晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

夕どきの利根大堰に佇んで

2018年06月28日 | 写真&旅

隣り町の行田市と群馬県との境にある利根大堰、何度か来ているが夕刻は初めて。ここで取水された水は自宅近くの武蔵水路を通って荒川へ流れて埼玉・東京の水道にも利用されている。その武蔵水路は、時おりウォーキングする「さきたま緑道」と途中で並行しており、何かと馴染みの仲。陽が沈み始めると日中の暑さが嘘のような心地よい川風に代わった。大堰の下流に佇んで紅色に染まる川面、余韻たっぷりの西の空を眺める。いつしか夕彩のアンコールは終わって夕闇の中、光りの帯は堰の上を通る武蔵大橋の車のライト。そして各水門の塔屋が流れの先を見続ける光景は、あたかも利根川を守る番人のようにも見えた。

夕彩の始まり  

 

夕闇の中で