「池のもに 月影清き 今宵しも
うき世の塵の 跡だにもなし」 勝海舟
東京の実家から歩いて30分ちょい、「洗足池」です。飲んでばかりいるので、微妙に健康に気を使うべく、歩いております。ここは小学生の頃、友達とボートに乗りに来た懐かしい場所です。久しぶりに来てみると…あれ、こんなに小さかったっけ?周りには中原街道やら住宅がびっしり。仕方ないけど、やっぱり窮屈ですね。
実は初めて知りましたが洗足池は、日蓮さんが旅の途中で足を洗ったからこういう名前がついたそうで、洗う時に袈裟をかけた松の木などもある、ちょっとした名所なんですね。
昔は景勝地としても有名で、勝海舟なんかもここが大好きで、池のほとりに家を建てて隠居したそうです。そこで詠んだのが、冒頭の歌です。
…ふーん、この小さい池がねえ…。でも考えてみれば、田舎の大自然の中に「憂き世の塵」が無いのは当たり前の事で、逆にこんな都会の窮屈な池の水面に映る月の輝きにも自然を感じるのが、しみじみとさせるのかも知れません。
帰り道、すっかり道に迷ってしまいました。道の雰囲気が昔と全然違ってるから…。四半世紀以上も前の記憶だから仕方ないか。
うき世の塵の 跡だにもなし」 勝海舟
東京の実家から歩いて30分ちょい、「洗足池」です。飲んでばかりいるので、微妙に健康に気を使うべく、歩いております。ここは小学生の頃、友達とボートに乗りに来た懐かしい場所です。久しぶりに来てみると…あれ、こんなに小さかったっけ?周りには中原街道やら住宅がびっしり。仕方ないけど、やっぱり窮屈ですね。
実は初めて知りましたが洗足池は、日蓮さんが旅の途中で足を洗ったからこういう名前がついたそうで、洗う時に袈裟をかけた松の木などもある、ちょっとした名所なんですね。
昔は景勝地としても有名で、勝海舟なんかもここが大好きで、池のほとりに家を建てて隠居したそうです。そこで詠んだのが、冒頭の歌です。
…ふーん、この小さい池がねえ…。でも考えてみれば、田舎の大自然の中に「憂き世の塵」が無いのは当たり前の事で、逆にこんな都会の窮屈な池の水面に映る月の輝きにも自然を感じるのが、しみじみとさせるのかも知れません。
帰り道、すっかり道に迷ってしまいました。道の雰囲気が昔と全然違ってるから…。四半世紀以上も前の記憶だから仕方ないか。