山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『だましゑ歌麿』=高橋克彦著

2015-06-05 06:44:58 | 読書

高橋克彦の『だましゑ歌麿』を読んだ。平成11年文芸春秋社から発行された上製版である。この物語の主人公は、南町奉行所同心仙波一之進らしい。千に一つも見逃さない辣腕の同心という設定である。もう一人が『歌麿』という画家なのだが、北川歌麿なのだろうか。江戸を襲った洪水の際に、歌麿の細君が残酷な方法で殺されることから事件が始まる。時代背景は田沼意次の時代が終わり、白河松平の緊縮時代である。江戸庶民は贅沢を禁止され、息詰まる思いの中にいる。これに逆らうように、歌麿は蔦屋という版元と組んで今の世を批判していた。こうしたもとで妻を殺されるという事件が起こる。そこに仙波一之進がかかわっていく。しかし事件は、火付け盗賊改め(長谷川平蔵が長官)もかかわって大きな広がりを見せる。今のご政道は間違っていると確信している仙波は北町奉行初鹿野を巻き込んで、松平老中に必要以上の取り締まりをやめる約束をさせる。最後の場面で、仙波は北町奉行の筆頭吟味与力に引き立てられるのだが。この続きがあるらしいので、読もうとは思うのだが選挙もあるので忙しいし…。


今朝の山賊食堂(6月5日)しばらくは連日開店

2015-06-05 06:34:27 | グルメ

6月5日。おはようがんす。昨日洋野町議選の「事前審査」があって、定数16に17人以上の出馬が間違いないことになり、5日間の選挙戦になることが確定的となった。昨日で洋野町の6月定例議会も終わったので、候補者である妻の活動を保障しないとならない。そこで、日刊「しんぶん赤旗」を配達後、読書をしたりうとうとしたりするのをやめにして、投票日まで毎朝食事の準備をすることにした。そんなわけで「山賊食堂」しばらくは連日開店だが、告示日から投票日までの期間は食事に関する記事は休ませてもらうつもりだ。

今朝は、塩サバ(小型だったので1人1枚)、山東菜のおひたし、野菜炒め、サラダ、パスタ(ナポリタン)というメニューにした。あと1週間余り、毎朝のメニューを考えるとなると大変ではある。