やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

南京の物価 

2013-06-22 | 食事・食物
Sugo1Sugo2左記は、蘇果社店(蘇州一帯のスーパー)のバーゲンの広告です。物価がどれくらいなのか、見てみよう。
中国では大体、日本と違って、重さは1斤(500g)単位で、表示されます。
日本の物価と比較するために、日本の物価を500g単位で換算して、1元=15.9円で換算してみましょう。

          南京          横浜
鶏もも肉    7.98元/斤     88円/100g=27.67元/斤      約25%
豚肉      13.58元/斤    100円/100g=31.45元/斤      約43%
缶ビール6缶 16.9元/青島   1098円/キリン=69.06元/キリン  約25%
牛乳      9.90元/L      178円/L=11.19元/L         約88%
ラーメン    11.50元/5食    298円/5食=18.74元/5食     約61%
衣服液体洗剤  34.9元/3kg     198円/0.9kg=41.5元/3kg    約84%         

野菜・果物は日本では1パックいくらで売られており、重量表示がないので、ここでは割愛。

南京のチラシを上げておきましたので、比較してみてください。
追記です)
野菜(大阪市中央卸売市場 6月22日 中値)との比較
      南京            大阪
枝豆    5.68元/斤       168円/0.2kg=26.4元/斤  約21%
ピーマン  2.18元/斤       68円/0.15kg=14.26元/斤 約15%
キャベツ  0.68元/斤       945円/10kg=2.97元/斤  約23%
キューリ  1.38元/斤       1155円/5kg=7.26元/斤   約19% 
トマト   2.38元/斤       1050円/4kg=8.25元/斤   約29%

食品は南京が断然安いですね。

南京の「売れ残り」男性、10万人超。売残り感、34歳で最高!!

2013-06-20 | 社会・風俗
「中国全国で、『剩女(適齢期に達しているもかかわらず結婚していない女性)』は582万人いるが、『剩男(同男性)』はすでに1100万人を上回った」という衝撃的なニュースが、巷を賑わわせている
この差を単純に計算すると、結婚したくてもできない「真の剩男」が少なくとも500万人いる計算で、ネットユーザの間で熱い議論が交わされている。

南京市統計局がこのほど実施した調査分析結果によると、南京の状況も全国と同様で、結婚適齢期を過ぎた未婚者の数は、女性より男性の方が多く、南京の「剩男」は10万人を上回り、「剩女」の3倍に達している事実が明らかになった。この原因として、「相手をより好みし過ぎている」「相手がいない」「結婚する条件が整っていないため、結婚に踏み切る勇気が無い」などが挙げられた。

南京市統計局人口・就業処の雷暁萍・副処長によると:
「第6回国勢調査の統計データによると、結婚適齢期にある未婚男女は南京全市で190万5500人、うち男性は105万7400人、女性は84万8100人と、男女比は100:107と、ややアンバランスな状態になっている。これは、第5回国勢調査以降の顕著な傾向であり、決して軽視してはならない問題だ」。さらに、
「国際的に広く認識されている『結婚適齢期を過ぎた未婚者』とは、30歳以上を意味する。未婚者のうち、30歳以上は13万700人と、その割合は第5回国勢調査時より5.18ポイント上昇した。うち男性は10万100人、女性は3万600人と、『未婚男性』は、『未婚女性』より3倍多い。30歳以上の未婚者の男女比は、女性100に対し男性124.7人で、年齢が上がるにつれて、アンバランスが増大する傾向にある」と続けた。

ところで、いったい何歳になれば、「売れ残り男性」「売れ残り女性」の仲間に入るのだろうか?
統計部門は、30歳以上の独身男女を「結婚適齢期を過ぎた未婚者」と見なしている。
鼓楼区の結婚登録窓口で男性50人を取材したところ、うち約70%が、「30歳は男にとってピークの年齢だ。
ある程度の経済的基盤を持ち、結婚マーケットでは人気が高い」と答えた。
残り30%は、「売れ残りの仲間に入ったと思うのは35歳を過ぎてから。34歳が、最も焦る時だ」との見方を示した。
(=人民網 6月20日

