新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

「憲法全文を読む会」のご報告

2008年07月30日 | Weblog
 富田地域憲法九条の皆さんから、先にこのコーナーでお知らせした「憲法全文を読む会」のご報告をいただきました。以下にご紹介いたします。

 第9回「憲法全文を読む会」を7月26日に行いました。第7章と第8章を読みました。参加は4人と少なかったのですがその分活発な意見交換ができました。

 86条に関して、報告者からは、改憲論者から年度毎の予算ではなく複数年度の予算をという意見がでているらしい、という説明がありました。
 90条に関しては、会計検査員が3人しかいならしい、という話もありました。
 これに対し、実質的な仕事は一般の職員が行うだろうが3人は少なすぎはしなかという意見もありました。
 地方自治の分野では、明治憲法と比してこの分野が新しいことだ、これこそ大事にしなければという意見がありました。
 93条の2項にある「その他の吏員」とは誰のことかという質問があり、東京都の特別区の区長のことだろう、という答えがありました。また、「平成の大合併」では合併した市町村の低い水準に合わせた行政が行われている、と実体験をふまえての話もありました。

 その他いくつかの疑問などが出されました。
 質問に対する解答が、「…ではないか」「…のことだろう」というような曖昧な内容のものもありますが。それぞれが次回までに調べてきて報告するということが誰いうともなく行われています。

 また、それぞれの参加者が得意の分野(参考資料など)を持っていて、それを引用しながら話をするので多くの勉強になります。

 次回はいよいよ最終回です。
 せっかく始めた憲法全文を読む会だが、今後は憲法に限らず関係している何かを読もうと言うことになっています。文部省発行の「新しい憲法の話」などが候補にあがっています。

 次回は、8月30日(土)10時半から12時半まで富田地域北センターで行います。

08年 昭和区平和のつどい

2008年07月30日 | Weblog
 昭和区九条の会の皆さんから「平和のつどい」のお知らせをいただきました。以下にご紹介いたします。

 昭和区九条の会では、区内の九条の会など5団体と共催して『08年・昭和区平和のつどい』(九条の会・三周年記念を兼ねる)を下記の日程で開催いたします。
 
 記念講演は、立命館大学国際平和ミユージアム名誉館長 安斎育郎さんを招いて、「騙されていないか、大きなウソに!」と題して記念講演をしていただきます。

 私たちは、小さなウソには敏感ですが「大きなウソ」には鈍感な人が多いと思います。例えば「国際貢献」という名前で自衛隊が海外へ派遣されたり、「世界平和のために」といい、「自衛隊海外派兵恒久法」の動きが水面下で大きく動いている状態について多くの人は知りません。
 大きなウソの種明かしをマジックを交えて話していただく予定です。

 その他には、1953年に公募され、5万余の応募から選ばれた『幻の国歌・われら愛す』を50人合唱で歌います。
 また、車椅子の舞踊、外国人も参加するリレートークなど多彩な催しも準備しています。

 日 時  8月2日(土)正午開場 12時30分開会 16時15分閉会

 会 場  名古屋市公会堂4階ホール

 参加費  一般500円  障害者・大学生100円  高校生以下無料

 連絡先  昭和区九条の会事務局(舟橋) 052-731-2749


富田地域憲法九条の会3周年記念集会

2008年07月25日 | Weblog
 引き続き富田地域憲法九条の会の行事を紹介します。
 「富田地域憲法九条の会」(名古屋市中川区)は、近く結成3周年を迎えます。

 3周年を記念して地元の皆さんによって記念集会の準備が進められています。
 記念集会は、講演だけでなく、三味線の演奏のアトラクションなど楽しい企画も併せてすすめられているようです。

 記念集会の日時・場所などは以下のとおりです。

    日  時  8月23日(土)  午後1時半~4時半

    会  場  富田地域北センター2階会議室

    内  容  総会 講演 三味線の演奏 交流 etc

        参加は無料ですがカンパのお願いをする予定です。

第9回 憲法全文を読む会-財政・地方自治

2008年07月25日 | Weblog
 富田地域憲法九条の会の皆さんによる「憲法全文を読む会」が、みんなで読み続けて9回を迎えました。

 今回は、第7章財政と第8章地方自治を読むことになっています。
 ひょっとして次回は、いよいよ大団円(最高法規)を迎えるのかも知れませんね。

 日時と場所は以下のとおりです。

  日  時  7月26日(土) A10:30~12:30

  場  所   富田地域北センター  

戦争と平和と沖縄と生態学

2008年07月24日 | Weblog
 昨日、このコーナーで日進九条の会による「日進九条の会リレートーク 2008年 夏」をご紹介しましたが、このリレートークについて、日進九条の会のみなさんから紹介文が届きましたので、以下に掲載いたします。

