木の家日記

2006年、家族4人、木の家を建ててからのわが家日記を綴りました。

細工箱

2007年05月19日 | 手しごと
これは、先日私の実家から頂いてきた祖父の形見である。実はそんな堅苦しいものではなく、あたらしい家に祖父のも物を置きたかっただけである。祖父は茶道指物師である。国から卓越技能賞を頂いたり、様々な方面から高く評価されたが、一度も自分を高く評価する人ではなかった。そんな祖父は、父と二人で仕事をしていたが、2年前の祭りの日に突然この世から去った。祖父は92歳であった。亡くなるその瞬間まで仕事をし、誰もが口をそろえて言う様に生涯を職人で生き抜いた人であった。晩年は父に主な仕事をまかせ、自分は様々な作品を自由な発想で創り出し、周囲を驚かせて見せた。
まだまだ祖父の作品はたくさんある。父も祖父がなくなってからも精一杯一人で頑張っている。
木の家日記ではそんな作品たちを紹介してゆこうと思います。ご意見などありましたらお待ちいたしております。
作品は実家で展示販売もしておりますので気軽にご相談ください(笑)
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木槌

2007年05月19日 | 手しごと
ママちゃんのご実家の父さんより木槌を頂いた。昨年薪ストーブの薪を一緒に割ってもらっている時、父が使っていた物を絶賛した私に作ってくれる事を約束してくれたものだ。残念ながら今年の薪はナラの原木が全てで木槌の出番はなかった。(残念)
2本の木槌、薪割どころか家の棟上に利用できそうな迫力である。
次の家は自分で棟上が出来そうだ。ありがとうお父さん!大切にします。
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