晴耕雨読、山

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大利根夕情

2018年06月17日 | 写真&旅

日没の方位角が300度を超えて北西寄りに最大となる時期は間もなく。だが今は梅雨どき、夕焼けを見られる日は限られる。曇り空から晴れに変わる、との天気予報でチャンスとばかりに出かける。利根川の大きな流れを見渡せる橋の上で日没前後の40分間。ほぼ計算どおりに上流域の遠い奥、北西方面の山なみに陽が落ちる。ひとすじの眩い残照はやがて流れに溶け込み、紅色に染めてゆく。<♪利根の 利根の川風よしきりの~>で始まる歌『大利根無情』(作詞:猪又良)の大利根河原は遥か下流部とのことだが、そう見えなくもない風景が広がっていた。