 日進九条の会は、8月23日(土)午後1時半から、2008年夏の「リレートーク」を市役所隣りのにぎわい交流館で行います。この「リレートーク」は2006年から始まったもので、会員の方が九条について語るものです。

 今回の講師は、日進九条の会呼びかけ人でもある昆虫学者の伊藤嘉昭さん。
 戦争直後の沖縄では、特産のマンゴーやゴーヤーに害虫ウリミバエがつくため、県外へ“輸出”(当時は沖縄と本土は外国扱い)できませんでしたが、伊藤さんは沖縄に渡って農薬を使わない害虫駆除の研究に取り組んだ結果、ウリミバエを根絶して、沖縄の果物や農作物を“輸出”きるようになりました。

 伊藤さんが、「戦争と平和と沖縄と生態学」という一風変わった視点から、憲法九条を守ることの大切さを話してくださいます。

 日進九条の会では、リレートークの間に「ともあるき」の会も行っており、7月6日には、日進市梅森台にある戦争遺跡「変電所の防空壕跡」を見学し、30人ほどが参加しました。戦争中軍需工場へ送る電力を守るため、変電所の要員が常時滞在する必要からコンクリート製の防空壕が作られ、二棟あったうち一棟が現在も残っています。

戦争中この変電所に勤務していた鈴木五郎さんが当時の模様を「配電盤勤務者は空襲があっても決して持ち場をはなれてはいけないと教えこまれた。防空壕は、二交代制の一方の要員が常駐するためのものだった。」と説明してくださいました。(この模様は中日新聞でも紹介されました。)

 日進市では、市役所が日進九条の会など市内の平和運動を進めている団体と共同で7月25日(金)から27日(日)まで、市民会館を会場に様々な平和を考える催しを行います。
 また、日進九条の会では、11月1日(土)には、結成3周年の「音楽と講演のつどい」を日進市民会館で行うことにしています。

(この記事は、日進九条の会のいただいた原稿を基に、広報委員会でニュースにしました。)


講演に琵琶と三味線の演奏も!

2008年07月23日 | Weblog
 6月11日にこのコーナーで紹介しました。つしま九条の会三周年記念のつどいの模様がつしま九条の会の皆さんから寄せられましたので、以下にご紹介します。

 つしま九条の会は、7月13日3周年の集いを開催しました。
 暑い中でしたが、130人余の皆さんにお集まりいただきました。

 つしま九条の会では、講演ばかりでなく、毎回音楽や芸能を取り入れて、楽しい会にすることを心がけています。今回もあいち九条の会代表世話人の成瀬昇さん(津島市在住)の講演に筑前琵琶と三味線の演奏を組み合わせました。

 筑前琵琶は津島市在住で全国的に活躍しておられる林旭紅さん、三味線はやそすけさんです。琵琶の凛と響く音色、三味線演奏の合間のユーモアあふれるトークに、会場は盛り上がりました。

 成瀬さんは「九条をめぐる動き」と題して講演し、「全国で7000を超える九条の会が結成され、草の根の運動の広がりの中で『憲法九条変えるな』『憲法改正しない方がよい』が世論になっている」と述べられました。
 また「4月に出された名古屋高裁の自衛隊のイラク派兵違憲判決は、『自衛隊の派兵はイラク特措法に違反し、かつ憲法9条1項に違反する』とした画期的なものであり、この判決の内容をさらに広めていこう」と訴えられました。

 「しかし、自民、公明党に加えて、民主党も含めた改憲の動きは続いている。来年1月に新特措法、7月にイラク特措法の期限が切れることから、福田内閣は特措法の改定ではなく、アメリカの先制攻撃戦略に沿って、アメリカの求めに応じて、いつでもどこにでも自衛隊を派兵することができる恒久法をつくることを狙っていることから、これから九条の会の運動を一層広げていこう」
 と参加者に呼びかけをされました。

(このニュースは、つしま九条の会からのご報告を字数の関係で広報委員会の責任で一部省略してお伝えしました。)

