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Rose de Marsannay Domaine Clair Dau Louis Jadot 2012

2015-02-01 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Rose de Marsannay Domaine Clair Dau Louis Jadot 2012
Rose de Marsannay Domaine Clair Dau Louis Jadot 2012
ドメーヌ・クレール・ダユ 
マルサネ・ロゼ

ブルゴーニュの巨匠『ルイ・ジャド』による自社畑のマルサネ

マルサネロゼを最初に造ったクレール・ダユに敬意を表してエチケットにはドメーヌ・クレール・ダユと表記しています。

ルイジャドはもともとクレール・ダユが所有していたマルサネロゼの畑を1985年に購入しました。
マルサネ・ロゼはピノ・ノワール100%のワインで、1919年にジョゼフ・クレール・ダユ氏によって初めて造られました。1987年にマルサネがAOCと認定され、赤・白・ロゼ3種類のワインがAOCに認定されたのです。ドメーヌ クレール ダユはマルサネ村をAOC昇格に導いた大ドメーヌでしたが、現在は遺産相続の問題により消滅してしまいました。ブリュノ・クレールがその直系に当たります。ルイジャドでは、マルサネロゼを最初に造ったクレールダユに敬意を表して、ラベルにドメーヌ・クレール・ダユの名を掲げています。

ルイ・ジャド
ルイ・ジャド社は1859年に、 由緒あるぶどう栽培家としての歴史を有するジャド家のルイ・アンリ・ドゥニ・ジャドによって
創設されました。 l794年からジャド家が所有するシュヴァリエ・モンラッシェ・レ・ドゥモワゼルの総面積の半分や、1826
年に取得したボーヌ・ヴィーニュ・フランシュのプルミエ・クリュで、現在までモノポールであるクロ・デ・ズルシュールなど
ブルゴーニュの銘醸格付け畑を次々に取得し、ブルゴーニュ有数の大ドメーヌとなるとともに、優れた品質のワインを提
供するネゴシアン・エルブールとしても高い評価を受けています。
1900年にルイ・ジャン・パプティストが家業を引き継ぐと、コルトン・シャルルマーニュ等の著名な畑を次々に購入し、強
力なポートフォリオを構築しました。その後、ルイ・オーギュスト・ジャドは、イギリス・アメリカにも市場を拡大し、ルイ・ジ
ャド社の世界的名声を確固としたものにしました。ルイ・オーギュストの死後、マダム・ジャドは、彼の片腕であったアン
ドレ・ガジェにルイ・ジャド社の経営を委ねました。 1970年には才能豊かなジャック・ラルディエールが醸造チームに加
わり、彼の卓越したワインづくりの手腕は、ルイ・ジャド社の名声を更に高めてきました。マダム・ジャドは、1985年に、
ルイ・ジャド社の長期的安定を期すため、長年にわたる米国でのパートナーであり、ルイ・ジャド社の良き理解者であっ
たコブラント社のオーナー、ルディ・コップに所有権を売却しましたが、経営はその後もアンドレ・ガジェが担当し、1992
年に息子のピエール・アンリ・ガジェが、その後を引き継いで社長に就任しました。

ルイ・ジャド エチケット
ルイ・ジャドのラベルで販売されるワインは、全てブルゴーニュ地方のAOC格付けのワインで、全てのワインに、同じデザインのラベルが用いられています。 これは、ルイ・ジャド社が創設当初から、グラン・クリュからシンプルなAOCブルゴーニュに至るまで、全てのアぺラシオンに対して同等の価値を置き、同等の熱意を持ってワイン造りを行っていることを示しています。 縁取りが施されたバッカスの顔と、淡いイエローのラベルは、常に変わらず、一目でルイ・ジャド社のワインであることが分かります。
しかし、このマルサネ・ロゼは特別なエチケットとなっています。


ドメーヌ・クレール・ダユマルサネ・ブラン2008ルイ・ジャド自社畑比較的強い酸を感じ、ミネラル感に富んだ骨格のはっきりした味わいで、旨味豊かな果実味が広がる、バランス良くしかも豊かなシャルドネです!

アンズやリンゴなどを思わせるチャーミングな
果実の旨みが広がり、爽やかで、ミネラル感に富み
骨格のしっかりした旨みの要素は徐々に膨らむイメージの上質なロゼワイン
ドメーヌ・クレール・ダユ マルサネ・ロゼ 2012 ルイ・ジャド自社畑

■タイプ     ロゼ  辛口       
■産地      ブルゴーニュ  (Bourgogne)   AOC マルサネ
■ぶどう品種  ピノ・ノワール
■造り手     ドメーヌ・クレール・ダユ (ルイ・ジャド自社畑)
■アルコール度数 13%

麦ちゃんテイスティングコメント(2014年5月1日試飲)
色の淡いローズピンクの輝きある外観。アンズ、ストロベリー、リンゴなどを思わせる果実香、シロップ、スミレの花、オイリーな風味、石灰質を感じるミネラルなどが香ます。口の中に香から想像するようなチャーミングな果実の旨みが広がります。膨らみがありふくよかで、比較的豊かなきれいな酸があり、爽やかで骨格のしっかりした味わいです。余韻はやや長く、果実の旨みと共にアミノ酸を思わせる旨み、僅かにタンニンから由来する苦味、ミネラルから由来する収縮感などが現れます。アンズやリンゴなどを思わせるチャーミングな果実の旨みが広がり、爽やかで、ミネラル感に富み、骨格のしっかりした旨みの要素は徐々に膨らむイメージの上質なロゼワインと言えます。
ワインブティックヴァンヴァンより)





ブラインドワイン会にて。
抜栓日:2015年1月27日
色合いは、これぞロゼという色。とてもきれいな色合い。艷やか。
香りは石灰、ミネラルを豊富に感じます。メンバーさんは、これは白ワインの香りだ、と言っていました。徐々にベリー系の香りがでてきます。
味わいは、最初結構ドライな感じの味わいでした。酸がしっかりしていてエレガントな味わい。とても全体がしっかりとまとまっていて雑味を感じませんでした。
きっちり造っています、という印象。冷涼感あり旧大陸の造りを思わせました。
なるほど、ジャドですか!