに行く市民農園。作業前に山ワサビの葉のところでカエルを発見、害虫獲りなどこの畑を守ってくれているかもしれない。感謝を込めて、そ~っと写真を1枚。今日の収穫はまだ少しか取れていないナスと形の良くないキュウリ。葉が枯れてきたことに原因があるかもしれない。病気に弱いというキュウリ、本に書いてあったので第2陣にはネギかニラを根元に植えてあげよう。ズッキーニの初物はもう少し大きくなってから。玉ネギ収穫後に種を蒔いた畑、チンゲンサイは発芽率100%だがサニーレタスは少しだけ、ニンジンはほとんど芽が出ていない。この一画だけでも早く本格的な梅雨になってほしい。

     

第2陣のキュウリ 

ズッキーニ 

チンゲンサイの芽 

今日の赤城山方面は雲の中 

 


旧六合村は遠い山峡の地(1)~チャツボミゴケ

2017年06月11日 | 写真&旅

群馬の最北西部、長野県境にある中之条町六合地区は旧六合(くに)村。1年前の白砂山登山含め3度目となる今回はチャツボミゴケとシラネアオイを見ることが目的。関越道渋川伊香保ICから約70km、2時間弱と結構遠い。一般道は山峡部に入ると、道幅はそれほど狭くは無いがカーブの連続。ナビは遠回りを指すので道路沿いの案内表示をたよりに砂利道も走り、なんとか到着。しかし公園の営業時間前で10台近くのバス・乗用車とともに20分ほど待たされる。やっと9時過ぎ、受付で入園料を払って1キロ先の駐車場に。さらに10分ほど歩いて着いたお目当ての国指定天然記念物というチャツボミゴケ、やや期待外れだった。雨が少ないせいもあるのか群生地の穴地獄は緑色の苔よりも露出した岩が多い。以前よりも生育が悪いという話、雨降る時季や秋ごろが良いなど確かなところは分からない。それでも見ごろを過ぎたツツジとともに景観を1時間近く楽しんだ。次回はしっかりした情報を得て来ようと、次の野反湖に向かった。

白絹の滝 

展望スポットから  

 

      

 

 


梅雨入りを前に、爽やかな風と畑作業

2017年06月06日 | 市民農園

ラジオから流れた「♪風の言葉に諭されながら~」から始まる井上陽水の『五月の別れ』。耳に残り、それが2・3日前だったような気がしたが6月も早や1週間近く過ぎた。梅雨入りも近そうなので市民農園の今日の作業は時間をかける。先ずはキュウリの収穫、初採りが始まると直ぐに大きくなる。次に、少し寝かせておいた玉ネギ畑跡地を整地、黒マルチを敷いて種が余っていたサニーレタス・ニンジン・チンゲン菜を蒔く。不織布を被せ、たっぷりの水やりで終える。そして、すぐに芽が出てくるトマトのわき芽摘み、ナスの整枝など行い最後に追肥。油粕で作った特製の液肥をそれぞれの根元にかけて栄養補給、これで今日の作業は完了。約3時間、五月を思い出させる爽やかな風に助けられた。

玉ネギの後に 

次に控えしは 

ジャガイモも 

トマトはもう少し先 

中玉も 

第2陣のキュウリの芽