やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

三星堆遺跡、商代最大の王国宮殿発見!!

2014-03-04 | 歴史・文化
三星堆3三星堆2三星堆1 昨年、1月に四川省成都の北、広漢市の三星堆遺跡で大型の建物遺構群=青関山大型建物遺構群が発見された報道(新華網)がなされていた。

今年に入り、2月28日の人民網は、宮殿発見の報道をした。
それによると、「鴨子河の河畔、三星堆遺跡の最高地点(周囲の地面より3メートル以上高い遺跡)北西部二級台地である青関山で、27日午後2時頃、考古学者がF1と呼ばれる大型紅焼土の建筑基礎(「地固め基礎群1」)を発見した。面積1千平方メートル以上、東西両側に通路らしきものがある。F1はおおよそ6-8間の廟から構成され、2列に分かれ、中間の廊下に沿って左右対称に配置されている。廟は幅6-8メートル、奥行き約3メートル、中間の廊下は幅5メートル前後。
四川省考古研究院は同日、F1大型紅焼土基礎は、過去の発見でも建築面積最大の商代単体建築基礎、と初めて明らかにした。考古学専門家は、基礎は三星堆王国「宮殿区」の所在地、と推測している。」と。

四川在线も同様の報道をしており、発掘現場の写真も掲載している。

これら報道から、推測するに、三星堆王国「宮殿区」位置は上記地図の「1929年に玉器が大量に出土した地点」付近か?