 なお、つしま九条の会へのご連絡は(0567)24-4894事務局長山口氏までお願いいたします。

日進九条の会リレートーク 2008年夏

2008年07月23日 | Weblog
 日進九条の会の皆さんによるおもしろい企画です。

 日進九条の会の呼びかけ人である伊藤嘉昭さんを講師に、戦争と平和と沖縄と生態学・・・と一風変わった視点から九条をのぞいてみます。

 この講演は「日進九条の会リレートーク 2008年 夏」と題され、日時・場所は以下のとおりです。

   日  時  8月23日(土)  午後1時半~4時
  
   場  所  にぎわい交流館

   講  師  伊藤嘉昭さん(日進九条の会呼びかけ人)

   テ ー マ   昆虫研究者に育つまで、そして沖縄でウリミバエ根絶に立 ち会って
 

にっしん 平和のつどい 2008

2008年07月23日 | Weblog
 日進九条の会が参加する「にっしん平和を考える会」が主催する「にっしん 平和の集い 2008」の開催が近づいてきました。

 日程は7月25日(金)から7月27日(日)の三日間、会場は何れも日進市民会館です。
 
 企画内容は、多種多様ですので右のチラシを拡大してご確認下さい。

「蟹工船」をみて憲法と働く者の今日の状況を語り合う会

2008年07月22日 | Weblog
 7月1日にこの欄で紹介した「憲法九条を守る勝川地域の会」の活動「第12回 憲法を語る会」(7月19日)の様子を地元の皆さんからお知らせいただました。
 以下に掲載します。

 春日井市の憲法九条を守る勝川地域憲法九条の会は 一昨年の1月から2~3カ月に1回の割合で「憲法を語る会」を開いていますが、7月は第12回で、今話題の「映画『蟹工船』を見て日本国憲法と働く者の今日の状況を話し合おう」という企画で行いました。

 会では、田中代表世話人(名古屋哲学セミナー元運営委員長)が時代背景の説明を行った後映画を見ました。見終わった後参加者からは「蟹工船は旧憲法下の話。現憲法を持つ今日、また労働者がこの話に共感する状況をどう考えるのか、そこまで憲法は空洞化しているのか」など様々な感想が出されました。

 蟹工船を上映したことで、今までの会では参加が少なかった現役の労働者の人が参加してくれたのが嬉しい結果でした。なお、この時代を原体験として持つ95歳の長老もこの時代のことを話してくださいました。
 
 憲法九条を守る勝川地域の会は、地域内にいくつもある集会所を使って地域を巡回するようにしており、開催の直前にはその地域内に案内のビラを配布しています。ビラを見て参加する人はまだ少ないのですが、「こんなことをやっているんだ」という宣伝になっており、やがて会の活動に参加してくださる人が現れることを願っています。

 勝川地域の会は、次回は9月下旬に<語り継ぐ戦争シリーズ>で、地域の最長老で、治安維持法被害者の会の愛知の代表を務めておられる荒川次郎さんのお話をうかがうことにしています。会が近づきましたら、このホームページでお知らせしますので、皆さんもご参加ください。

 なお、勝川地域九条の会への連絡は、〒486-0927 春日井市柏井町3-186-2山下 徹(事務局長 ℡ 0568-32-5025)までお願いします。

(この文章は勝川地域九条の会からの報告を基に、広報委員会がニュースにまとめました。)

「松原九条の会」が3周年を迎えます。

2008年07月14日 | Weblog
 松原中学校区憲法九条の会(春日井市)が、本年9月に発足3周年を迎えますが、現在、会員の皆さんにより記念企画の準備が進められています。
 その「松原九条の会」の方から近況を知らせるお便りをいただきましたので、以下にご紹介いたします。

 私たち「松原九条の会」は、2008年9月17日に結成3周年を迎えます。
 会員も本年7月で200名を超え、会報も33号を重ねました。

 いま結成3周年の記念行事を企画し進めています。
 記念行事の日程は、日時-9月20日(土)午後1時30分~、会場-春日井市勤労福祉会館です。

 内容は小島鋼平さんによる講演と紙芝居です。
 テーマは「紙芝居で描く学童疎開」(仮題)を予定しています。紙芝居を通じて憲法九条の大切さを考えるという新しい方法にチャレンジしたいと考えています。

 なお、小島さんは、8月にピースあいちでも紙芝居の展示と上演を予定されています(8/12~8/24)