やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

グローバル企業が飢餓撲滅にむけてWFPを支援

2010-11-05 | 食事・食物2
ビル・クリントン元アメリカ大統領の「クリントン・グローバル・イニシアチブ」にて、WFP 国連世界食糧計画は世界有数のグローバル企業数社と連携し、数百万ドルをかけて子どもの飢餓や栄養不足の撲滅を目指す「プロジェクト・レーザービーム」という画期的なプロジェクトを2009年9月に立ち上げた。
オランダのロイヤルDSM社、ハインツ, クラフトフーヅ、ユニリーバ、Global Alliance for Improved Nutrition (略称GAIN、スイスを拠点とする財団法人)などが参加している。
例えば、DSMは、「今日、世界が直面している問題に我々が真剣に取り組むことが、これまで以上に必要とされています。ビタミン剤や栄養成分の生産をリードしてきた弊社は、WFPの支援食糧の栄養成分をこれまで以上に改良し、人間の食生活で必須とされているビタミン、ミネラルを世界の人々が摂取できるよう努めます。我々はWFPと連携し、栄養不足の問題に対し持続的な解決策を探っていきたいと考えています。」と述べている。

DSMとWFPは共同で、すでに、発展途上国向けに家庭で食品と混ぜ合わせることができる微量栄養素を提供するため、ミックスミー(MixMe™)と呼ばれる小袋入りの粉末を開発しており、通常、食品が加工段階で工業的に栄養素が強化されるように、この“家庭強化型”は、微量栄養素を家庭にて食品に加えることで栄養価を高めることを目指している。
味の素とも提携して、 ガーナで向けに、コーン等をベースとした現地の伝統的食品(Koko[ココ])に添加する<栄養強化食品>を開発し普及させようとしている。
これら貢献の成果として、今年国連から表彰されている。

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