やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

南京の「売れ残り」男性、10万人超。売残り感、34歳で最高!!

2013-06-20 | 社会・風俗
「中国全国で、『剩女(適齢期に達しているもかかわらず結婚していない女性)』は582万人いるが、『剩男(同男性)』はすでに1100万人を上回った」という衝撃的なニュースが、巷を賑わわせている
この差を単純に計算すると、結婚したくてもできない「真の剩男」が少なくとも500万人いる計算で、ネットユーザの間で熱い議論が交わされている。

南京市統計局がこのほど実施した調査分析結果によると、南京の状況も全国と同様で、結婚適齢期を過ぎた未婚者の数は、女性より男性の方が多く、南京の「剩男」は10万人を上回り、「剩女」の3倍に達している事実が明らかになった。この原因として、「相手をより好みし過ぎている」「相手がいない」「結婚する条件が整っていないため、結婚に踏み切る勇気が無い」などが挙げられた。

南京市統計局人口・就業処の雷暁萍・副処長によると:
「第6回国勢調査の統計データによると、結婚適齢期にある未婚男女は南京全市で190万5500人、うち男性は105万7400人、女性は84万8100人と、男女比は100:107と、ややアンバランスな状態になっている。これは、第5回国勢調査以降の顕著な傾向であり、決して軽視してはならない問題だ」。さらに、
「国際的に広く認識されている『結婚適齢期を過ぎた未婚者』とは、30歳以上を意味する。未婚者のうち、30歳以上は13万700人と、その割合は第5回国勢調査時より5.18ポイント上昇した。うち男性は10万100人、女性は3万600人と、『未婚男性』は、『未婚女性』より3倍多い。30歳以上の未婚者の男女比は、女性100に対し男性124.7人で、年齢が上がるにつれて、アンバランスが増大する傾向にある」と続けた。

ところで、いったい何歳になれば、「売れ残り男性」「売れ残り女性」の仲間に入るのだろうか?
統計部門は、30歳以上の独身男女を「結婚適齢期を過ぎた未婚者」と見なしている。
鼓楼区の結婚登録窓口で男性50人を取材したところ、うち約70%が、「30歳は男にとってピークの年齢だ。
ある程度の経済的基盤を持ち、結婚マーケットでは人気が高い」と答えた。
残り30%は、「売れ残りの仲間に入ったと思うのは35歳を過ぎてから。34歳が、最も焦る時だ」との見方を示した。
(=人民網 6月20日

北京、死因のトップは6年連続でガン 3分の1が肺ガン

2013-06-20 | 健康・スポーツ
北京市が18日に発表した「2012年市民健康白書」によると、同市では、市民の死因のうち、悪性腫瘍(ガン)が6年連続で最も多いほか、結婚前に遺伝病や性病などの有無を検査する「婚前医学検査(婚検)」の受診率が低下し、欠陥のある新生児が生まれる比率が2倍に増加している。また、肥満の成年男性が増加しているだけでなく、市全体で小中学生の2割が肥満になっている。さらに、小中学生の6割がメガネをかけている。このように、同市市民の健康状態は、憂慮すべき現状となっている。」と6月19日の人民網が報道した

また、市民の死因トップ3は2012年、ガン、心臓病、脳血管疾患で、死者総数の73.3%を占めている。うち、ガンは6年連続で死因のトップで、肺ガン31.1%、肝臓ガン10.6%、結腸・直腸・肛門ガン9.7%がガンの上位3位を占めた。
同市に戸籍を置く市民のガン発症率は、前年比0.44%増の、10万分の303.25だった。最新のデータによると、11年、新たにガンと診断された男性のうち、最も多かったのが肺ガンで、以下直腸ガン、肝臓ガン、胃ガン、前列腺ガンと続いた。一方、女性で最も多かったのは乳ガンで、以下肺ガン、結腸・直腸ガン、甲状腺ガン、子宮ガンと続いた。

この数字を見て、肺がんが多いのは大気汚染の影響と疑ってしまう。
一方、日本の労働省発表の数字を見てみると、死亡数・死亡率(人口10万対)を死因順位別にみると、第1位は悪性新生物(がん)で35万7185人、283.1、第2位は心疾患19万4761人、154.4、第3位は肺炎12万4652人、98.8、第4位は脳血管疾患で、12万3784人、98.1となっている。

率だけで見ると、肺がんが北京で、日本の28.3%と比べ、若干多いが、際立って多いようには見えない。
大気汚染の影響はいかに?
更に詳細な比較がして見ないと、はっきりとは言えない。