北京、死因のトップは6年連続でガン 3分の1が肺ガン

2013-06-20 | 健康・スポーツ
北京市が18日に発表した「2012年市民健康白書」によると、同市では、市民の死因のうち、悪性腫瘍(ガン)が6年連続で最も多いほか、結婚前に遺伝病や性病などの有無を検査する「婚前医学検査(婚検)」の受診率が低下し、欠陥のある新生児が生まれる比率が2倍に増加している。また、肥満の成年男性が増加しているだけでなく、市全体で小中学生の2割が肥満になっている。さらに、小中学生の6割がメガネをかけている。このように、同市市民の健康状態は、憂慮すべき現状となっている。」と6月19日の人民網が報道した

また、市民の死因トップ3は2012年、ガン、心臓病、脳血管疾患で、死者総数の73.3%を占めている。うち、ガンは6年連続で死因のトップで、肺ガン31.1%、肝臓ガン10.6%、結腸・直腸・肛門ガン9.7%がガンの上位3位を占めた。
同市に戸籍を置く市民のガン発症率は、前年比0.44%増の、10万分の303.25だった。最新のデータによると、11年、新たにガンと診断された男性のうち、最も多かったのが肺ガンで、以下直腸ガン、肝臓ガン、胃ガン、前列腺ガンと続いた。一方、女性で最も多かったのは乳ガンで、以下肺ガン、結腸・直腸ガン、甲状腺ガン、子宮ガンと続いた。

この数字を見て、肺がんが多いのは大気汚染の影響と疑ってしまう。
一方、日本の労働省発表の数字を見てみると、死亡数・死亡率(人口10万対)を死因順位別にみると、第1位は悪性新生物(がん)で35万7185人、283.1、第2位は心疾患19万4761人、154.4、第3位は肺炎12万4652人、98.8、第4位は脳血管疾患で、12万3784人、98.1となっている。

率だけで見ると、肺がんが北京で、日本の28.3%と比べ、若干多いが、際立って多いようには見えない。
大気汚染の影響はいかに?
更に詳細な比較がして見ないと、はっきりとは言えない。



毒ピータンに御注意!!

2013-06-17 | 食事・食物
中国江西省南昌県の加工場でつくられていたピータンに工業用硫化銅が使われていた疑いが強まり、30社の加工場で生産停止となっている。有害物質を含む「毒ピータン」が出回らないよう、国家食品薬品監督管理総局も、食品添加物としての基準に合わない硫酸銅が使われていないか、加工会社や製品などの検査に乗り出した。
(=6月16日時事通信
ピータンは中国全土でつくられており、主産地は湖南省や四川省、江蘇省などがあるが、日本に輸入されるピータンは、ほとんどが山東省微山湖付近でつくられているという「青島皮蛋」。
「青島皮蛋」は、卵黄が半熟状よりやや固めで、その芯がとろけている「溏心皮蛋」という種類で、アンモニア臭さが比較的薄く、食べやすいので日本人にも好まれている。

「青島皮蛋」の輸入量は、横浜・中華街のある輸入元だけで、年間約180万個にも達している。と。(=6月17日 J-CASTニュース


そう言えば、街のいつもなら見かけないような店先や、スーパーで山のように売り出していたり、やたら、ピータンの安売りをやっている。
これらは、危ない商品の安売りかな?

御注意!! 御注意!!

エドワード・スノーデンの身柄を米国に引き渡せば、「中国のメンツ」を失う!なぜ?

2013-06-17 | 政治・経済
6月17日の「环球时报」社説で、香港に滞在している米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデンの身柄を米国に引き渡すべきかどうかについて「如果香港将斯诺登做引渡处理,特区政府将很失分,也会让整个中国没面子=引き渡せば、香港政府の失点となり中国全体にとってもメンツがなくなる」として事実上反対する論評を掲載した。

スノーデンによる証言は「世界の民衆の利益にかない、香港と中国の利益にもかなう」と主張。「(同氏は)香港が自由と民主の地であることを信じ、香港で米政府の不祥事を暴露することを選択した」と。
 その上で、もし身柄を米国に引き渡せば「スノーデン氏の信頼に背くほか、世界の世論が香港に抱く期待にも背くことになる」と。

この社説の筆者は、前にも書いたが、「香港と米国の間には犯罪人引き渡し協定が結ばれている」事を知っていないかも?または、あえて隠そうとして、中国世論を有利なように導こうとしている?

北京政府と香港政府の間の条例で、要求された人物の引渡しが中国の外交、防衛、重要な政治的利益に関わる場合には、北京は香港政府の決定を覆し、引渡し要求を拒否できることになっている。
とはいえ、米国と香港の間の協定では、このような事由により引渡しを拒否できるのは自国民に限定されており、実際に引渡しを拒否した場合は米国の反発が予想される。