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Chateauneuf du Pape Chateau de Beaucastel 2008

2015-02-17 00:00:00 | フランス・ローヌ
Chateauneuf du Pape Chateau de Beaucastel 2008
Chateauneuf du Pape Chateau de Beaucastel 2008
シャトー・ド・ボーカステル
Château de Beaucastel

■シャトーヌフ・デュ・パプのロールス・ロイス
 味わいの絶頂を迎えた、良いヴィンテージのボーカステルを飲む機会に恵まれた人は、ペラン家の3世代に渡る努力や革新の結果をはっきりと感じることができるでしょう。
ボーカステル・ルージュを一言で表現するとしたら、ピュアです。そのワインが生まれた大地とブドウをありのままに表現したものだからです。

認可された13品種のブレンドで、畑は70ヘクタールを占めています。土壌は他の畑と同じく、通気性に富んだアルプスの沖積層(丸石を含む)に覆われた海洋性石灰岩です。
ブドウの樹の平均樹齢は50年で、収量は1ヘクタールにつき30ヘクトリットルを超えることはなく、通常はこの量よりかなり少なく抑えています。長年に渡る有機栽培によって、畑は健全で生き生きとしています。

 ≪生産地域≫
シャトーヌフ・デュ・パプはオランジュとアヴィニヨンの間に位置しています。シャトー・ド・ボーカステル・ルージュの畑は70ヘクタールを占めています。

 ≪土壌≫
アルプスの沖積層に覆われた海洋性砂岩
(地元ではガレットとして知られている大きな丸石)。

 ≪ボーカステル・ルージュの醸造≫
手で収穫後セラーに運び、選果します。ブドウの果皮を80℃まで加熱後、20℃まで冷却します(フラッシュ・ヒーティング・システム)。
その後、エナメル張りの発酵層で12日間にマセラシオンを施します。フリーラン・ジュースを抜き、空気圧のプレスで圧搾。

シャトー・ド・ボーカステル・ルージュ[2008]ChateaudeBeaucastelRouge2008

2008年のヴィンテージの中でシャトー・ド・ボーカステル・ルージュは際立って良質のワインに仕上がっています。通常のボーカステルに比べてより熟成したニュアンスがあり、プラムやルビーの深い赤色で甘草やスモークしたジビエ、ブラック・カラントやガリーグのアロマがあります。
ミディアムからフルボディで、シルクのようなタンニン、程よい爽快感、このヴィンテージにしては驚くべき深みと長い余韻があります。10年以内に飲むのが好ましいでしょう。

シャトー・ドゥ・ボーカステルは70ヘクタールの 畑を所有しています。アルプスの洪積層に覆われた中新世(第三紀)の海洋性砂岩の土壌。ブドウは手摘みされ、熟練した職人の手によって選別されます。

ブドウ品種: シャトーヌフ・デュ・パプのAOCで認可された13ブドウ品種全てを使用。(セパージュはヴィンテージにより異なります)
 ムールヴェードル30%、グルナッシュ30%、シラー10%、クノワーズ10%、サンソー5%。他(ヴァカレズ、テレ・ノワール、ミュスカルダン、クレレット、ピクプール、ピカルダン、ブールブーラン、ルーサンヌ)。
ワインセラーパリ16区より)



Vintage違いの(1999)こちらもご参照ください





ワインセラーパリ16区より購入。サイン入りだった。税込み9050円。

ワイン会にて。
抜栓日:2015年2月23日
色合いはやや濃い目のルビー。グラスの向こう側に指が見えます。ほかのワインと比べると、意外にもこれが一番色合いが薄かったです。もう、このへんになると酔っ払ってあんまり覚えていないのですが、茶色いイメージの香り、スパイシー感が結構あって、リコリス、ややスーボア的なニュアンスを感じました。しかし、これも時間が立ってくると、香りにまとまりが出てきて、とってもエレガントで、かつ、チャーミングな香りになっていったのが印象的でした。なんというか、グラスの中心に香りが集まって、そこから放射状に香りが広がる感じ(ん~、かなり酔っ払っているw)。 実は、このワインはブレタノミセス(オタク系の話です)のことを勉強している時にボーカステルのヌフには、これが含まれているが、欠陥臭なのか個性なのか、という記事を読んで、みんなで検証してみようということで開けてみました。すくなくとも自分には欠陥臭とはとても思えない、しっかりとした個性を感じました。