スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(大谷、お前には分からない!)

2019-09-03 16:22:10 | 日記
9月3日(火)
 香港のデモに中高生が参加し出したそうだ。「未来がないなら勉強する必要がない」とのスローガンを叫んでいるとのこと。また自分たちが最前列で銃弾の盾になるから、大人もデモに参加して欲しいと書いた、プラカードを掲げている写真も見た。実に悲壮な決意である。
 大谷(ねずみ男)が、権力と正面から戦えば必ず負ける、中高生の将来がとても心配だとテレビで喋った。本当に権力と戦えば必ず負けるのだろうか。大谷は慰安婦合意をしたとき、これで日本はもう慰安婦を売春婦だとか商売人だとか言ってはならないと、まるで預言者の如くの顔で視聴者に向かって曰ったが、当然慰安婦合意は続くとの前提で言ったのだろう。ところが今はないではないか。大谷のご宣託など当てにならない。フランス革命、ロシア革命、アメリカ独立戦争などは皆、権力と正面から戦って勝ったではないか。勿論これらは希少な例だが、今まさに香港がもう一つの例になろうとしているのが分からないのか。
 お遊びで学生運動をしていた大谷には、まさに背水の陣の香港人の決意が分からないのだ。自由と豊かさが満ち溢れている日本の中で、我儘を言ってどういう訳か出世してきた大谷には、香港の中高生を、かって自分の身の回りにいた先走り左翼学生のように、慎重さを欠いて将来を失うとの観点でしか、思い描けないのだ。大谷の頭では香港が中国の一部となる事の意味が解けないのだ。自分の人生のように香港人も自由と豊かさはついて回ると、実に想像力が欠如した思考しか持っていないのだ。
 テレビを見ると実に低レベルな出演者ばかりで嫌になる。大谷の隣の原とかいう女は、自分で喋ってウーンと自分で相槌を打って、一角の事を言ったと得意ぶる馬鹿さ加減だ。ほかの番組では人青木と偽人権派女弁護士とひょっとこ玉川が揃い踏みをしていた。こんな奴らを出して視聴率が下がればテレビ局も打撃ではないかと心配していたが、或ることに気づいた。視聴者は時計代わりにテレビをつけているだけで、実は誰も見ていないのだ。暇な主婦など何処にもいない。だから内容などどうでもいいのだ。そこをテレビ局は分かっているのだろう。そして死にぞこないの団塊の世代の者が観ている。此奴らは大谷の亜流で、大谷ほど出世せず金も稼げなかったが、それだけに食う為にかっての「正義」をやり残したとの、愚かな不満足感だけを抱いている。人青木や偽人権派女はこういう者に受けるのだ。
 朝日新聞だって取ってはいるが、実は現役世代は読んでいないのだろう。だから何とか部数が維持できている。一番読んでくれているだろう団塊馬鹿に合わせるから記事は変えられない。